Utakata
登録
Login
サイトのご案内
刺草キロ
フォロー
64
フォロワー
53
投稿数
1575
シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
8
9
…
次 ›
最後 »
重い重い敷鉄板に覆われた 土の下にも蝉の七年
17
特攻の戦士のように蝉たちは 翔び立てばもう帰って来ない
20
蝉たちは今 湿った土の闇にいて 最期の
鬨
(
とき
)
に慄えているのか
16
ブラ紐の透けたブラウスちら見して あわてて逸らす夏の雲へと
18
5キロ4千円って ご飯1杯
53
円ぐらい いいんじゃないのそれぐらい
14
初夏の風 秋の風と異なるは 何かが始まる予感を孕む
20
昔から出てはひっこみ出ては消え 未だ流行らぬ3D映画
11
あらためて「仰臥漫録」読み返す 食欲こそが生の体幹
10
世の中に魅力的だが流行らぬは 宇宙食付き月面旅行
13
世の中に便利なようで流行らぬは 自動運転空飛ぶ車
11
世の中に便利なようで流行らぬは 人間自動洗濯機かな
14
勤務先
13
階の喫煙所 煙混じりの溜息の園
23
5キロ2千円 これじゃ農奴に逆戻り イケメン大臣は都市民の
幇間
(
たいこもち
)
10
米高値 農家の立場を思うなら 逆転悲願叶うときやも
15
シウマイが
551
ならソースつけ 崎陽軒なら醤油をつける(だめおし)
10
豚まんが
551
ならソースつけ 中村屋なら醤油をつける(なお引きずる)
14
お土産(自分用)の
551
の豚まんを アテに酒呑み喉が乾きぬ(まだ引きずる)
17
女房がどんどんどんどん先にゆく 追いつけなくてくやしい万博(まだ引きずる)
17
ごふじょうに三回落ちた夢を見た フロイトに聞かなくとも理由は分かる
7
思い切りドシンと落ちた尻餅を ベッドのはしに座ろうとして
10
禿げ上がるおれたちみたいに投げやりな ポッキリ一万吊るしの背広(萌さんへ)
6
ひと真似の集合体も歳経れば
痼
(
しこり
)
となってほぐせぬ物へと(林檎さんへ)
8
夜半
(
よは
)
に聞く五月雨の
音
(
ね
)
やさやさやと しじまいや増す しじまさら増す
18
適塾の物干し台を仰ぎ見る 江戸の終わりの若者の空
17
ささめふる適塾の庭 急階段 諭吉酒呑む畳に座る(万博ついでに立ち寄り)
11
三日間歩き回った大阪も りくろーおじさんの行列で〆め
11
定宿は東通り商店街 うさんくさいけど二泊過ごせり(猫母いたの?)
9
映像と展示物が並びたり まあそれだけの博覧会かな
14
雑踏を
13
km
も歩いたら足腰痛みギブアップなり(万博)
15
すいていて予約不要のパビリオン 苦手な行列避けて見学
11
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
8
9
…
次 ›
最後 »