Utakata
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刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。
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「いってこよ」見送り言葉に振り返りゃ 妻のてのひら亀がちょこんと
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一日中晴れと暑さのことばかり 天気予報は見ないことにする
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擬態したバッタのように我々は 電車の中で己を隠す
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やれやれや起き上がるのが大変だ 二足歩行の動物だから
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溜まってる未読メール(仕事の)をスクロール 読まず一気に既読にしてまおっ
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パソコンに溜まったメールの数のこと 考えちゃいかんっ休暇の終わりに
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弁当とペットボトルを詰め込んだ重いかばんで猛暑日をゆく、折れる
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夕食はおなかにやさしいものを食べ 休暇最後の酒を愉しむ
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昼下がり電車が通る音の意味 中断していた日常が呼ぶ
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けふでもうはだしの日々は終わりかな 明日からはまた靴下をはく
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酔ひ覚めの浮腫んだ顔をひっぱたけ 昨夜の醜態打ち消さむかな
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酔ひ覚めの火照った喉と罪悪感 一息に飲め冷えた青汁
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串打たれ炭火にぐるり並べられ 炙られはぜる養殖の鮎
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被爆した森の力は強まって 飲み込まれゆく主なき家
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噛み過ぎて味のしないチューイングガムか 諸人が言う「反戦!平和!」
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子供らも飽きてしまって空回り 言わされ感の「反戦!平和!」
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飽きるほど反復された言葉から 言魂は消ゆ「反戦!平和!」
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ひぐらしとつくつくほうしの交響を すっぱだかで聴く森の露天湯
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墓参など行きたい時に行けばよい クリスチャンの母 盆もマージャン
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宙にピタ 静電気ほどの振動で 蜻蛉の翅の薄玻璃の影
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マンションの洗濯物が疎らなり みなみな出かけた、クニに帰った
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姿良く浴衣まとひし手弱女の すっとんきょうにサンダルを履き
16
側近の宣伝相には僕を選んで! ついて行きますカミヤソウヘイ!
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着々とマインカンプを模造する いつもニコニコ カミヤソウヘイ!
11
暑いのにスリーピースで汗をかく 強いオトコだカミヤソウヘイ!
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深々と森の湿度を吸い込んで 空きっ腹で呑む白州の酒(工場見学)
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八幡の禁足の藪うごめけり 湿度の高い陽の差さぬ朝
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またこれね昭和のころからお馴染みの ウケの王道ツンデレ文脈
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酔狂は我一人かと思いきや 土砂降りのなか五人が泳ぎ
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蒸す夏もインドの
女
(
ひと
(
)
)
らは楽しげに 母国の気候を思ひ出すらむ
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