Utakata
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まんまるだんご
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抗がん八年記録挑戦中、
Utakataに救われ
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咲き初めし
辛夷
(
こぶし
)
ふるえる春寒に園より流るひな祭りの歌
36
厚壁を見つめる我に夢食めと圧をかけるや水槽の亀
32
紅梅の花笠のうえ網目より天海に澄む夕暮れの月
33
人間の尊厳捨てて戦火撒く魔王の賭けにいのち散りゆく
36
枯れ茎のあじさい見れば芽吹きゆくみどりごを抱く弥生のいのち
32
根元から切られてこぶの酔芙蓉 夢を紬ぎて如月を生く
35
不可解な「男系男子」の宰相に忖度せしや沈黙の民
27
人殺す武器の輸出で金儲け泥の道行く美し日本
27
雪解けも彩り褪せしさくら草
運命
(
さだめ
)
を生きる輝きの外
33
崖の縁走る兄弟見守りて大犬と行く父の子育て
31
庭の隅
二十年
(
はたとせ
)
共の古鍬よ出番失せては病を憂う
36
祈りつつ入試のあとの氷雨にも土わり芽吹く蕗のとうかな
40
ヒヨドリに花芽を食まれ紅椿 一輪二輪春を待ちをり
37
感覚で投じる票の危うさよ思考を捨てる流浪の文化
29
押し入れの闇に目をあく雛人形 光の日々を遥かに見つむ
35
翼賛の会の景色の勢いに震え戻るや歴史の振り子
27
雛飾るガンセンターに春のいろ 日だまりに咲くいのち彩る
41
朝まだき
荒
(
すさ
)
ぶ心と通院へ闇をぬければ白雪の富士
31
花笠の紅梅香る木の肌の皺に触れば温き木の精
33
選挙後に改憲の風高まりて事前は忖度マスコミの罪
25
寒風を漕いで夜行く受験路に十五の春の蕾膨らむ
34
涙鳥
(
るいちょう
)
の天に舞い立つりくりゅうの光に酔いし明けの
金星
(
きんせい
)
/コルティナ五輪
33
柿の実を啄む鳥と睦月去り
鴉
(
からす
)
一羽の裸木の空
39
ラブラブのハスキー二匹を唸る犬 恋の火花を春が覗けり
37
咲き初めし梅に白雪降り積もり溶けて色艶失せし
姥梅
(
うばうめ
)
35
手の甲に鉛筆芯の黒き点 君のくれたり暮れの学び舎
34
雪の宵 休みの園に影ふたり だるまに捏ねる保育士の汗
35
雪だるまサングラスかけラケットを持たせて映す孫の青春
29
加速して形にせよと宣えば一刀両断 少数の声
25
スピードに乗れない吾を急かすなとゆっくり歩む日だまりの道
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