Utakata
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咲弥
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初心者です。宜しくお願い致します。
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クワガタを そっと見守る
猫
(
きみ
)
の背は 愛の塊 確かにまるい
20
濡れ衣の 重さを知ってか 鳴く鳥の 渇いた声が 心
慰む
(
なぐさ
(
)
)
22
この雨に 打たれ晴れ待つ
堪忍
(
かんにん
)
土
(
ど
)
相手を許し 生きることらし
24
幸せが どこにあるかと 聞かれれば ここにあるよと 迷わず言える
25
哀しみも 雨が全てを 流す朝 葉に
雫
(
しずく
)
溜め
紫陽花
(
あじさい
)
が咲く
29
子の名前 沢山書いた 子育て期 あのバタバタが 笑い話に
18
夏支度 身体も服も 追い付かず 自分の速度 それでもいいと
23
爪切りを 嫌がる
猫
(
きみ
)
の 肉球に 温もりだけが 詰まっているよう
19
香
焚
(
た
)
いて 掃除のあとに ひと休み 気持ち入れ替え 風も入れ替え
24
草むしり 終えて汗かき ひげ茶飲む 味わい深く 梅雨もまた良し
21
ひんやりと 冷たい床に 寝転んで 将来の夢 描いたあの日
20
午後のカフェ 陽の傾きで 解散す 苦労続きの 友ら語らふ
22
苦しみは 必ず終わる そう信じ 光差すまで 荒野を歩く
18
アスパラと トウモロコシを 茹でてから 涼し夕風 気付く水無月
18
日常を 三十一文字に 収めては 過ぎゆく時の 早さ止めたし
21
燕たち みな巣立ちして
空
(
から
)
となり 夏の空へと 羽ばたいてゆけ
23
文
(
ふみ
)
のよう 歌のお返し 微笑まし 浮世を離れ 和みの場所に
21
満天の 星空見上げ 目が覚める 夢だったのかと 笑い込み上げ
15
慣れぬ手で 作りし台は 歪みけり ヒノキの香して まあ良しとする
23
今だから 見える景色が ここにあり 墓参りする 結婚記念日
26
踏まれると 四つ葉となりて 生きている クローバーのように 幸せ見つけ
13
価値観が 似てると思ひ 感動す 電流走る うたかた仲間
18
けふの月 雲に隠れて 光差す 過ぎた月日は 戻らぬ
証
(
あかし
)
14
通勤の 電車降りれば
燕
(
つばめ
)
の巣 今年も無事に 巣立ち祈りて
21
早朝の 庭で雀が 遊びおり 可愛らしさに 暫し見とれる
23
冬越した クワガタ達の 愛しさよ 土渇けども 負けずに生きる
23
笑顔には 魔法の薬 含まれて どんな心も 和んでしまう
17
空白み 夏のはじまる 気配して 動き出したる 命の息吹
20
何事も 続けることは 難しい 文句も言はず 脈打つ心臓
24
三日月が
道行
(
みちゆき
)
灯
(
とう
)
の 役目をし 友を天へと 導いてゆく
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