Utakata
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まんまるだんご
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抗がん八年記録挑戦中、
Utakataに救われ
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雪予報外れし朝の公園に正月さくらひそやかに咲く
29
箱根路の逆転劇の駅伝に吾も踏み出すリハビリの
径
(
みち
)
31
園庭にアンパンマンはひとりいて空を見ている正月休み
46
仰ぎ見る
(
)
鳳
(
オオトリ
)
に乗り初夢の銀河へ飛ばんイーハトーブへ / 近所の料亭のフェニックス
25
能登の地の倒れし寺の跡なれどせめて鳴らさん除夜の鐘かな / 三回忌
36
富士山の霊水流る初春や鴨は身浄め
水尾
(
みなお
)
きらめく
36
深大寺の蕎麦をもらひて年越せば深き味より清けき初春 / おめでとうございます
41
初春と書けば幸が舞ふ気して賀状に添ふる温き言の葉
37
行く馬の負け組の星ハルウララ吾を重ねる大晦日かな
27
土をわり芽吹く緑のえんどうの産声聞こゆ木枯しの笛
34
冬晴れの富士はふわりと雲浮かべポパイのパイプ
燻
(
くゆ
)
らすように
29
ケアマネのスマホ鳴りつつ年の瀬の言葉を積むもサビ抜きの蕎麦
31
臥す妻へ味噌汁つくる年の瀬の寒き厨に湯気立ち匂ふ
56
年の瀬の「良いお年を」の声ひらり角を曲がれば
幸
(
さち
)
ありそうで
34
雲覆う寒空の朝群れなして鴨は飛びゆく薄き光へ
37
病院の陽だまりに咲く言葉たちケーキ三つのメリクリの午後
35
厩戸の皇子の伝説影薄くイエスの生まれに似せて語らる
26
戦地にも聖夜の灯りひそやかに涙の影の子らの笑顔よ
35
十字架
(
クルス
)
抱く「お春」の影の沁む石のオランダ坂に鐘の音哀し
29
かぼちゃ煮の焦げる間際の妻の技 湯気の向こうに冬至は更けぬ
39
野球子の夢を育む母たちは落ち葉を寄せて想いを焚きぬ
29
縄文の人も食いけむ栃餅や土器のまわりに笑みのあふれり
32
初甥の祝いに寄りて宝塚 冷めた街ぬけ雪の華舞う / 雪組真帆志ぶきさん
23
吾
(
あ
)
の腹のたぎるマグマは鎮まりて妻は茶を飲む暁の空
35
救急の惨事を告げばデイケアの瞳の奥に涙の光り
28
目をこすりもじゃもじゃ髪のおばさんはググれば名医 明けの明星 / ミスで再掲
28
吾
(
あ
)
の腹のうだる痛みに凛と立つ妻は修羅場の花の神なり
27
しゃきしゃきの玉葱噛る
兵
(
つわもの
)
は毒に倒れて夢にさまよう / 玉葱中毒?
27
闇を抜け救急患者の呼ぶ声に仮眠の女医は夢を払いぬ
30
病みあがりリハビリジムの笑顔にも立てば千鳥の震える枯野
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