平塚の鴫・千鳥
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俵万智さんの「生きる言葉」を読み、その本の中で紹介されている俵さんの師である佐佐木幸綱さん監修、「心の花」編集部著の「知識ゼロからの短歌入門」で短歌勉強中です。これからは、ブログにも短歌を載せていこうかと。基本、野鳥観察のブログなんですが・・・(笑)https://miyabi1958.hatenablog.com/

N短の写真短歌に投じたるXの「いいね」まさかN短より
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久方に 友らと語らいはしご酒 ひねった膝は 痛飲のゆゑ
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冬めいて脱衣所のぬく欲しかりきヒーター買へば 物置にもあり💦 / あちゃー、高齢者夫婦です。
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多摩川を渡り彼の地で酒盛りや ななとせの縛り介護を終えて
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ちんちんの湯を注ぎたる湯たんぽにタオル巻きして母の寝床へ / 猫好き様へのオマージュ
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あきあかね顔に触れたり遊歩道 車輪の先に立秋ぞ来る
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来し道は迷い違へど一路なり吾子歩みたまへ道選ばずとも
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並び咲くざる菊の色とりどりに義母ははの育てし菊はいづこや
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釘を踏み運が良きかと自転車屋タイヤは耐えり三千キロでパンク
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助詞の「も」は使わぬ工夫考えて 体言止めは一度かぎりね / 「短歌の作り方、教えてください」
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ひつじ田の記憶を辿り田鳧たげり来ぬ ひざし注ぎて虹かかる翠羽すいう / 今年も田んぼの貴公子、タゲリやってきました!
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鮮やかな紅に染まるや秋の雲 夕影の酒帳の中へ
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紅眩し帳の前の瞬きは酒飲む息を吸い忘れたり / 秋の夕暮れ、晩酌してます
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月満ちし次なる夜の静けさや月面はゆしただ照らすのみ
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高々と咲き誇りたるハナミズキ歌思ひ出づ 翠雨すいう悲しや / あの歌は亡き母の歌
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一会なる翁の知己は吾が師なり一会の黒雁こくがん酒匂川さかわがわに来る
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一会なる翁は教ゆ酒匂川さかわがわ 初めて見たり黒雁こくがん来る
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湯に浮かぶ小さき船は温度計てあし伸ばしし子らの今はと
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鍵すれる右ポケットの穴を見て妻に代わりてかがり縫いせし / 久しぶりの裁縫💦
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黒羽織 白紋めにしむ冬鳥か緋の腹もゆる 尉鶲じょうびたきなり / ジョビオ君、ジョビ子ちゃんの季節到来😊
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雲垂るるはざまに光るきざはしは天に昇るや烏帽子の岩は
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まだ染まぬもみぢ葉青くくぐる陽にえながの腹の白き羽毛や
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居酒屋でスマホ構える高齢者 見かねたらが連写で救う / 連写の機能知りませんでした💦
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麦汁の澱キラキラと琥珀色 岩手の麦酒ばくしゅ喉を沈めり
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口に満つ麦酒ばくしゅは重き色と香ぞ 喜び届く腹の底かな / 岩手の地ビール美味しい!
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雨粒を弾くその背は輝けり 翡翠ひすいと書いてカワセミと読む / 図鑑には翡翠と書いてあります
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沸いた湯と「三岳」たゆとうコップ見し 芋のかほりや秋夜の対流 / お湯割りの季節😊
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床に臥す今際の父の腕指は 虚空に触れず元に戻りぬ
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体温に気付きてけなげ灯をともす 人感センサー無機なる心
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西瓜泥棒は死刑にしてしまえ シャインマスカットは甘いよね / 酷暑は誰のせい?もう忘れたのかな。
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