カミハリコ  フォロー 0 フォロワー 15 投稿数 273

太陽の下では遊べないのなら月明かりで影踏みしよう 

思想も未来もないことにされてる僕らが上げるシュプレヒコール 

大人しく寝ているだけの日曜日 世界平和に貢献してる 

血まみれの指ではじめるルーレット「次のうらぎりものは誰かな?」 

三分で食べられる地獄ございます新商品ですお試しください 

コピーアンドペースト愛でさえほらいくらでも作り出せる世界だ 

ゆめううつ境目壊すおまじない「鏡よ鏡 おまえはだれだ」 

人魚姫でもないのに歩くたび足は痛んで声も出せない 

かみさまに許されないまま生きてゆく長い旅路を手探りで往く 

さよならを繰り返すのは彼の口から出るさよならを聞かないため 

‪「どこまでも一緒に行こう」少年の願いにゆらめくサウザンクロス‬ 

この髪が背骨を覆い隠す頃ひとつのこらずわすれるでしょう 

永遠に変わらない愛(空集合)完全な正義(空集合) 

ふりかかる火の粉を払っていただけで周りはすっかり火の海に 

目隠しをされているので仕方なく舌でおしえるさよならの味 

あかい空背負ってきみが振り向いた シャッター代わりにまぶたを落とす 

どうせなら全部素通りしてくれよ わたしの繭に爪を立てるな 

たましいはできるだけ深くしずめるどうせ願った明日は来ない 

チョコレートシロップも死も幼気いたいけな彼にとっては同じ味です 

零さないように両手で持ち上げる 彼のひとみに満ちるみずうみ 

一年のおわりにひとつ叶えよう 雪の代わりに星を降らせる  

棺桶に恋心放り込んだらしっかり釘を打ち付けておく 

半音ずつ上がり続けてとうとう聞こえなくなった君のなきごえ 

月曜日 センターラインを踏み越えて警告音も無視してすすめ 

その指に繋がっている赤い糸噛み切ってから出直してこい 

傷だらけの手であなたが傾けた傘の下だけ明るくなった 

気を抜けば死へと傾く天秤を小指で支え続けています 

おやすみの『す』で口付けるあなたにも帰れる星がありますように 

しあわせな結婚式を見た夜にバウムクーヘンひとりでかじる  

星空がそっくりそのまま落ちてきて頬を切り裂く夢を見ました