Utakata
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咲弥
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初心者です。宜しくお願い致します。
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金色に 光る銀杏の 道抜けて 昔話に 花が咲く母
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『朝のリレー』 筆ペンで書き 壁に貼り 毎朝吾は 希望を貰ひ/谷川俊太郎さん 感謝
17
晩秋の 風は冷たく 空澄みて 梅の葉落ちて 冬が始まる
20
無防備に 手足を伸ばし
猫
(
きみ
)
は寝て 静かに時を 刻む音する
25
木の香り 雨が降る日は 更に良し 悲しい事も 全てを浄化
22
悠然と 流れゆく雲 地球見て 人のせわしさ 笑ひけるかな
24
亀たちが 甲羅干しする 川べりに 晩秋の陽が 優しく落ちぬ
34
今の世も 昔と同じ 浮世ゆえ 喜怒哀楽も さして変はらぬ
28
枝払い 汗ばむ顔に 秋の陽が 夏に負けぬと 言いたげに見え
24
SLの 汽笛が耳を 和ませる 湖面に映る 錦秋の山
21
歴史ある 古きものには 味があり 大切にする 心持ちたし
27
三日月が 絵本のように くっきりと 秋の夜空に 弧を描きけり
26
横にいる 可愛し
猫
(
きみ
)
の 寝顔見て まどろむ吾に 朝陽柔らか
26
霜月と 思えぬ陽気 木々達も 葉を揺らしては 秋を愉しむ
26
足下
(
あしもと
)
に 幸せありて 気が付かず 空の上から いつか眺むる
19
雨止みて 金木犀の 花の海 明日は晴れと 夕空
云
(
い
)
ひて
27
冬支度 敷物替えて 引き締まる 心身共に 夏を脱ぎ捨て
21
雨のあと 季節変わりし 落葉増え 空の雲にも かわいい羊
30
本人が 幸せなのが 一番と 米寿迎える 母の優しさ
27
江ノ電の 走る音さえ 淋しくて 子の住む街が 遠ざかりゆく
30
秋の空 思わず足を 止める人 美しいもの 写真に収め
20
友眠る 鎌倉旅路 萩咲きて 汗ばむ秋の 夕暮れ迫る
20
夕暮れの 空にコウモリ 飛び交ひて 幼き頃の 風景思ふ
25
枯れた木の 根っこの周りに 付く虫は 生きようとする ひとつの命
22
紫の 花咲きほこる 秋の庭 雨降られども 凛と立ちけり
32
完壁で なくとも良いと 足るを知り 感謝する人 頭が下がる
23
休み明け 油断してたら 忙しく フル回転で 仕事片付け
21
古
(
いにしえ
)
の 京の都に 思い馳せ 雲ひとつない 東寺に参る
19
スーパームーン 壊れたバイク 押す息子 家に帰れず 月を眺める
20
さつま芋 蒸して潰して
羊羹
(
ようかん
)
に 秋の味覚と 照りつける陽と
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