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うすよごれ てちてちホームをゆくきみよ何を見るよ地に近い世界に
16
蕎麦買いに 蕎麦だけ買うの 忘れきて
概
(
おおむ
)
ね詰めの 甘い一年
/
反省
48
後輩にナメられた日に 張り切ってわたしの顔を舐める愛犬
27
雨ならば 積もらないから降ってよしと 口では言うが やはり冷たい
14
オンラインクレーンゲームでぬい十個 眠れぬ夜に獲ってやったぜ/⋯店より獲りやすい
30
現実を夢に戻して糖尿は忘れたらいいさあ初恋だ
15
七月の大失速はブレーク時始まっていて貧打に泣いて
11
お利口に早く寝ていた ナマハゲはどこでも来ると信じ込んでて
25
未来
(
あす
)
思う いいことばかりじゃ ないけれど 続ける日々が 層になるまで
25
苦は楽に 痛みは鎮め 嘆き
已
(
や
)
め ただひとときは このひとときは
24
苦にいたみ 嘆きの雨はやまずとも ただきみの背に
悲
(
ひ
)
は傘を
架
(
か
)
く
15
聴きながら歌えてたはずのHANAとミセスいざカラオケは悲しき玉砕
19
あらたまの 年を祝いて 飲む屠蘇の
去年
(
こぞ
)
より酔ひて ノンアルに替え
24
初だとか 早々だとか 考えず この毎日を 変わらずおくる
16
健康でありますように本年がよい一年でありますように
23
感情を表すことが不得意で真っ直ぐ言える人が眩しく
33
枝葉なし刈り込み過ぎたミニ盆栽 春の楽しみまたひとつ増え
18
期待値はなるべく低くしておいて御神籤は結ぶのが目的
19
スナックの灯りもついに消えた夜少し濁った武蔵野の空
14
ひなたにて読む新聞のインクの
香
(
か
)
邯鄲
(
かんたん
)
の
夢
(
ゆめ
)
遠き正月
23
初雪に錯覚ごとき起こりつつ木々に花々咲かせおるなり
14
ばあばにも挨拶したいと
孫
(
こ
)
の彼氏何と殊勝な嬉し言の葉/孫十人、色々います
24
「心配と 心遣いは 違うのよ」 この仕送りは 生存確認
36
冬の日の 雪の止み間の青空を 何に例えて君に聞かそう
18
正月も 勤務の友と 二人酒 白焼き冷酒 ちびちび味わい
34
蜂蜜を紅茶に垂らす一年が穏やかなれと出初めの朝に
58
「任せろ」と豪語したけど海賊が船酔いしてるような有り様
20
馬の尾の 顔払いたるを 叱りつつ
蹄油
(
ていゆ
)
塗り終え 仰ぐ
落日
(
らくじつ
)
20
少しずつ 梅の蕾が 膨らんで 指折り数え 咲く時を待つ
28
息子よ、ごめん。完璧じゃないから「お母さん」を一緒に育てていこう
24
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