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君と乗りし ジェットコースター 絶叫し 笑い合う日々 今は帰らず
23
雪壁に 小さき
氷柱
(
つらら
)
群れ集い 崩されて
音
(
ね
)
は清明に響く
19
笑ってるだけで幸せ感じてる きみに会えた日心はぬくい
30
電線に雀もふもふ並ぶのをぬくぬく観てる朝のよろこび
23
あの人に惹かれ過ぎてる 輪唱で同時に歌い終わるみたいに
31
何時も死ぬる覚悟は此処に有り二十九年の絶海孤島
14
人生は紆余曲折の連続で くたびれたならもう無理するな
32
カップへと琥珀の滴る音さへも 君待つ時を満たしてゆかむ
20
お疲れと
労
(
いたは
)
る湯加減 バスタイム
体
(
たい
)
も心も
解
(
ほぐ
)
さるる宵
34
脂のり たまり醤油で 照り焼きに 炭火の香り 食進む夜
29
デイケアに見知らぬ人の集い来て会話弾みぬ学びの場かな
16
今はもう土間もかまどもなけれども我を仕込みし祖母眼裏に
31
百パーセント 身を委ねることこそ信頼 とりくりゅうが 教えてくれた
10
喧嘩して、仲直りして、ご飯食べ。家族という名の終わらない恋
24
短歌とは何でも作れる玉鋼ハートの矢から宇宙船まで
16
蹲
(
うずくま
)
り風の唸りに
苛
(
さいな
)
まれ 哭いた夜すら
明日
(
あす
)
は待たない
12
山笑ふ 光の中に白梅の 芽吹き膨らみ春を待ちをり
23
優雅舞ふシラサギ冬田に降りたれば鶴と
見紛
(
みまご
)
ふ美し一こま
38
調べずにIKEAの棚を買うように今度会ったら結婚しよう
8
孤高なるお花畑の駒草に寄せる思いの
政
(
まつりごと
)
あれ
25
幼かった私に贈る指定席「大丈夫」という切符握らせ
30
「おばさん」は 終わりの
合図
(
サイン
)
じゃないのよね未来を走る コースの呼び名
27
昨晩の吹雪は去りて幹の間の
一音
(
ひとね
)
放つるヤマガラの
朱
(
あか
)
19
孫娘 父ちゃんのため夕餉作る一人キッチン 成長に目尻さげ
10
人生に無駄なことなどないのですピンチ乗り切る即興短歌
23
お砂場でただただ穴を掘る人の 明日の予定は仕事と歯医者
13
雪原に 北風吹いて粉雪は かけゆく てつなぎ鬼のごと
10
子供等は雪を望んで大人等は雨を願って明日を待つかな
28
私はね草でいいんだそう思う落ちた所で生えてればいい
18
曇天に 梅のつぼみが ちらほらと 冬の名残を 今は楽しむ
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