翌桧旅人
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下手なりに言の葉でいろいろなものに再接続できたらと思います。
たまにですが、勝手に連作詠んでいます。狂歌っぽいニヒルもちょこちょこと。

初詠:2025.6.10

都会の夜 大輪咲いた書き割りのとどろきさがす耳手のおかん
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玄関にそっと置かれたタッパーのなにか分からぬ でもあざす母
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良書とは天地あめつち知らしむ師となりし彼我の差おぼゆる旅先に似て
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よその子に手を掴まれてほっこりとにわか黄帽に父をよそいし
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いつぞ出んオレの腹棲むオオカミが幾年のいまお腹は育つ / oRz…
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カメラOFF 声にぞ惚れしおひとさまオフ会出ればぜんぶ殿方 / orz
8
呼吸とめジャストで押したその刹那冷たき音アナ「おかけになった…」 / orz
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おのれとはあるやなしやの身をもちて役増す七彩にじの霞より立つ
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筋トレで大河の遠投けるよりけて届けん言の葉の橋
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万国の喧騒遠くに流れくる運河たどりしアイルの静寂しじま
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もやがかる庭に波紋の輪がひとつ紫陽花の子の遊ぶ朝かな
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気のおけぬきみが引き出し狩るさまに合わす心地もまた癒しかな / プチエール
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ひとつぶの迷いはきっと種となり芽吹く日まではポケットでいい / プチエール
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浮き世みて揺らぐ心に幹をもて細やな紡ぎ強さとなりけり / プチエール
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私ゆくリュックにマミーのいいとこ詰めてパピーの地図で迷わぬように
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独り言ミュートのはずが全開で「なんでやねん!」に広がる沈黙
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さよならも初めましても珠となり見える気がしてあの角のむこう / 遭遇の角・結
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手ぶらでもまだ歩けるとつぶやけば足もとの影すこし伸びゆく / 遭遇の角
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パンくずのしるし辿るもかの角はよそのフリしてそこに佇む / 遭遇の角
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ふりかえる気配はたしかにあったのに誰もいなくて角がうすら笑う / 遭遇の角
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いまここに立ち止まること許されて息をひとつぶ光陰のあいだ / 遭遇の角
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遭遇のかど影と光がすれ違い風がわたしの明日の名を呼ぶ / 遭遇の角
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迷い気にかつてのわたしそこにいて声かけようか遭遇の角 / 遭遇の角
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真夜中に神の鼓笛隊ちから借る明けてかげなく面映ゆかげる
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朝活は集中できるぞお前らも言い残し課長午前を夢で整う
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そっと訪う無言のやさしさ気づいたら君もなれてる寄る辺のひとに
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濡るる夜のほのかな月に照らされて凛と一輪遅咲き匂う
13
通話すりゃことが足りるに摩訶不思議持ってるそれは実は電話機
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読まれても読まれなくても不十分 ひとり悶絶 既読の怪よ
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先達の詠むは刹那の閃きか直し直して時を削るを
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