Utakata
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刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。
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老人の物忘れがひどいのは しらばっくれるつもりかもよ
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老人が大きな声でがなっても 耳が遠いせいなんだ許してやって
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老人が意地悪そうな目をしても 老眼のせいなんだ許してやって
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あきらめて忘れかけてた秋のこと 豈はからんやさんま豊漁
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キカイダーのように苦悩する ラーメン食べるか食べないかで(プロフェッサーギルの笛)
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酒の〆ラーメン一杯食べたいな やめよという我(善)いいじゃんという我(悪)
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少しだけもう少しだけ食べたいな そういう悪魔はタバコでたおす(喫煙にも一分の理)
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睡魔とは来て欲しいとき来ないもの 来ちゃ困るときやって来る客
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悪夢見て叫んで起きた真夜中は ビジネスホテルのシングルの部屋
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丁寧に食った背骨を二つ折り 芥箱へと秋刀魚塩焼き
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焼きたてにレモンをしゅっとしぼりかけ はらわた苦し秋刀魚塩焼き
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はらわたの苦みにほっと安堵する 今年も会えたな秋刀魚塩焼き
21
暑いのになぜ今年も宇治行くの? 金時のせのカキ氷ねらい?(猫母さんに返歌)
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早稲の穂の実は健やかにふくらみて
暑風
(
あつかぜ
)
のなか初の刈り取り(加賀)
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冷たい飲み水の中を泳ぐ 白山プールは爽快絶無
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霊峰の雪解け水を貯へし 白山プール(市営)はさやけき泉
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若作りしたつもりでも首のしわ 隠せぬものよ重ねし馬齢
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黄金咲く富山平野の水田に 頬張るほどのうまめし思ふ
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連峰の根雪も消ゆる
旱
(
ひでり
)
にも 水稲ははや色付き始む
20
わかものはどんどん歩く炎天下 ほほをほんのり紅潮させて
20
よくもまあこんな季節にニッポンへ あなたの国は涼しかろうに
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介護されおしりを拭かれて死ぬよりも 兵隊として雄々しく死にたい
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処暑なんて見当違いも甚だし 要改定の二十四節気
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佳子さまか愛子さまかと問われれば それはもちろん・・・不敬でした
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草迷宮 鏡花の筆に描かれし 明治の
御代
(
みよ
)
のポルターガイスト
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草迷宮 文語と口語が入り混じり 文法なんぞは気分で崩し(これが鏡花)
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手の甲を蚊に刺されたやいまいまし 掻かねばかゆし掻いたらなをかゆし
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涼得むか川端で呑むハイボール 散歩の犬にじろり睨まれ
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急にゴロ電車の中で真っ青に 空いててよかった駅のトイレが
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あじしめて北海道にもやってくる どんな屁理屈平気でこねて
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