刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。

数駅を寝落ち過ぎたり花の酔い 戻り列車に慌て駆け込み
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雛罌粟のはや一輪ぞ叢に 花の野分の去りし卯月に
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黄の花の名を尋ぬれど誰れ知らむ 遠き山より鳥の運べり
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はや雲に月はとどまり流されず 見え隠れせど位置は保ちぬ
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あれ食べたいこれ食べたいと頼んでも 女房ひとこと「指示は受けない」
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次の期の受注はウフフ見えてきた 歳の甲です悪しからず悪しからず(山口学さんへ返歌)
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花あらし前後左右にあばれ吹く 傘の猪口では酒は呑めまじ
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荒川の三角波は寒々と 花の浮かれをものともせずに
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川風に花はふるえて七分咲き あぎとを上げて酒を呑む五時
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春物のピンクのコートを羽織りたや おじさんなのでそれは無理でしょ
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掲げたる民族自決の正論は 常に戦の火種を孕む
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窓からの陽射しは膝に熱を射て 開けっ放しで車ころがす
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風そよぎ背広の肩に舞ひ降りし 桜の花は払わずに行く
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幹とを象皮で覆ひし桜木に 三分五分ほど花の咲き出づ
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今週の五枚のシャツに火熨斗かけ いろいろなこと平らに均す
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青バナナ吊るし置くうち黄に熟し やがてあばたの天人五衰
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外気冷え車窓を曇らす結露には 人の温度が可視化されをり
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冬物のトレンチコートは今日までと 区切りを付ける春雨の朝
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遠い遠いアラブの国の油田から 危なき海を越えし苦労よ
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せわしなく車行き交うこの街も 油尽きればゴーストタウン
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「春雨じゃ濡れて行かむ」と見栄を切る それは無理でしょ氷雨そぼ降る
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神経と脳を酷使の作業終え 家に帰って焼鳥と酒
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池の島松ヶ枝に立つ白鷺に 射竦まされて暫し動けず
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日溜まりのベンチに座りうたた寝し 目覚めぬままに逝けるものかは
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3時間2万歩歩いて消費した 脂肪はたったの82グラム
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散る花と咲く花ありて弥生末 じゅんさい池の鴨は羽ばたき
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興冷めなプラのちょうちん連なりて 地域振興さくら祭の
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おむすびをリュックサックに放り込み 勇んで来たがまだ一分咲き
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ちま猫とちび猫連れて母猫は いわし雲など追って旅に出
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母猫は二匹の娘と野良化して 花咲く頃も姿を見せず(だんごさん、同感です)
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