あああああああ
2
4
投稿数
36

もりもり

思い出はペーパーレスがいやみたい。セピアに褪せていきたいってさ。
7
シャカリキのシャカを釈迦だと知った夜。シャカシャカ歩きのシャカはいずこへ。
4
切り立った歌は詠めない。もう君の頬のまろさを知る私には。
7
さようなら。もう会わないよ。あなたにも、あなたに恋をしてた私にも。
8
「こたつっていいよね」なんて言いわけはしなくていいよ。かわいいやつめ
8
いびきまで食べたいくらい君が好き。寝てない君には言わないけれど。
7
君の手の触り心地を忘れないうちに会いたい。今はそれだけ。
9
私以外に知らせないでね 君の手が案外煙草くさいってこと
7
抱きしめて欲しい日もある。猫のようにあなたに喉を撫でられたい日も。
9
長袖を着る前に、君の二の腕のかわいいほくろをつついておこう
7
いつまでも幸せでいて。できるだけ私の視界に入らぬとこで。
12
ピンクより黄色が似合う君だから、別れの花はタンポポとする
9
ふるふると潤んだ君のくちびるを思い出してる。水ようかんに
7
好きでした。君が歌ったあの曲も。あの曲を歌うあの日の君も。
12
メレンゲを食べるなどしてふわふわの君の寝癖を思い出す朝
7
ひとりでも油淋鶏は美味しいし、ひとりにだって春はやさしい
10
進歩なく終わる二月もあっていいよね、と笑って鯛焼きを食む
5
たっぷりのウールの壁におおわれた首のうぶ毛をさわさわなぞる
4
マジパンとクリームの味がしてそうなサンタ服着た君のデコルテ
4
遠くなら美しいまま、朽ちぬまま。記憶の瞳、近視であれよ
5
昨日から続く明日が今日ならば、私は私をいつやめようか
5
夏服の裾を絡げて走り去る、もう戻れない季節の君よ
6
空と海のはざまにひとつ深い青 見渡す限り世界は夏だ
6
塵紙を破るより尚簡単に忘れたくって君に手をふる
4
いつまでも心に居座る君の影を言い訳にしてひとりで生きる
6
眠る君にキスしないまま冷め切ったギョウザを咀嚼する午前2時
4
今よりもやさしいひとになりたくて バファリン2錠飲み込んでみる
5
星が呼ぶ スピカで笑うあの人の声がきこえた そんな気がした
4
今日夢をみるときだけは見逃して まだ君は誰のものでもないと
6
「この街を出るよ」と私「そう」と君 十文字だけの終わり さよなら
6