Utakata
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刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。
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我が影でバルタン星人模してみる 疲れ果て去る蝉の王なり(秋の夕暮れ③)
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影法師 我が背丈より伸びにけり ひょろひょろとして頼りなきやつ(秋の夕暮れ②)
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影法師 八頭身に伸びにけり 実像なればさぞやモテらむ(秋の夕暮れ①)
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舌禍おそれ歯に衣着せた候補者の 睡魔を誘ふ言葉に寝落ち
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「あさってで気温が下がる」と予報士の 頼もしい顔メシアのごとし
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冷めた眼で戦後昭和の映像に
亡父
(
ちち
)
と私の姿を見つける(「バタフライエフェクト」観て)
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女房の
義歯
(
いれば
)
を入れた空き瓶が 視界に入らぬ角度を探し
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腹のなか共棲中の菌たちに 億個でいくらの値段を付ける
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僕はまた往復切符を隠してた 君は独りで帰らない旅
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競い合ふ相手は茜ぞ秋プール 無言で泳ぐ背黒き男ら
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昔ならおさそい来てもよいお歳 敬老会で「玉姫様」歌わん
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弁当とお酒が出るなら参加しよ おさそいはまだ?敬老の会
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羽虫一匹フロントガラスに砕け散る ウォッシャー液で拭わるいのち
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朝五時半 腹いっぱいの水を飲み 二の腕で知る冷めた空気を
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雨音は、ショパンの調べというよりは ワグナーだった昨夜の雨は
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中国の
躾
(
しつけ
)
足りない嫌な餓鬼 でもこれって昔の我ら
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大陸系中国人の野放図さ 腹立たしくも羨ましくも
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なんかもう男も女もあざといね 「いい人の顔」どこもかしこも
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行き着いてなほ足萎えぬ老兵は はや
蘖
(
ひこばえ
)
の萌ゆる刈田に
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金沢の公園脇のイタメシ屋 ハッピーアワーでフルボトル呑む(スパークリングワイン)
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大寺の瓦や黒し秋烏 飛ぶ虫を喰むせわしかふもり(金沢で酔っ払った)
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Cocosあり平和堂ありマクドあり 普通の街なり中能登町なう(出張中)
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栄一が一枚いると思い込み 財布開けたら北里の顔
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亀にえさ自分もごはん けむり
喫
(
の
)
み 靴とベルトの色を合わせる(朝)
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「明」の字をいかに使うか思案中 「明星焼きそば」ふと浮かびたり(詠進歌・・)
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いきほいをつけておきるや平蒲団 厠にながす夢の残像
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もしかして高市さんの眉毛って 油性マジックで書いたのかしらん
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パロディ世界大賞不動の第一位はっ(ジャカジャカジャン) 「朝鮮民主主義人民共和国」
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誰そ彼に禍々しきや赤い月 奇妙に浮腫んだ熱病の顔
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和語用ひ仮名のみで詠むほととぎす 句ほど馴染めぬ子規の歌かな
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