咲弥
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初心者です。宜しくお願い致します。

人参の シリシリ作り 南国に 思いを馳せて 味覚楽しむ
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晴れ渡る 五月の空と 友の顔 笑いを誘う うたかた仲間
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友の熱 冷めぬどころか 増しており 笑うしかない 推しの馬力を
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今はただ 普段通りに 過ぎてゆく 祝いもせぬが 結婚記念日
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大葉のせ トマトのサラダ 彩りも 初夏の風にも 似合う緑で
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雲低く 泣き出しそうな 空なれど 雨には遠く 紫陽花の咲く
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夏支度 気ままに風を 入れながら 桃の煎茶で ひと息入れて
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清らかな 花の色した 十字架草 花言葉まで 美しかりき/澄様へ返歌 『 有難うございます』
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ウグイスの 声に元気を もらう朝 珈琲豆を 丁寧に挽く
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ドクダミの 花の白さに 嘘はなく 空の青にも 染まることなく
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山歩き 森林浴と 湿原と 五感を使い 命の洗濯
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心にも 肥料を与え 枯れぬよう 限界値まで 超えないように
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子と過ごす 時の短さ しみじみと 子育て中は 気付く間もなし
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心身の 痛みたずさえ 往く道の 険しささえも 楽しみとなる
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南国の 空と海とに 魅せられて 疲れし日々に 英気養う
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沈みゆく 夕陽を背にし 虹掛かり 南の海に 祈り捧げる
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暮れてゆく 明日に急げと 言うように 今を踏みしめ 焦らず行こう
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しとしとと そぼ降る雨は 涙色 五月雨集め 新芽濃くなる
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かぐわしい 檸檬の花に 時忘れ 春の陽が落ち 月が昇りぬ
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初夏の茄子 煮浸しにして 薬味乗せ 届けし友の 愛情も乗せ
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砂山が 崩れてもまた 積み上げる 生きてゆくのも 案外似てる
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青空に 映える羽持つ アゲハ蝶 一生懸命 生きているねと
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雨止みて 陽の差す庭に 土香る 四月の疲れ 洗ひ流して
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ジャスミンの 花の香りが 風に乗り 五月が来たと 告げる帰宅路
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午後五時の 風が涼しい 散歩みち 七つ転んで 八回起きて
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新生姜 佃煮作り 食べようと 辛過ぎるので 砂糖増し増し
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雨音が 街の喧騒けんそう   かき消して ツツジ鮮やか 皐月さつきも間近
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今はまだ 山の中腹 辺りかと 柔き顔した 師を見て思ふ
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巣作りの つばめの親に 脱帽す 一心不乱に 整えていく
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満天の 星空眺め 言葉なく 背筋を伸ばし 大地踏みしめ
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