Utakata
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咲弥
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初心者です。宜しくお願い致します。
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アスパラと トウモロコシを 茹でてから 涼し夕風 気付く水無月
18
日常を 三十一文字に 収めては 過ぎゆく時の 早さ止めたし
21
燕たち みな巣立ちして
空
(
から
)
となり 夏の空へと 羽ばたいてゆけ
23
文
(
ふみ
)
のよう 歌のお返し 微笑まし 浮世を離れ 和みの場所に
21
満天の 星空見上げ 目が覚める 夢だったのかと 笑い込み上げ
15
慣れぬ手で 作りし台は 歪みけり ヒノキの香して まあ良しとする
23
今だから 見える景色が ここにあり 墓参りする 結婚記念日
26
踏まれると 四つ葉となりて 生きている クローバーのように 幸せ見つけ
13
価値観が 似てると思ひ 感動す 電流走る うたかた仲間
18
けふの月 雲に隠れて 光差す 過ぎた月日は 戻らぬ
証
(
あかし
)
14
通勤の 電車降りれば
燕
(
つばめ
)
の巣 今年も無事に 巣立ち祈りて
21
早朝の 庭で雀が 遊びおり 可愛らしさに 暫し見とれる
23
冬越した クワガタ達の 愛しさよ 土渇けども 負けずに生きる
23
笑顔には 魔法の薬 含まれて どんな心も 和んでしまう
17
空白み 夏のはじまる 気配して 動き出したる 命の息吹
20
何事も 続けることは 難しい 文句も言はず 脈打つ心臓
24
三日月が
道行
(
みちゆき
)
灯
(
とう
)
の 役目をし 友を天へと 導いてゆく
28
日陰には 日陰の草が 日なたには 日なたの花が 息をしている
26
今は亡き 友の生まれた 日が迫り 感謝し独り 献杯をする
19
悲しみを 語る友の笑 優しくて 五月の空に 咲くハナミズキ
29
舞う蝶を 目で追いかける 猫の背は 時を静かに 流してくれる
22
初夏の風 木々の香りを 運ぶ窓 冬の寒さを しばし忘るる
19
子が巣立ち 仕事帰りに 買い物し 巣に帰る鳥 眺める夕べ
23
仏壇に 手を合わせては 問いかける 生まれた意味と 生きていく意味
20
朧月
(
おぼろづき
)
お疲れ様と 照らされて 疲れた
身体
(
からだ
)
力を貰い
24
魂は 自由なのだと 思う時 素直になれる 優しくなれる
21
夕闇が 迫り来る時 聴こえける 昨日の罪と 明日への希望
15
涙すら 出ないくらいの 悲しみを 乗り越えるべく 片付けをする
33
アルバムを 開いてみれば 遠い日々 今は感謝の 義父の命日
18
他人
(
ひと
)
の歌
解
(
わか
)
る
解
(
わか
)
ると 同感す 無常のこの世 無慈悲な社会
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