Utakata
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刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。
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ひぐらしとつくつくほうしの交響を すっぱだかで聴く森の露天湯
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墓参など行きたい時に行けばよい クリスチャンの母 盆もマージャン
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宙にピタ 静電気ほどの振動で 蜻蛉の翅の薄玻璃の影
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マンションの洗濯物が疎らなり みなみな出かけた、クニに帰った
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姿良く浴衣まとひし手弱女の すっとんきょうにサンダルを履き
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側近の宣伝相には僕を選んで! ついて行きますカミヤソウヘイ!
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着々とマインカンプを模造する いつもニコニコ カミヤソウヘイ!
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暑いのにスリーピースで汗をかく 強いオトコだカミヤソウヘイ!
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深々と森の湿度を吸い込んで 空きっ腹で呑む白州の酒(工場見学)
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八幡の禁足の藪うごめけり 湿度の高い陽の差さぬ朝
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またこれね昭和のころからお馴染みの ウケの王道ツンデレ文脈
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酔狂は我一人かと思いきや 土砂降りのなか五人が泳ぎ
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蒸す夏もインドの
女
(
ひと
(
)
)
らは楽しげに 母国の気候を思ひ出すらむ
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行く末を如何とするやともがらよ 鳩首鳩首でただ盃かさね
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暑気払い母校近くの居酒屋で ともがら集ふこの夏もまた
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アメショやら うちにも棲めば楽しからむ 抜け毛とトイレの始末さえなくば
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豚肉を山椒と糠に漬け込んで
雅
(
みやび
)
にかほるソテーにせむと
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朝餉の卓 初の有りの実あらはれて 喉の火照りを冷ます残暑日
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満月の赤く照らした夏の夜に 通り魔のごと大粒の雨
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松茸の味お吸い物とエリンギでごはん炊く 偽造の秋
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母
(
八十八歳
)
は言ふ空襲警報嬉しやと 防空壕でお菓子もらえて
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立秋って暦の誤植じゃあるまいか 言葉の響きされど涼しき
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エアコンに冷えた体で外に出て 「あったかい」などうかつにこぼし
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冷房やシンシンとして肘痛し つけずに亡くなる人もゐるらし
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酷暑ゆえか冷房きき過ぎ我が社内 カーディガン着るなんといふロス
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盆をどり あの輪に入るを躊躇ひて 手をポケットに眺む若き日
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五年かけ使い尽くしたインク壺
日記
(
にき
)
に録した数多のおかず
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今まさに解き放ちたい衝動と 今の暮らしを守る心と
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手垢つく「幻想的」っていふ形容 うたびとならばまずは使わじ
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花火にはミュージックなど なかぶせそ どんといふ音そのあとの間
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