Utakata
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咲弥
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初心者です。宜しくお願い致します。
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道の辺
(
みちのべ
)
に 凛と咲く花 見て思ふ 人の心は 移ろいやすし
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川岸に 降り立つ野鳥 入れ替わり 季節先取る 人より早く
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大好きな マンゴーの時期 終われども 意外にイケる 缶詰マンゴー
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意のままに 言葉連ねる うたかたに 日々の思いを 収めるように
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彼岸過ぎ 満開に咲く 曼珠沙華 焦らず生きて 背中押されて
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お
社
(
やしろ
)
で スギやヒノキに 包まれて
安寧
(
あんねい
)
祈り 秋が始まる
20
思い出を 消し去るのには 早過ぎる まだ踏んばれる 一歩ずつ進む
15
それぞれに 違う価値観 断捨離も 自分基準で いいと信じる
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地下鉄で 居眠りしおり 気が付けば 肩をお借りす 優しさに触れ
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賑やかに 声の響ける 通学路 楽しみ増やす 教師の努力
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ネギ刻み 素麺茹でて だしを出す 熱いにゅうめん 秋の定番
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通勤の 橋の下では
白鷺
(
しらさぎ
)
が 秋の光に 羽根を広げる
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風を入れ 珈琲淹れて 始まりぬ 転んでは起き 今日もがんばろ
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森のカフェ ピアノ演奏 苔の庭 心洗われ また歩き出す
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明け方に 残る月夜の 美しさ 今も昔も 変はらぬものと
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宝くじ 当選したと メール来て 買ってもいません 新手の詐欺か
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背丈ほど 伸びた草木の 間から 黒いお耳が 映え過ぎの猫
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来年の 目標決まり 夏が行く 悔しい気持ち 心に留めて
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空を見て 居場所を探す 種子なのか 進化や退化 繰り返し生く
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魂が 遺した声を 聴きながら 秋のお彼岸 線香を焚く
30
蝶々が 二頭仲良く 飛び交ひて 晩夏の庭を 花から花へ
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人生が いかに悲惨か 知ることで 小さき事の 喜びを知る
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月が満ち 人の心も ざわめくか 心静かに 仕事やりたし
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それぞれの 趣味の話を 持ち寄りて 語る時間の 過ぎる早さよ
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スーパーの 売り場の棚で ぶどう狩り 家族連れらの 楽しき笑顔
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週末の うたかた短歌 賑やかで 明日の仕事の 励みとなれり
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虹が出て 思わず空を 見上げては 祈りと願い 手と手を合わせ
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寝息たて すやすや眠る
愛猫
(
きみ
)
は今 夢見てるらし 口元動く
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キラキラと 川面光りて 鳥が飛ぶ まだまだ夏は 終わりを告げぬ
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草を刈り 秋の庭へと 衣替え 球根たちも 息をしており
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