刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。

葉の陰に額アジサイのつぼみ見ゆ 薄い胸抱くあのひと思ふ
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靴下をはかずに眠る昼寝かな 網戸の窓を細めに開けて
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午前3時郵便受けに音がする いやに早いな、恐怖新聞?
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眠られず丑三つ時に駄歌投稿 付いた「いいね」は百太郎から?
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ジンギスカン野菜を敷いて肉のせる これが正しい焼き方と聞く(疑問)
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タバコ税愛煙家だけ搾取され 言えぬ文句をけむりに流し
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稟議書の決裁待ちて四時過ぎて 始末の付かぬ週末の五時
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ペンを執り字を書くことを怠れば 文明人の資格を喪う
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炎鵬の連勝うれしされど都度 怪我をしないかハラハラ見をり
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勇猛なブルドッグのごと藤ノ川 倍の相手に物怖じもせず
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無花果の固くて青い実が付きて 熟るる頃には雨の季節に
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あの音は大正琴と思ひきや ダルシマーなる胡の国の琴
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草枕小さな旅の音律に 山の向こうの景色を思ふ
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犬神のダルシマー弾く音律は いくとせ経てど耳に残りぬ
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同僚と朝の電車でかち会って めんどうなので互いに目そらす
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背に受ける朝日の熱でそれと知る 夏将軍の眼が開きたるを
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みどり葉もいつの間にやら鬱蒼と 日陰濃きかな銀杏並木の
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パソコンのふたを定時にぴしゃと閉め 飛んで帰るや相撲見たさに
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それほどに食欲のない朝餉でも 海苔の佃煮ごはんにのせれば
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ワイシャツの袖の釦をしかと嵌め 狂冷房の社内でくしゃみ
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小心で婚活アプリに手を出せぬ 息子は今年三十三歳
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嬉しくも少し不安な気持あり 嫁なき息子はしょっちゅう帰省
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「君の両親に挨拶したいな」「実家は青森、杉沢村よ」(真似かっぱ3)
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苦労などなかったような顔をして 小兵は立てり俵を跨ぎ(炎鵬)
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初夏の風藤の色なるまわし締め 小兵は戻る奈落の底から(炎鵬)
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久々にカップヌードル食べてみて さりげにこっそり小振りになってた
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窓開けて不快指数はゼロの朝 エアコンはオフ、車走らす
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知らぬ町あてずっぽうに散歩して 入り組むみちを故意に迷ひぬ
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学校の世間知らずの教師らが 安けりゃいいやとアマに丸投げ
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結局は学校回りのド素人 海で転覆、陸で横転
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