Utakata
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咲弥
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初心者です。宜しくお願い致します。
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子は母の 約束破り 成長す 母の愛情 揺るぎないから
18
悔しさが 原動力と なる朝の 動き素早く 仕事片付く
18
ありがとう 言われる事で 頑張れる 辛い仕事も 笑えるように
17
素のままで 五感を信じ 生きてみる 素直になれる 人肌温度
12
草むしり 手に止まる蝶 羽休め ここにいるよと 小さな命
14
西風が 雲を蹴散らし 星空に 月の光が 明日を照らす
15
神無月
(
かんなづき
)
雲ひとつない 空の下 動物園は 遠足日和
13
半月
(
はんげつ
)
は 喜怒哀楽も 半分に まあるい月を 分け合うように
26
うたかたに 心の置き場 お借りして 穏やかなれり 感謝する朝
24
毎日が 穏やかであれ 祈りつつ 職場環境 戦場と化す
15
人々の 祈りの数は 満天の 星の数より 多いだろうか
18
秋の夜は 長いと言ふが 人生の 過ぎ去りし日の 短さ思ふ
18
南国も 夏の残り香 あらねども 季節は移ろひ 赤トンボ舞ふ
18
我が子らの 幼き頃の 夢を見て 何と可愛い 親馬鹿なれり
16
稲刈りを 終えた田んぼに 秋の陽が 夏を忘れて 優しく照らす
24
白鳥も 水面下では 懸命に 足を動かし 優雅に泳ぐ
13
一日を
三十一文字
(
みそひともじ
)
に 収めつつ 疲れた今日を 丸めて捨てる
28
風の
音
(
ね
)
が 秋を知らせる 夕べかな 越えるべきもの 川面に浮かぶ
17
不器用に 生きてきたなと 思う朝 雨に打たれて 晴れ待つ苗木
16
この海を 美しいまま 残せたら 願いよ届け 美ら海の島
23
ありのまま 等身大で ありのまま 時の運まで 引き受けて生く
17
走馬灯 忘れられない 思い出を 花束のよう 両手で抱え
14
茶のラベル 表ほうじ茶 裏煎茶 思わず笑ふ マルシェの土産
9
御朱印を 頂く手には 白檀の 香りかすかに 秋の禅寺
25
夢の中 二度と会えない人達に 会えた悦び 彼岸花咲く
28
うたかたの 皆の短歌が 愛おしく 人間らしさ ずしりと沁みる
18
幼き日 祖母に抱かれた 温もりを この細胞が 記憶している
30
いつの日か 希望から絶望 変わり果て 失ってから 気付くものあり
11
雨止みて 虹のかかるる 西の空 明日もいい日と あまがえる鳴く
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夕方の 空を切り取り 秋の色 貼り付けてみて ススキが揺れる
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