Utakata
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まんまるだんご
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抗がん八年記録挑戦中、
Utakataに救われ
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行く馬の負け組の星ハルウララ吾を重ねる大晦日かな
26
土をわり芽吹く緑のえんどうの産声聞こゆ木枯しの笛
32
冬晴れの富士はふわりと雲浮かべポパイのパイプ
燻
(
くゆ
)
らすように
27
ケアマネのスマホ鳴りつつ年の瀬の言葉を積むもサビ抜きの蕎麦
30
臥す妻へ味噌汁つくる年の瀬の寒き厨に湯気立ち匂ふ
54
年の瀬の「良いお年を」の声ひらり角を曲がれば
幸
(
さち
)
ありそうで
33
雲覆う寒空の朝群れなして鴨は飛びゆく薄き光へ
35
病院の陽だまりに咲く言葉たちケーキ三つのメリクリの午後
34
厩戸の皇子の伝説影薄くイエスの生まれに似せて語らる
24
戦地にも聖夜の灯りひそやかに涙の影の子らの笑顔よ
34
十字架
(
クルス
)
抱く「お春」の影の沁む石のオランダ坂に鐘の音哀し
28
かぼちゃ煮の焦げる間際の妻の技 湯気の向こうに冬至は更けぬ
39
野球子の夢を育む母たちは落ち葉を寄せて想いを焚きぬ
28
縄文の人も食いけむ栃餅や土器のまわりに笑みのあふれり
30
初甥の祝いに寄りて宝塚 冷めた街ぬけ雪の華舞う / 雪組真帆志ぶきさん
22
吾
(
あ
)
の腹のたぎるマグマは鎮まりて妻は茶を飲む暁の空
31
救急の惨事を告げばデイケアの瞳の奥に涙の光り
26
目をこすりもじゃもじゃ髪のおばさんはググれば名医 明けの明星 / ミスで再掲
27
吾
(
あ
)
の腹のうだる痛みに凛と立つ妻は修羅場の花の神なり
25
しゃきしゃきの玉葱噛る
兵
(
つわもの
)
は毒に倒れて夢にさまよう / 玉葱中毒?
25
闇を抜け救急患者の呼ぶ声に仮眠の女医は夢を払いぬ
29
病みあがりリハビリジムの笑顔にも立てば千鳥の震える枯野
35
腹を押す医師の温もり身に沁みて眠りに落つる冬ざれの夜
38
冬の夜救急に立つ半袖の温きナースのみ手にゆだねる
36
闇を抜けたどり着きしや病院の灯りのすくう砂金のいのち / おかげさま、落ち着きました
34
急患の我乗せ闇裂くハンドルに娘の手あり初の高速
47
黄金の花梨を
捥
(
も
)
ぎし指先に可憐な花の面影を追ふ
32
(
三十路
(
みそじ
)
)
にて天に召されし君の子の訃報に嗚咽の涙が滲む
39
去る人の残り香宿る年の瀬に白きサツキの帰り花咲く
31
トラトラトラ熱狂に酔う暗号に 「血沸き肉躍る」 主婦の日記
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