翌桧旅人
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下手なりに言の葉でいろいろなものに再接続できたらと思います。
たまにですが、勝手に連作詠んでいます。狂歌っぽいニヒルもちょこちょこと。

初詠:2025.6.10

解答を導く指の震えさえ 八百万の拍手と思わん
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気にしない 明日も歩く靴底に 八百万の運がついてる
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廻らない回転ドアに力負け しばし個室で先に笑った
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消しゴムの 角がまぶしい 今夜だな 努力はすでに 答案にいる
22
ありがとう 伝えたろうか あの時は いま伝えてるよ ありがとう
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かえりみる父の霞は風に散り いま確かめし あしたの標
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若干も人に成りたり歩みそむ おのが開きし 扉の幸あれ
16
風生まれ そら舞うたてがみ 技ならぬ業より出づる つよき足音
16
やすき世は箱入りものやかたぬきの 匂い立つなきあはれなりけり
15
白き息 冬田ひらけておろし風 し日の友よ いざ疾くませ
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予報士がこの冬イチといった朝 マシュマロマンで暑しはずかし
13
内視鏡 ミミズのボスが腹のなか 白衣は平気に画像で威し
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メタ認知 夜ごとめぐりて止め処なく「ああまたかよ」とインパスの沼
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切っ先の鈍るおのれにムチを打ち その無知ムチをまた疑いし夜
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人波の秋のよそいに巡らせん 思い思いは いろとりどりに
16
り織りし小さき布に息を吹く つよき点りよ 明日の名となれ
13
あすなろは夢みし明日の交差点 山動かすも思ひ初まなば
16
万国の喧騒遠くに流れつつ きょうの私は型の拾壱
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読まれてもそうじゃなくても満たされぬ ひとり悶えの既読はじゃじゃ馬
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いつもの豆 かわらぬ味の夜更けかな 深きやすらぎ灯にしみゆく
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時はいま あめが下しる神無月 高天たかまのなでしこ凛として咲く
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ゆく風の流れは絶えず鴨の旅 きのうとちがう地図をつかみて
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虫二なる静かな水に垂らす糸 風月無辺も腹は鳴るなり
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浮かびゆく光のかたち 温もりの君の右手が 私のひと足
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見えぬ陽は クロスロードのそぞろ雨 留まる影をそっととかして
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風ひとすじ 芽を撫でてゆく夕まぐれ 明日を知らぬやさしさのあり
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本邦初 それだけでまずええじゃない鉄のなでしこサッチャン首相 (そしてお手並み拝見)
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天下楼ひとり立ちたる心の 薪にくべるは地球儀なるか
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帰り道 街のぽつり うなずいて 今日もおつかれ 風が言う声
21
暮れ早し遅番の駅 ねむたげにあかりであいさつ チカチカチチッカ
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