Utakata
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干寝区礼男
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言葉の驚異、それを短歌でなすのなら、短歌を超えた、超短歌といえる
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ああ今日もたった半径二メートル舞台の幕が目覚めとともに
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さみしくて初めて来たという人が頭に流すあいまいな曲
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一瞬を永遠にするピッチには緑の炎の魔法が生きる
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神居ますごとく輝く蜘蛛の巣にうすら悲しくそれは目覚めし
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真っ青な毒薬そっとしのばせて貴女は今日も人悦ばす
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今沈むあの太陽をその胸に名も知らぬ木が不細工に抱く
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真っ青で無情・無慈悲な「終わりね」を聴きたくてつい「ごめん」と言った
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この世には片隅などはなく全て宇宙の中心なんじゃないかな
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醜さは惨めならずや秋空も川の青さも心開けず
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堕落して終わる運命なのだろう暗くて暑くていい匂いする
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昼下がり殺風景なベランダの無慈悲な光が動かぬ蝉に
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落ちてゆく飛ぶというより何処までも空抜け夜のような宇宙へ
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「EVの時代ですよ」とテレビから そんなポケモンいたなと思う
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リビングのソファーの上を白鯨が回転しながらロンバケ歌う
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命とは死を指し示すコンパスと本で読んだらお腹が空いたよ
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新しく古い地図から木漏れ日を指で掬えば阿修羅であった
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夜雲にしまっておいた月明かり本と一緒に食卓に置く
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重ねるという事だけがただ一つ正しい事です君に会いたい
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人の世の白々じさに悲しめば人知れず咲く白い紫陽花
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サイフォンに吸われるそれは虚無であり人の形の幸せとなる
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明後日の海の色には何色の鎖と包帯まいて進もう
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目隠しし我が眼に針を刺したならどんな色こそぶちまけようか
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空中に指を広げて差し出して誰もいないと確かめてみた
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銃である人差し指を側頭部あてられ共にながめる夕日
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草花は風に揺れてるだけそれで君も傷つけほんの少しでも
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燃えつきる夜を捧げよ何度でも 聖バシュラール 孔雀を締める
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密林の肌の下から 美しき 蠢く野生 叫ぶ筋肉
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光すら壊れるほどの激しさで音無く嘘は踊り続ける
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風もないにのに舞い散る花びらは話しかけてくるこのまま寝ようと
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落ちそうなヤジロベーだけ知っているフーコーの持つ秘密の小部屋
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