Utakata
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咲弥
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初心者です。宜しくお願い致します。
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庭の隅 わずかに残る 夏の味 今年最後の ニガウリ甘し
31
知らぬ間に 自炊の腕を 上げし子の 優しい料理 病に効いて
23
夕空に ツクツクボウシ 行く夏を 惜しむかのよう 淋しく鳴けり
18
ニガウリの 収穫嬉し 病み上がり 豆腐ともやし 卵も入れて
26
夏の日の 遠い記憶の 残像は 瓶に詰め込み 海に流そう
28
夏風邪を 置き土産にて 酷暑行き 秋の虫達 夜に演奏
19
うたかたの 畑豊作 賑やかに 夏休みこそ ゆるり短歌で
18
体温を 超える暑さに 慣れた頃 空高くなり アキアカネ飛ぶ
26
草むらの 虫追う猫に 夏の陽が 少し傾く 午後の風景
24
遠征の 先より届く 果物は 子からの愛の サプライズなり
20
稜線は 美しかろと 想い馳せ 夏山登山 我を誘惑
24
倒れても 走り続ける 我が子らに 母の心配 届いているか
25
うたかたで 心通わせ 思い乗せ 四百達成 素晴らしきかな
20
戦禍にて 尊き命 奪われし 若き
御
(
み
)
霊
(
たま
)
の 無念忘れじ
23
疲れても 仕事休めぬ 繁忙期 蝉の鳴き声 応援歌なり
29
そよそよと 晩夏のような 風が吹き 自然も人を 試すよな朝
25
思うより 人の心は 優しくて 誰かの為に 明日も生きる
20
誰にでも 焦りや不安 付きまとい 風に吹かれて 飛びたくもなり
21
照りつける 夏空の下 生まれたる メダカの稚魚よ 大きくなあれ
23
半分に 分け合うといふ 優しさを 示すかのよう 朝の
半月
(
はんげつ
)
22
自販機の 硬貨口より 入りたる 虫よ哀れや 人の犠牲に
15
雨降りて 激しく土に 叩きつけ 人の営み 律するかのごと
24
友からの 暑中見舞いは 風物詩 嬉しく思ひ 筆を持つ午後
25
トンボの背 青く染まりし 夏色に 自然の不思議 理にかなひけり
24
盆近し
此岸
(
しがん
)
彼岸の 岸を越え 早馬に乗り 帰っておいで
31
月明かり 窓より入りて 闇照らす 心も円く 包まれてゆく
28
見上げれば 夏の月夜は 変はらぬが 地球の温度 変はりゆくかな
18
子の帰省 洗濯物が 賑やかに 肩寄せ合ひて 風に吹かれし
38
辛い時 ビートルズの曲 聴きながら 流した涙 今に生かせて
15
パタパタと 尻尾を揺らし 喜べり 窓の外見る
猫
(
きみ
)
の横顔
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