Utakata
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刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。
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高架下 水漬く屍と成り果てし 車はひそと主を待てり
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レベル5の狂騒の夜が明けた朝 さして変わらぬ船橋の道
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朝ドラの直美にからむ兵隊に 死亡フラグが立ったと思ゆ(ほのぼのファミリー短歌改)
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合流でむさい男の車には 絶対入れぬと車間を詰める
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合流で若い女性の車には お先にどうぞと紳士の心
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高速で覆面パトに捕らえらる
他人
(
ひと
)
の不幸をぷぷっと笑う
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深酒し瀝青道に転倒す 擦り傷打ち身微熱の夜明け
10
熟
(
な
)
れ過ぎの糠漬け胡瓜にひとしぼり 酢橘のかほり晩夏の扉
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青き山 若穂のそよぐ田の道を 歩み歩みて彼の人は去り
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冷えたなら肩まで浸かりのぼせれば 立ちて雨受く野分の露天湯
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雨は打つ 山の木、草の葉、我の肌 渾然一つ野分の露天湯
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この夏も双葉浪江の道を行く 森は繁茂し家並飲み込む
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「道灌」の落語を聞いた帰り道 豚カツ肴に酒を呑んだり(河童殿に見られた?)
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少しだけ涼しいからってこれは罠 夏将軍の布陣は厚し
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昭和の世 お茶汲み灰皿回収は 女性社員のお仕事でした
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昭和の世 煙草はどこでも吸い放題 ぽいっと捨ててたんつば吐いて
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昭和の世 女性の地位は低かった
令和
(
いま
)
から見れば呆れるほどに
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安直に美化するなかれ昭和の世 醜いこともたくさんあった
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見切り棚 中国産の松茸が 買える値段で干乾びてゐる
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888揃って縁起の良き日過ぎ 666の「オーメン」を観る
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涼求め寄席で落語の昼下がり 客数✕単価や寒し
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今日ひと日乗り切ったなら夏休み 休む前から明けが疎まし
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モロヘイヤおくらと納豆かきまぜて 酒の肴は夏の整腸
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通信簿 体育はいつも2か3で プールの季節はたまに4取る
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50
m✕
40
回ターンして 息継ぎの都度浮雲を見る
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眼の玉に度付きゴーグル嵌め込んで ずどんと潜る夏の異世界
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盆踊り苦手なんですあの空気 みんなで同じ動作すること
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独り乗るエレベーターの姿見に がっかりしてる自分が映る
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いいおんな粋なスカートひるがえす 白百合からのそおゆう連想
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霧雨に蝉の翅とて湿るやら 音のなき朝に百合が一輪
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