まんまるだんご
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抗がん八年記録挑戦中、
Utakataに救われ

加速して形にせよと宣えば一刀両断 少数の声
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スピードに乗れない吾を急かすなとゆっくり歩む日だまりの道
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夢を食む 声なき声を芽吹かせば不戦の旗は草の根に立つ
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雪おもくさくら草泣く声がして白無垢掘れば紫ねむる
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桃いろのプリマのごとき梅の木の燃える想いを冷やし雪ふる
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はすにふる六花りっかを払い投票へ白の景色に平和の願い
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軍拡と改憲の影煙らせて岐路を告げずに印象選挙
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あどけなきさくら草にも雪のふる 立春越えに桃色ふるえ
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隣国へ冷たきまなこの習い越え敬意を運ぶ春風よ吹け
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孤高なるお花畑の駒草に寄せる思いのまつりごとあれ
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立ち待ちの月に引かれし通院の峠に待てり白雪の富士
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冬晴れや水減るダムの底深く沈みし郷のまほろばの影
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カッタタタ大樹を叩くコゲラ来て静寂の底に立春の音
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豆まきの甘き痛みの鬼は今 病を連れて部屋に籠りぬ
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顔そむけゴミ出す人へ「おはよう」の苦さを連れて青空仰ぐ
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赤き実の光りし庭の万両を啄む鳥と睦月が去りぬ
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願いごと叶えず吹雪に佇みて涙の地蔵に雪はふりつむ
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竹を食むパンダの消えし園のなか働く人の靴の音ひびく
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俯きて歩めば光る霜の星 朝日に染まり土に瞬く
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年重ねありのままにと受け入れど深き格差に凩の哭く
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冬眠の熊の夢らし樹氷みな怪獣になり雪に戯る / 蔵王
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魚屋にひと皿残る雲丹鮪 宵待ち光るの誕生日
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円安もパンダも雪も渦巻くにポピュリズムへと真冬の解散
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枝切られいびつになるも空目ざす枯れ木の夢は風花かざはなのなか
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凍つる道ハンドル握る手は張りて富士も灰色通院の朝
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池を出て木の実ついばむ鴨親子 寒の合間のまろやかな朝
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告白のためらいに似て初雪の降り止みしばし漂う風花
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鉢植えの今年も咲きぬさくら草 大寒の日に震えつつ立つ
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ため息をつきて曲がれば白き富士雲を払いて満天の青
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耐えゆけば枯れ野の果ての陽だまりに食欲めばえおでんの香り
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