Utakata
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まんまるだんご
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抗がん八年記録挑戦中、
Utakataに救われ
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杖つきて道を譲れば笑みこぼれ顔あげ仰ぐ初春の空
25
水草に小雀乗りてプチュプチュと餌を
漁
(
あさ
)
れり冬の古池
27
ばけばけの魔王とマグロ株に沸き民の痛みの影は地を這う
22
目の前の枝にはぐれし小鳥来て刹那のふれあい陽だまりのなか
30
爆音に他国の
長
(
おさ
)
を引っ立てて裸の王様ひとり笑みたり / トランプ戦争?
25
雪予報外れし朝の公園に正月さくらひそやかに咲く
28
箱根路の逆転劇の駅伝に吾も踏み出すリハビリの
径
(
みち
)
30
園庭にアンパンマンはひとりいて空を見ている正月休み
38
仰ぎ見る
(
)
鳳
(
オオトリ
)
に乗り初夢の銀河へ飛ばんイーハトーブへ / 近所の料亭のフェニックス
24
能登の地の倒れし寺の跡なれどせめて鳴らさん除夜の鐘かな / 三回忌
33
富士山の霊水流る初春や鴨は身浄め
水尾
(
みなお
)
きらめく
33
深大寺の蕎麦をもらひて年越せば深き味より清けき初春 / おめでとうございます
39
初春と書けば幸が舞ふ気して賀状に添ふる温き言の葉
34
行く馬の負け組の星ハルウララ吾を重ねる大晦日かな
26
土をわり芽吹く緑のえんどうの産声聞こゆ木枯しの笛
32
冬晴れの富士はふわりと雲浮かべポパイのパイプ
燻
(
くゆ
)
らすように
27
ケアマネのスマホ鳴りつつ年の瀬の言葉を積むもサビ抜きの蕎麦
30
臥す妻へ味噌汁つくる年の瀬の寒き厨に湯気立ち匂ふ
54
年の瀬の「良いお年を」の声ひらり角を曲がれば
幸
(
さち
)
ありそうで
33
雲覆う寒空の朝群れなして鴨は飛びゆく薄き光へ
35
病院の陽だまりに咲く言葉たちケーキ三つのメリクリの午後
34
厩戸の皇子の伝説影薄くイエスの生まれに似せて語らる
24
戦地にも聖夜の灯りひそやかに涙の影の子らの笑顔よ
34
十字架
(
クルス
)
抱く「お春」の影の沁む石のオランダ坂に鐘の音哀し
28
かぼちゃ煮の焦げる間際の妻の技 湯気の向こうに冬至は更けぬ
39
野球子の夢を育む母たちは落ち葉を寄せて想いを焚きぬ
28
縄文の人も食いけむ栃餅や土器のまわりに笑みのあふれり
30
初甥の祝いに寄りて宝塚 冷めた街ぬけ雪の華舞う / 雪組真帆志ぶきさん
22
吾
(
あ
)
の腹のたぎるマグマは鎮まりて妻は茶を飲む暁の空
31
救急の惨事を告げばデイケアの瞳の奥に涙の光り
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