Utakata
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まんまるだんご
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抗がん八年記録挑戦中、
Utakataに救われ
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真善美 求めし弓の道霞みパワハラに落つ花散る四月 / 弓友が職場の新上司
17
寡黙なる侘しき
門
(
かど
)
を晴れやかに祭りのごとく舞う金魚草
30
出口まで「さんぽしましょ」と看護師の白き温き手 明日へ背を押す
33
古木なる幹の根元の陽だまりに胴吹き桜 風に微笑む
39
コンクリを裂きて虞美人花匂ういのちはびこる魔性の少女 / 庭の境に
30
ドウダンの花の袋に祈りこめ白き小さき鈴は鳴りけり
38
ハナミズキ送迎会の道光り白き花びら空へ羽ばたく
32
足元に花のひとひらくるくると吾と遊べり風の
音
(
ね
)
になる
36
花のふる風情を犬も知るやらん木の下に伏し花を浴びをり
37
別れの日散りゆく花に送られて残り香撒きつ花道去りぬ
35
矩こえしシオニズムこそ元凶を諌めず魔王はゲームの
戦
(
いくさ
)
27
サイゼリヤ鶏のステーキ消え去りて残り香舞いちる花時の昼
31
泥んこの童が今日は貴公子に澄まして歩く入園の道
49
さくらもち葉ごと含めば二人して難儀忘るる
春香
(
はるか
)
に染まる
51
利かん気で危機一発の子を抱き締めて母はせめずにカモミールティ / イースター、ピーターラビット
31
寛解の揺れる想いは溶けぬまま医師は忙しく
二分
(
にふん
)
の診察
47
雨上がり蝶かと紛う白き花 スナップえんどう夢をひらひら
41
家守り十五年経て奮い立つ 春時雨裁つ君の復職
40
人はみな桜を仰ぐもさくら草 地に湧き出でて火の花の燃ゆ
35
七十路の君の復職迫り来て震える凝りを溶かす山の湯
39
満開の桜に溶けて見上ぐれば知らぬ翁も我と並びぬ
46
一隅を照らす灯りかボランティア独り居訪ね溶けぬ闇あり
34
お手播きの美智子妃想い
辛夷
(
こぶし
)
咲く白のオーラは青空へ抜け
32
園庭に雪柳の弧 風にゆれ輪へと
誘
(
いざな
)
ふ影のやわらか
42
年かさね連れ合い頼り並み歩く陰の長さも重なりゆけり
43
木瓜の花 塀の陰から顔出して「おは」とささやく青空の朝
43
水清き媼が捏ねし草もちに籠れし富士の霊気を食めり (忍野村)
35
隅っこの花梨の花はひそやかにそっと春呼ぶ桜の陰に
48
貧しくも思いは高くと言い訳し株は疎くて
短歌
(
うた
)
に溺れる
38
杖を見て手を貸す人の住む街に小さな春の温もりの宵
41
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