Utakata
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咲弥
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初心者です。宜しくお願い致します。
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舞う蝶を 目で追いかける 猫の背は 時を静かに 流してくれる
21
初夏の風 木々の香りを 運ぶ窓 冬の寒さを しばし忘るる
18
子が巣立ち 仕事帰りに 買い物し 巣に帰る鳥 眺める夕べ
22
仏壇に 手を合わせては 問いかける 生まれた意味と 生きていく意味
19
朧月
(
おぼろづき
)
お疲れ様と 照らされて 疲れた
身体
(
からだ
)
力を貰い
23
魂は 自由なのだと 思う時 素直になれる 優しくなれる
20
夕闇が 迫り来る時 聴こえける 昨日の罪と 明日への希望
14
涙すら 出ないくらいの 悲しみを 乗り越えるべく 片付けをする
32
アルバムを 開いてみれば 遠い日々 今は感謝の 義父の命日
18
他人
(
ひと
)
の歌
解
(
わか
)
る
解
(
わか
)
ると 同感す 無常のこの世 無慈悲な社会
24
鳴き声の 何とも言えぬ 美しさ 姿は見せぬ 南国の鳥
14
島時間 ゆったりと時は 流れるが 暮らす我が子の 戦場なりて
17
猫といて また子育てを してるよう 頬ずりをして 頭を撫でて
19
ありがとう 生まれてくれて 振り返る 余裕ができた 道のり長く
18
散る桜 子の命日の 近づきて 今は笑って 墓前に参り
22
お互いに 励まし合ひて 歌を詠む そのことだけで 心温もり
23
春の午後 庭の片隅 咲く花の たくましかりき 命の連鎖
17
業務過多 桜満開 素通りし 心の中に 花を咲かせる
15
窓開けて 冷たい空気 吸い込みて 新芽と共に 今日が始まる
19
透明の 壁を突き抜け 朝が来る 過去から未来 時間は続く
19
膝
(
ひざ
)
に乗る 猫の温もり 感じては 幼き頃の 我が子ら思ふ
23
気合い入れ 多忙な仕事 こなしおり 火照る身体に 春の夕風
19
御神木 悠久の時 経てもなお 凛と立ちて 葉だけを揺らす
13
そこにある 見えないものと 見えるもの 気持ちひとつで 虹色になる
21
桜には 喜怒哀楽の 思い出を 同じ重さで 呼び覚まされる
14
トンネルの 先が見えずに 泣いていた 遠いあの日を 春風揺らす
19
アンテナは 人の数だけ 立っており どう生きるかは チャンネル次第
24
湯上がりに 疲れをほぐし 水琴の 音色愉しむ 春の夜更けに
19
登山靴 数年ぶりに 履いてみて 山の岩場の 懐かしき春
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沈黙し 引き出しの中 出番待つ 忘れ去られし 丸い消しゴム
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