まんまるだんご
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抗がん八年記録挑戦中、
Utakataに救われ

能登の地の倒れし寺の跡なれどせめて鳴らさん除夜の鐘かな / 三回忌
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富士山の霊水流る初春や鴨は身浄め 水尾みなおきらめく
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深大寺の蕎麦をもらひて年越せば深き味より清けき初春 / おめでとうございます
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初春と書けば幸が舞ふ気して賀状に添ふる温き言の葉
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行く馬の負け組の星ハルウララ吾を重ねる大晦日かな
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土をわり芽吹く緑のえんどうの産声聞こゆ木枯しの笛
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冬晴れの富士はふわりと雲浮かべポパイのパイプくゆらすように
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ケアマネのスマホ鳴りつつ年の瀬の言葉を積むもサビ抜きの蕎麦
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臥す妻へ味噌汁つくる年の瀬の寒き厨に湯気立ち匂う
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年の瀬の「良いお年を」の声ひらり角を曲がればさちありそうで
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雲覆う寒空の朝群れなして鴨は飛びゆく薄き光へ
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病院の陽だまりに咲く言葉たちケーキ三つのメリクリの午後
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厩戸の皇子の伝説影薄くイエスの生まれに似せて語らる
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戦地にも聖夜の灯りひそやかに涙の影の子らの笑顔よ
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十字架クルス抱く「お春」の影の沁む石のオランダ坂に鐘の音哀し
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かぼちゃ煮の焦げる間際の妻の技 湯気の向こうに冬至は更けぬ
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野球子の夢を育む母たちは落ち葉を寄せて想いを焚きぬ
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縄文の人も食いけむ栃餅や土器のまわりに笑みのあふれり
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初甥の祝いに寄りて宝塚 冷めた街ぬけ雪の華舞う / 雪組真帆志ぶきさん
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の腹のたぎるマグマは鎮まりて妻は茶を飲む暁の空
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救急の惨事を告げばデイケアの瞳の奥に涙の光り
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目をこすりもじゃもじゃ髪のおばさんはググれば名医 明けの明星 / ミスで再掲
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の腹のうだる痛みに凛と立つ妻は修羅場の花の神なり
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しゃきしゃきの玉葱噛るつわものは毒に倒れて夢にさまよう / 玉葱中毒?
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闇を抜け救急患者の呼ぶ声に仮眠の女医は夢を払いぬ
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病みあがりリハビリジムの笑顔にも立てば千鳥の震える枯野
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腹を押す医師の温もり身に沁みて眠りに落つる冬ざれの夜
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冬の夜救急に立つ半袖の温きナースのみ手にゆだねる
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闇を抜けたどり着きしや病院の灯りのすくう砂金のいのち / おかげさま、落ち着きました
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急患の我乗せ闇裂くハンドルに娘の手あり初の高速
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