死んだ陽が月を照らす事はない 月が希望になることもない
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もう三時朝の始まり寝ずに知る もう今日この日は悪い気がする
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ネモフィラの青に憧れし 春過ぎて 夏は向日葵の黄色眩しき
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無くなれば 満たしてくれた おやつ缶 空っぽにして まだかな と待つ
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凪のごと自警たちはやつてきて 教練通りひとをあやむる
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しづやかに基地となりゆく嶋ならむ神功皇后にはたづみつつ
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戦争になるらし錨しづめるかのごと異人しづめて日本国民
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国境を越ゆる医師団主のごとく死ぬなたかだかコロナごときに
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たくさん話したね たくさん笑ったね さよなら二度と 会えない人よ
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脳からの 酷使に耐えて団結し  ストライキする 身体組合
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生きてれば ほめてもらえたあの頃を  夢見て眠り 目覚めて泣いた
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眠たくて 首もげそうなこの人に 右肩を貸す 次の駅まで
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あおむしとダイコンの葉を分けあって 味噌汁の具は今日は少なめ
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橙のダチュラ砂地に吊り下がり砂に呑まるるまでを幾尺 
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無花果の蔕を剥き遣り置く卓に白釉の皿清浄なりて
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病床で歌う「ふるさと」ゆるやかに かのやまの忘却わすれゆく人
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市長は蜥蜴に生け捕りの餌を与へ夫人歿後の伴侶
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新米のとぎ汁 植木鉢に撒く いただきますの似合う夕方
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唯神論たてまつる右翼の友にコカ・コーラの瓶の中の蛇見せむ
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ここに今 わたしがいると知っている わたしのために篝火かがりびを焚く
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反目の家族飛び交ふ鳩の巣の在処喪ひ昨日父の日
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幼子が小声で歌う鼻歌を 聞いてまたたく冬の星々
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父母ちちははとむかし泳いだ海街で 獲れた蜜柑を我が子に与う
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一歳の我が子は全ての食べ物を ば・な・な、ば・な・な と呼んで笑うよ
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晩熟を滴る麦と稲が穂のふたつわかれになりにけるかな
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君がいる 多分最後の 冬だよね 雪じゃ涙は ごまかせないよ
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いいね数集めたところでなにになる 君に問う俺なにもできない
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あなたには 長生きをしてほしいから ポテチは私が食べてあげます
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SpaceX社にSpaceX社´次元衝突し異次元に消ゆ さらばマスクよ
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もう二度と こっち見ないで 諦めた恋 過ちは 繰り返さない
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