Utakata
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翌桧旅人
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下手なりに言の葉でいろいろなものに再接続できたらと思います。
たまにですが、勝手に連作詠んでいます。狂歌っぽいニヒルもちょこちょこと。
初詠:2025.6.10
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電柱の一本なぜか斜に構え きっと
親友
(
アイツ
)
の生まれ変わり
11
流行も廃りも彼岸の風流は無邪気なるうたなど詠まじきか
12
共感のすくなき個々のヘゲモニー虚ろな共棲ねりつく競争
9
SHOHEIの勝負のあとの包む手に世界の父がヒーローとなる
11
仮宿
(
かりやど
)
はもぬけの殻の庭の隅
家守
(
やも
)
りに謝して息災なれと
14
奥方の
頭
(
ず
)
にかぎろひの湯気見えてかへり見の間なく
運
(
ツキ
)
傾きぬ / 人麻呂 meets 令和
10
『この冷やがいいね』とボクが言ったなら七月六日は嗚呼 休肝日 / ほんとスンマセン
12
つかみなき浮世の
面
(
つら
)
をしなやかに穿つハーケン
三十一
(
みそひと
)
の
音
(
おん
)
14
空高き隅田の華は艶やかにスカイツリーもさぞ癒やされし
17
たま川の ようよう流るる朝ぼらけ人波せまるを知らぬ顔して
11
交渉は温ではじまり冷で締め 残るは謎の借りばかりなり
8
一夜明け浮世に満ちたる諦観の腹くすぐりて
面
(
つら
)
こそ笑わん
12
袖まくるそのぶかぶかに含まれる未完の明日と母のまなざし
16
さむざむと風は吹けども凍てぬもの胸にひとつの うたの灯ともす / 首相会見
10
こたえなきひとのかたちを見つめても言葉はきえて胸にしずもる / 首相会見
9
尊きは勤勉律儀なハウスキーパー 小さき食客5代目アダンソン
11
蜃気楼まじるタメ息ポップコーン並ぶ理由は魔法のかなた
12
かげろふの衆がひしめく蜃気楼 ポカリ500でノー天気なボク
12
夏がきぬ 年にひとつの大発布 喝采のセミ総立ちしぐれ
15
白き
巨人
(
くも
)
夏のはじめを告ぐ議長 ビルの谷間を覗き込みつつ
17
ふりそそぐ光の粒に風の音に青芽の匂ひもただ常しえに
12
絡みつく熱気なけれど湿り気の何を忘れたもどり梅雨の空
14
あまぐものむこうにうすく光差す しょっぱきあとにほの甘さ残る
11
梅雨果つる空とこころの輪郭に なぞるしょっぱさ塩グミの午後
11
浮き世では価値の
色彩
(
しきさい
)
とりどりも守なき破離ぼて砂楼をおぼえん
10
たまゆらの風にたなびく香煙に肌の記憶はさかのぼりけり
9
音もなく像もなく咲く言の華いつぞ
杯
(
さかずき
)
交わさんことや
11
言の葉が器となりて酒となる誰と交わすか すべてはそこに
12
ゆるやかに帰宅モードの午後三時 お囃子軽やか 休出なれど
10
浅はかな須弥に住まうを打ち
破
(
や
)
りて深き淵より這い出づるうた
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