まんまる
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ネームは木喰上人の歌よりいただきました。八年前より抗がん剤治療中です。リハビリに励んでいるなかUtakataに辿りつきました。短歌を始めて三年で我流です。自分史をうたに詠もうと思いつきました、気がかりなことは平和と格差の大きさです。よろしくお願いします。

咲きつれど酷暑の光に萎れゆく淡き朝顔我を映せり
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七月の野球の風に煽られて無花果坊主夏を踊れり
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難き日の話を聞きつつ向日葵に共に水やりひとときの涼
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荒れ果てし園の花壇をスコップでガリガツ拓くひまわりの夏
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風吹けば尺に伸びたる紫陽花のももいろゆれる蟻のブランコ
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七夕のたどたどしい文字抱きしめる「ママが一生死なないように」
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通り行く園児がきれいとママに言うはずかしうれし初の朝顔
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一筋の残雪の富士雲晴るるがんの道にも梅雨の明けむや
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パパ迎え七夕飾りの短冊に少女の願いは夜勤のママへ
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高邁な精神捨てて泥まみれレッドカードのFIFAの祭りは
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紫陽花の青の手鞠のあいあいと根元に咲ける小さきつゆ草
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笹舟に雨のせ流れ七夕の涙の愁いもうたかたに浮く
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夕暮れの「七つの子」てふメロディーにゆれる遠吠え夏の老犬
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山の湯の露天に映る忍草 千々(ちじ)の想いの浮かび揺らるる
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記念日に自由の女神の瞳から涙の雫海へ流るる / 7月4日
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目をこすり灯下に学ぶ工員の夢追う君に道を教わる
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ドウダンの絹のベールの蜘蛛の巣は姫の褥(しとね)か露の宝石
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朝顔の咲き初む青に「おかえり」を巡る季節に会いしときめき
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胸騒ぐ「スピード感」は悪法へ泥沼のなか花の影なく
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公園の木立のベンチにホームレス遠くを見つめ緑に溶けぬ
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赤貧に格差の小言積もる日は風に流れる色即是空
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通り行く寂しき人に微笑みを梅雨の止み間の庭の朝顔
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細き身の朝顔の蔓たくましく空をめざさむ巻きつ昇れり
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雨に濡れ咲き初む花は祈りこめ通院励ます青の朝顔 / 6.25
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日教組と指さす人のあるなかを我は子らと平和を問へり
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点滴をつけて床臥す雨の夜にガイアの怒り揺れにおろおろ
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紫陽花に負けじと傘の花ひらく雨を彩る登校のまち
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娘(こ)のくれしシャツをパリッと老紳士 連れられ花の癌センの朝
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甘夏の玉のみどりご落ちし朝 水子地蔵の甥を想いき
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ご近所のばあ様くれし青胡瓜二本飾ればみずみずし居間
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