こんぴらん
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投稿数
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詠み始め五七五から進まない季語もないので句にもならない
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お隣のソメイヨシノが咲き始め我が家の桃も開花宣言
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感動を一日ひとつは感じたい歌に詠めればそれも感動
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現実に若返ること出来ないが夢では時に若者になる
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知りながらみんな黙っていてくれる日課となったボスのコックリ
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自分では眠るつもりはなかったが目覚めて恥じる職場のうたた寝
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記憶力文章力が落ちてきた関心だけは持ち続けたし
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相撲ほど短時間にて勝負つき見応えのある競技あるまい
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人気歌さすがと思う、どうすればいいねそんなに貰えるのかな
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夜が明け家内はすぐに起き出すが、吾は出勤一時間前 (五五年間変えられず)
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おばあさんひな人形を仕舞ったら、いいよお嫁にまた行くじゃなし
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君のひげいいねと言ってくれた人 自分もあごに貯えだした
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先輩は何があろうと先輩で何年経てど変わることなし
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無条件降伏せよと迫るのか史上最低呆れた元首
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一国の大統領を挑発しテレビに晒すホワイトハウス
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高齢になれば気になる顔のシミ薬局行くも医者へと言われ
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吾よりも皆年上に見えてくるリハビリ前の待合室で
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唐突に人の意表を突く主張今後始末をどう付けるやら
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親睦も目的とする奉仕会、存続させることが第一
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これまでにやり残しこと数あれどやり遂げたこと数え良しとす
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待たされて不満げな顔見せられず急ぎマスクを取り出しつける
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ボクの名は英語でなんて言うのかな習い始めた園児の疑問
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寒空に孫が届けし旅土産意外と美味く孫を褒めたり 
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世の中は寒波襲来大騒ぎ、二月なかばはまだ真冬なり
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ほらごらん「いいね」の数を誇るけど、流行りだしたよ「どうでもいいね」
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春告げる雛飾ひなかざれども近畿では 奈良お水取り済むまでは冬
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一日にせめて一首を書き留めん日記代わりに思いつくまま
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品格も風格もない成り上がり政治家気取りしたい放題
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思い出し笑い思わず知らずして部屋の向こうで妻がいぶかる
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常連の好み覚えて欲しいもの毎回同じこと聞く店主
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