Utakata
登録
Login
サイトのご案内
まんまるだんご
フォロー
112
フォロワー
130
投稿数
929
抗がん八年記録挑戦中、
Utakataに救われ
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
…
次 ›
最後 »
鉢植えの花に囲まれハロウィンのお化けのハローにウィンク返し
27
死の匂う遺恨渦巻くガザの地に停戦の報 祈りの止まぬ
30
秋の夜に哀しみ撫でる白き手を払えば闇に雨の
音
(
ね
)
のふる
34
のどじまん西宮にて生放送うたとも出るやも目を皿にする
25
川の字でスキップする子の急ぐ道 運動会へ秋桜の風
34
「無用の用」老い朽ちる身にほのぼのと光のことば秋空に映ゆ / 祝ノーベル賞 北川博士
29
海底に眠るひとびと今もなお戦時の遺骨に伸ばす愛の手 / 初耳の長生炭鉱事故(山口県宇部市)
25
水澄みて秋空映す夏プール
降
(
お
)
りくる
雁
(
かり
)
の家族待ちをり
33
ばあさんの笑顔のような秋桜よ跡地は知らぬ子らに秋風
28
柔らかに撫でる調べのアベマリア 心の澱を
御手
(
みて
)
に委ねる
34
恩返さむ膝を痛めし妻の横 杖の音ふたつ空に溶けゆく
32
霧のふる夜明けのまちに浮き上がる赤信号のけぶる道なり
33
空仰ぎ道のベンチのひとときにハスキー犬の貴公子寄りぬ
29
証拠なく鹿蹴る人を異人とし騒ぎをあおる要人の言
21
仲秋にひとつ残りし朝顔の花びら撫でる夕の雨かな
40
国連の理想をたたく剛力でイマジンの夢嵐にむせぶ
25
庭の隅 飛んで住みつく曼珠沙華 招かぬ客が蔭を燃やせり
25
夜来ふる篠つく雨に曼珠沙華 倒れしままに再起見守る
29
霧雨の空に架かれる虹の弧を回せば弾む大縄とびに
28
逸品のカツ定食に異変あり 古古古古米にため息の秋
38
水色の風の涼しや朝顔の有終の美の花びらゆれる
40
曼珠沙華ゆらめき昇る赤き火ぞゴッホの
魂
(
たま
)
の渦巻くに似て
31
入り口でアフターユーと譲り合うOGレディ澄んだ瞳よ
21
打ち水にきらめく芽なり紫陽花の挿し木を包む秋風の色
43
灯の薄き道の真ん中
蟇
(
ひき
)
がいる追い立て追い立て虫の音の
叢
(
むら
)
27
彼岸過ぎヒョロリ伸びくる曼珠沙華風にゆらるる残り香の舞い
25
杖捨てて走れるやもと秋空を高き自由の風に成り行け
28
黎明の茜の空を目指し立つメタセコイヤのオーラ浴びをり
29
悪夢覚め夜明けの空は澄み渡り心に深く秋を吸い込む
32
亡母
(
はは
)
がいるご詠歌ひびく講のあと沢庵茶の香も秋風になる
25
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
…
次 ›
最後 »