質の悪い初期のうたほど膾炙かいしゃして晶子は「常に悲しむ」と云ふ
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君生まれし今日 46年経てど おじさんになれど 愛は不滅だょ
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君と乗りし ジェットコースター 絶叫し 笑い合う日々 今は帰らず
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甘やかな愛情も義理も飛び越えたビターな惰性にリボンをかけて
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雪壁に 小さき氷柱つらら群れ集い 崩されては清明に響く
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笑ってるだけで幸せ感じてる きみに会えた日心はぬくい
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電線に雀もふもふ並ぶのをぬくぬく観てる朝のよろこび
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何時も死ぬる覚悟は此処に有り二十九年の絶海孤島
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人生は紆余曲折の連続で くたびれたならもう無理するな
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カップへと琥珀の滴る音さへも 君待つ時を満たしてゆかむ
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お疲れと いたはる湯加減 バスタイム たいも心も ほぐさるる宵
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脂のり たまり醤油で 照り焼きに 炭火の香り 食進む夜
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デイケアに見知らぬ人の集い来て会話弾みぬ学びの場かな
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今はもう土間もかまどもなけれども我を仕込みし祖母眼裏に
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百パーセント 身を委ねることこそ信頼 とりくりゅうが 教えてくれた
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喧嘩して、仲直りして、ご飯食べ。家族という名の終わらない恋
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短歌とは何でも作れる玉鋼ハートの矢から宇宙船まで
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うずくまり風の唸りにさいなまれ 哭いた夜すら明日あすは待たない
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山笑ふ 光の中に白梅の 芽吹き膨らみ春を待ちをり 
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調べずにIKEAの棚を買うように今度会ったら結婚しよう
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孤高なるお花畑の駒草に寄せる思いのまつりごとあれ
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幼かった私に贈る指定席「大丈夫」という切符握らせ
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「おばさん」は 終わりの合図サインじゃないのよね未来を走る コースの呼び名
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昨晩の吹雪は去りて幹の間の一音ひとね放つるヤマガラのあか
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孫娘 父ちゃんのため夕餉作る一人キッチン  成長に目尻さげ
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人生に無駄なことなどないのですピンチ乗り切る即興短歌
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この星を 巡って帰って 来たんだね 去年の君を 想わせる風/r
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雪原に 北風吹いて粉雪は かけゆく てつなぎ鬼のごと
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私はね草でいいんだそう思う落ちた所で生えてればいい
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曇天に 梅のつぼみが ちらほらと  冬の名残を 今は楽しむ
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