まんまる
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ネームは木喰上人の歌よりいただきました。八年前より闘病中ですが寛解の身です。リハビリに励んでいるなかUtakataに辿りつきました。短歌を始めて三年で我流です。自分史をうたに詠もうと思いつきました、気がかりなことは平和と格差の大きさです。よろしくお願いします。

寒き朝おごれる初夏の薔薇はみな叩かれ縮れ風にゆらるる
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煌々と学舎まなびやの未来たち浅学菲才をせんせいと呼ぶ ( 1967年)
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冷える日にジューンベリーの暖かき紫赤のまるい実を摘む
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金貸してと頼む生徒の涙目に心惑うも逃げし痛みと
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庭先の燃えるサツキのシャンデリア 病の家を煌めき照らす
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病室の写真からふと招く声 渡って行かむ折り鶴の虹
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抗がんの点滴終えて風薫る刺身に酔えば夜半の悶絶
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婆さんのくれたあの菓子期限切れありがとうにもどんより暮れる
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姫シャラの蕾に小鳥くる庭にあおの小さき夢の膨らむ
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夏五時のチャイムは鳴れど公園に子らの声飛ぶ夕日とどめむ
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挿し木せし去年の紫陽花枯れ色のなかより萌ゆるみどりごの声
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詫びつつも折りしあやめを瓶に挿す窓辺に匂う紫の風
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夢浮かべ童の瞳に水馬あめんぼの輪の揺れ消ゆるセピアの初夏よ
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たんぽぽの綿毛のぼんぼり崩れつつ夢こぼるれば明日へとつなぐ
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ふるさとの亡母ははの古屋にハルジオン我が世とばかり緑風の波
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透き通る染まる君の緑風に病葉の影まだ知らずいて
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きみのにままごと遊びのこばんそう シャカシャカと鳴るふるさとの空
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故郷捨つ我の背を刺す母ののやさしき光りに永遠の傷あと
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根元より切りし芙蓉の古株にみどりご生まる立夏の風に
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木陰にも青葉をまとい錦木は錦を夢む木洩れ日の初夏
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行き場なき子が公園の隅で噛む乾いたパンのこどもの日かな
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文は武に勝ると信ず叡智こそ灯す明かりに闇を照らせり
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富士の湯に噴火の如く泣く子見て想い巡らす我も子のとき
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鯛焼きに釣られ五歳は母のとも重き買い物鼻高々と
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笹巻にふるさとの風包み入れ笹の香に染む母の面影
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星の夜に人道支援の旗掲げ光りに染める「地球のステージ」 / 桑山紀彦氏招き開催の夕
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泡沫の歌人の跡の消えゆきて何処へ流るる赤き病葉 
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薔薇見てもこころ遊ばぬ記念日は軍靴の音迫る風吹く/憲法記念日
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歌のみの「屋根より高い」空見上げぼくの戸口の小さきのぼり
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馴れ合いと思われ痛みの傷深く去る人恋ふる哀し晴れ風
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