刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。

綿パンに襟無しシャツでいざ出勤 足元見れば昨日の革靴
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電話だけでお別れなんてほっとした 国語が「3」の僕ちゃん、手紙は(ほのぼの昭和短歌)
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手切れ金安くあがって助かった 木綿のハンケチ10枚送るね(ほのぼの昭和短歌)
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がりがりと皮ごとかじる残り柿 呑んで乾いた喉を下りぬ
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ためらわずシルバーシートに座り込む 疲れているんだ今日はご容赦
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ヤニ臭いダチの下宿で勧めらる 五十年前コインロッカーべービーズ
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わたくしの個人情報漏れている とっくの昔今さら今さら
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無花果を指で開いた断面を まじまじと見る唇寄せる
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予報では夏日と秋日がまじるとふ カーディガンなど鞄に押し込む
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跳ね飛びて椿の種は瀝青(みち)に落ち 革靴どもに踏まれるままに
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人口に膾炙してこそ言葉なれ 美醜正誤を問うは虚しや
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椿の実 硬く丸まり時を待つ 己の胤(たね)を弾き出す日を
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バスティーユ襲撃の絵とさも似たり 自由と言うより衆愚なフランス
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天皇はまっぴらだけど仕方ない ママが言うから僕は頑張る(ほのぼの皇室短歌4)
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兄貴より俺の方が向いてるぜ 早く代われよ七十までに(ほのぼの皇室短歌3)
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姉さんはうまく逃げたわずるいわよ あたしだってイケメンが好き(ほのぼの皇室短歌2)
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内親王 心の内に分け入れば 「天皇なんてまっぴらごめん」(ほのぼの皇室短歌)
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舌を灼く堅いもめんの湯豆腐が 胃の腑に落ちて秋の夕暮れ
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気が付けば最高齢となりにけり 会社の中の妙な立ち位置
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カラオケで酔っぱらたぜ久しぶり 思いっきり歌ったもちろん「落陽」
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句読点一日六本決めてゐる 電子の熱で蒸された煙草
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へんなとこ触っちゃたらもう大変 元に戻せぬスマホは女(猫日和様へ)
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「あけぼの」に「夜」に「夕暮れ」「つとめて」と 一度も「昼」と言わない彼女
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賢しらに「パーパス」なんぞ議論する 阿呆な会社の気障な経営者
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三日ほど食わずにいても平気らしい 我が家の亀は飼い主に似ず
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上出来のTVドラマも映画化で なぜか決まって浪花節落ち(ぼへさん同感)
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旅終えて家に帰りて炊きたての 麦飯生玉子、ん、これが一番
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詠むならば車窓肴に酒を呑む これならきっと太らないはず(ひさかた乃様へ)
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日も暮れて町は光の点となり 点と点との行間を読む(車窓)
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いつ観ても何回観ても言葉足らぬ 瀬戸の眺めを歌に、とひねれど
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