Utakata
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なーんちゃって
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いびきまで食べたいくらい君が好き。寝てない君には言わないけれど。
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君の手の触り心地を忘れないうちに会いたい。今はそれだけ。
8
あまやかな君の巻き毛を指先でもてあそびたい そんな今日です
4
私以外に知らせないでね 君の手が案外煙草くさいってこと
6
抱きしめて欲しい日もある。猫のようにあなたに喉を撫でられたい日も。
8
長袖を着る前に、君の二の腕のかわいいほくろをつついておこう
5
いつまでも幸せでいて。できるだけ私の視界に入らぬとこで。
11
ピンクより黄色が似合う君だから、別れの花はタンポポとする
7
ふるふると潤んだ君のくちびるを思い出してる。水ようかんに
5
自転車が走り去るより高速で褪せろよ君と、君の思い出
3
好きでした。君が歌ったあの曲も。あの曲を歌うあの日の君も。
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メレンゲを食べるなどしてふわふわの君の寝癖を思い出す朝
5
ひとりでも油淋鶏は美味しいし、ひとりにだって春はやさしい
8
進歩なく終わる二月もあっていいよね、と笑って鯛焼きを食む
3
たっぷりのウールの壁におおわれた首のうぶ毛をさわさわなぞる
2
マジパンとクリームの味がしてそうなサンタ服着た君のデコルテ
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遠くなら美しいまま、朽ちぬまま。記憶の瞳、近視であれよ
5
昨日から続く明日が今日ならば、私は私をいつやめようか
3
夏服の裾を絡げて走り去る、もう戻れない季節の君よ
3
空と海のはざまにひとつ深い青 見渡す限り世界は夏だ
4
塵紙を破るより尚簡単に忘れたくって君に手をふる
2
いつまでも心に居座る君の影を言い訳にしてひとりで生きる
4
眠る君にキスしないまま冷め切ったギョウザを咀嚼する午前2時
2
今よりもやさしいひとになりたくて バファリン2錠飲み込んでみる
3
星が呼ぶ スピカで笑うあの人の声がきこえた そんな気がした
3
今日夢をみるときだけは見逃して まだ君は誰のものでもないと
4
「この街を出るよ」と私「そう」と君 十文字だけの終わり さよなら
4
エアコンが喉の奥までかわかして さよならだけが言えなくなった
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目が合ったその一瞬の窒息感 首にかかった手は恋だろう
7
さびしさと同じ歩幅で歩いてく なくしていったものたちのため
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