咲弥
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初心者です。宜しくお願い致します。

雨止みて しずくの粒が きらきらと 春の香りも 包んで光る
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着実に つぼみふくらみ 準備する 君から咲いて 花のささやき
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変化には 勇気と意志が 必要と 思い知る度 成長す
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雛人形 大事に仕舞い また来年 目だけで語る 十五人なり
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薄紅の 空明けゆきて 日の昇る 海の向こうへ きみは飛び立つ
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行動と 言葉を合わせ 生きる人 信頼できる そうでありたい
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夢叶い リフォーム終えた 友の家 二十五年の 月日を語り
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皆さんの 『あきらめない』の 声聴きて 吾も踏ん張る 『なにくそ』の意気
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うたかたで 深呼吸する 夕方は 心整い ホッコリとする
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雨の中 川面を泳ぐ 野鳥達 冷たかろうに 餌を啄ばむ
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友の子の 忘れ形見の 声優が 活躍するを そっと見守る
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友と逢ひ 学生時代 時戻り 記憶を集め 笑い転げる
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生き方の 処方箋など ないのだし 考え過ぎず 生きよう弥生
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春風を 取り込みたくて 風を入れ 家具を移動す 如月の午後
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勤勉な 国に生まれし 運命さだめかな 頭痛続きの 残業続き
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満開に 梅の花咲く 春の庭 疲れ忘れて 心浮き立つ
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かにぱんが 五十周年 迎えてる 懐かしい味 変わらぬ美味さ
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見た目では いちごと人は 分からぬと 真っ赤で酸っぱい 苺頬張る
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猫の日と わかっているのか ニャンニャンと やたらと甘え チュールを要求
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こんなにも 地球は青く 丸いから 人の心も まあるくなぁれ
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玉ねぎを コトコト煮詰め 昆布だしで 優しいスープ 体温め
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鉛筆と 紙があるのは いにしえの 森の恵みと 人類の知恵
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冷蔵庫 残り野菜を 集めては 豚汁作り 寒さ乗り切る
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明けてゆく 月曜の朝 丁寧に 珈琲を淹れ きみと体操
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端的に 話す営業 有難き 島滞在を 暫し楽しむ
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弱き者 女子供と 決めつけて その先にある 未来がこれか
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島時間 ゆるり流るる この島の 哀しき歴史 鎮魂の歌
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南国の 吾子の元への 旅すがら 妙な御縁で 繋がる人よ
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明ける空 時刻が少し 早くなり 鳥のさえずり 歌声のよう
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この地球ほしに 別れを告げる その時に 聴こえる言葉 持って逝きたし
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