Utakata
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刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。
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憧れの林住期には入れずに 入口探して悶々とする
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雨催ひ靄もかかった冬の朝 奇妙に温ひ師走の日曜
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楓より十は倍する手のひらの プラタナスの葉枯れて別れを
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瞋
(
いかり
)
とは攻撃されて起きるもの 全てのいくさはこれに始まる
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目の前で机を叩かる不快さは された者には消えることなし
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「過ぎたるは及ばざるがごとし」と神君の おっしゃるとおりそのとおりです
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暴飲の出張帰りの土曜日は ホカペのうえで丸まってゐる
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あきらかに血縁者とは見えるけど 意外と他人な阿佐ヶ谷姉妹
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みどりごのはだかの足がぶらさがり 若い夫婦のリュックの脇に
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北陸も今のところは雪はなく ほんとの冬はこれからこれから
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山抜けて富山平野はひろびろと 雪の立山
屛風
(
びょうぶ
)
に立てて
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寒かろふ冷たかろふて冬の町 家の中には温き火のあれ
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隧道を一つくぐれば様かはり 枯れ山はもふ雪の葉を付け
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葉の落ちた冬枯れ山に囲まれし 長野盆地はまだ雪もなく
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冬出張荷物が増えて一苦労 コートも着膨れだるまの如し
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納言女史「冬はつとめて」って正気かよ 暗くて眠くて冷たいだけじゃん
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乗車して下車するまでの三十分 夕陽は沈む釣瓶落しに
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「もろびと」を聴くとなぜだか思い出す シュワルツネッガー元気だろうか(しゅわあしゅわあ)
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払暁の東の
昊
(
そら
)
に針の月 ほどなく消ゆる年の暮れかな
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暗闇に椿の紅が投げかける なにやら不埒な誘ひの笑みを
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忘年会ただ酒呑んで酔いどれて 湯舟で爆睡溺死寸前
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欲しかった蟹すきセットの景品は 茶髪のあの娘にあっさりさらわれ
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忘年会ビンゴで当たった景品は 毎年決まって微妙なシロモノ
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ちま猫も添ひ寝の母の甲斐ありて 野生の力四肢に漲る
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雨吸ひて冷へて黒ずむアスファルト 素足で歩く犬の吐く息
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児を教ふハイレグ水着の
指導員
(
お嬢さん
)
隣で泳ぐ私はワニの眼
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年の瀬や亀の甲羅も磨きけり 石鹸つけた古歯ブラシで
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「2001年宇宙の旅」のAI(HAL)は ミスの指摘にむくれてキレた(怖かった)
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AIはしれっと言い訳すまし顔 こんな奴には任せられない
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AIは自分のミスを謝らない こんな奴とは仕事はできぬ
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