Utakata
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咲弥
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初心者です。宜しくお願い致します。
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沖縄の 悲しき歴史 忘れまじ 摩文仁の丘に 白き花束
38
痛む時 時間は長い 母の言ふ か細き腕に 薬塗りつつ
26
早朝の 無心になれる 草むしり 百合の
蕾
(
つぼみ
)
も 咲く時を待つ
43
夏至六時 雲が流れて 薄日差す 心の行方 雲のまにまに
29
アドリアの 海の青さの ショルダーと 土産話を 姉からもらひ
28
水草が たゆたう鉢の メダカにも 酷暑を告げる 水無月の朝
35
白き月 まだ消え残る 暑い朝 雀鳴きおり 何をか伝えむ
31
しがみつき 吾の上にて 眠る
愛猫
(
きみ
)
夢でも見たか 寝言を云ひて
31
夏空が 出番を待たず 広がりて ブーゲンビリアが ぐんと伸びする
44
苔むして
蜩
(
ひぐらし
)
の声 降る森の 山頂に立ち 山並み遥か
32
道標
(
みちしるべ
)
示され歩く この道で 出逢えた人に 渡す
言霊
(
ことだま
)
28
二度寝して 始まり遅い 休日に 雨が加勢し 雨音を聴く
38
檸檬の実 ゆっくり膨らみ 成長す その愛しさや 主張もせずに
28
ただいまと 帰りし時に
猫
(
きみ
)
じゃれて
吾
(
われ
)
の鞄に 頬すり寄せて
25
ぼんやりと まぁるい月が 微笑んで
地球
(
ほし
)
を見ながら 微笑んで
22
雨濡れて 息絶える花 ありしかと 雨戸を叩く
夜半
(
よわ
)
の雨音
24
魂を むさぼるやうに 生きる師の 空の写真は 一万枚超ゆ
24
梅の実の シロップ漬けを 作り終え 氷砂糖が 優しく溶ける
34
雨予報 外れて晴れた 日の朝は 得した気分 カーテン洗おう
28
前足も 投げ出し眠る
猫
(
きみ
)
の顔 どこか間抜けで とても愛しい
32
行儀よく 並んで伸びる 草花に 明日の風向き 教えられたし
27
ラジオから 流れるレゲエ 聴きながら 蒸し暑き
夜
(
よ
)
に 瞼を閉じる
26
完熟の トマトに惹かれ 二袋 梅雨入り前に リコピン補充
24
鶯
(
うぐいす
)
の 声に癒やされ 写経する 墨の香りが 朝に溶けゆく
28
終日の 研修を終え 道のりは まだまだ長く 峠も越せぬ
24
花梅の 実の成長に 六月の 強き日差しが 背中を押せりり
25
雨の日も 雀鳴きおり 朝告げる 小さき命 戦友に見え
26
苦しみも いつか終わると 知りつつも 歯を食い縛る 人手不足に
25
風に揺れ ラベンダー咲く 水無月の 凛とした朝 空気冷たく
30
新玉葱
(
しんたま
)
を スライスにして かつ節で シャキッと初夏の 味覚楽しむ
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