「カラオケ」に 「花見に行く」に 「テニスする」 理由をつけては 飲み歩く父
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逢えないと分かっていても探してる 地元の街並み歩いた夕暮れ
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義娘むすめとの女子会ランチ赤ワインその美味しさに満面の笑み
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ねれぬ夜 10代の吾 現れる 恋する君に 全力笑顔
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木漏れ日こもれびが静かに差し込むこんな日は 彼に逢いたい居場所を知らない
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「おまえはね、妹みたいなものなんだ」 キスをする彼受け入れる吾
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あなたがね そうぞうできない くらいにね わたしあなたが すきだったんだよ
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人生の2周目がもしできるなら 彼の心臓ハートになりたい徳を積む
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終電で絶対帰るし夜中には爪を切らないわたしはよいこ
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記憶ごと桜の色で埋まりそう君の横顔見れないままで
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AIにオススメされた桜見て「すごかったよ!」とAIに言う
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二度童子 背中をなでて ゆっくりと 父だった人の 母親になる
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あれほどの 駆動オタクも 今はチャリ 好きだったのは 風おこす技
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ノーアウト満塁からのサヨウナラ さらわれてゆく足音までも / ハム
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目を背けたくなる世界を直視する 君を ヘヨカと呼んで見つめる
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諦めと ニヒリズムへの誘惑に  負けるな踊れ 心のヘヨカ
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夕闇に 季節動かす 気配がし 急ぎてけふを 振り返る夜
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会いたさに 目覚める時刻 早過ぎて 濃い藍色の 夜は明けゆく
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記憶とは 哀しみこそを 消すものと 深く想ゆる 優しさの末
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道たずね 悪しき道でも 進むかは 我のみぞ知り 我決めるなり
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空白み 動き出したる 朝の街 淹れたての珈琲 時を運びし
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今は亡き 初恋の君 夢に出づ 嫉妬する我 目覚めて笑ふ
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磨き上げ 心の塵を 磨き上げ 元々おなじ 全て原石
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幾度も 季節は変はり 人は果て 変はらぬものは 無きものと知る
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遠かれど つながっている 空と海 健やかであれ 笑顔で祈る
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雨露に 光し草の まばゆさは 何を照らすか 暗き心に
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言の葉は 心を映す 画となりて 彩を増し 人を仕上げる
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武器を捨て 譲る気持ちを 持ち寄れば きっと世界は 愛で満ちてく
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地域猫 挨拶代わり 目を細め へこたれるなと 激励される
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怒りとは 自分自身を 焼き尽くす 深呼吸して 去る時を待つ
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