Utakata
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刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。
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分度器を縦にしたよな月が出て 半分だけは闇夜を照らす
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肥満など気にせず食べたし秋のめし さふもいかんか行く末思へば
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栗ご飯二杯でやめよと思ひきや 塩昆布そえ三杯目食ふ
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人口減、自然過保護のツケがきて 獣たちは力による現状変更を始めた
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三毛別の熊、新冠のトド、軍は出動、発砲もした
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夏服の背広じゃもはや頼りなし 缶ジンソーダ持つ手かじかむ
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初雪や木花咲耶が化粧ふ頃 芙蓉の嶽は秋風に澄む
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彩雲と言ふのだろうかあの雲は あまびとの伏す
褥
(
しとね
)
のやふな
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明日には妻が戻ってきてしまふ 万年床を畳まにゃならぬ
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女房が実家に帰った三日間 万年床の自由を味わう
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今回はメラニア夫人はなぜ来ない? ドナルド爺さん見てもつまらぬ
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「おむすび」と「おにぎり」とを比べれば うまそに聞こゆ「おむすび」の方が
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おむすびを焼き海苔でまくそのときに かほり立つ香に目もくらみつつ
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ちょっとづつ卓上コンロで海苔を焼き 肴に呑むを今日から始め(これなら低カロリー、しかも香ばしい)
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柔らかな日没前の陽が照らし 我が街もやや上品になる
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背広着てジェントル然とした私 頭の中は幼稚な妄想
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冥い日の十五時半で点灯す ヘッドライトが氷雨をよぎる
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ラヂオからなぜか流れるハワイアン 氷雨降るなか日なた湯のごと
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ぽっと出のこれ見よがしのレシピより 栗原はるみのおかず食べたし
18
鹹
(
から
)
い鮭酒の肴にもてあまし 明日の菜にとラップで包み
19
あさめしは堅く焼いたる目玉焼き ケチャップつけて麦飯にのせ
18
湯をかけて蒸れて膨らむ乾麺に ソースで味付け名のみ焼きそば
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弁士には野次の華こそ誉れなり 怯まず語れ昭和の刀自よ
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「ちゃん」付けがセクハラとなるこの時代 心の余裕がない人増えて
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丘のうへ墓場や寒し北風に 供への花は疾ふに枯れたり
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字を読むにいちいち眼鏡でこに上ぐ
2.0
の若き眼もがも
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露地ものの今年最後の枝豆の 両端を切り丁寧に茹で
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あれこれとケチをつけるはやめにしよう ハンドバッグを持った首相に
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千葉の娘ら冬の制服あたたかげ 二人掛け席丸まってをり
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曇り冷え狸の寺の裏の川 鴨丸まって体温保つ
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