Utakata
登録
Login
サイトのご案内
咲弥
フォロー
221
フォロワー
158
投稿数
758
日常を詠みながら、うたかたの御縁を嬉しく思います。
自然と読書と登山も好きです。
« 最初
‹ 前
…
6
7
8
9
10
11
12
13
14
…
次 ›
最後 »
雨止みて 陽の差す庭に 土香る 四月の疲れ 洗ひ流して
32
ジャスミンの 花の香りが 風に乗り 五月が来たと 告げる帰宅路
25
午後五時の 風が涼しい 散歩
道
(
みち
)
七つ転んで 八回起きて
22
新生姜 佃煮作り 食べようと 辛過ぎるので 砂糖増し増し
22
雨音が 街の
喧騒
(
けんそう
)
かき消して ツツジ鮮やか
皐月
(
さつき
)
も間近
32
今はまだ 山の中腹 辺りかと 柔き顔した 師を見て思ふ
26
巣作りの
燕
(
つばめ
)
の親に 脱帽す 一心不乱に 整えていく
27
満天の 星空眺め 言葉なく 背筋を伸ばし 大地踏みしめ
22
小手毬
(
こでまり
)
の 白き小さな 花びらに 蜜蜂止まる 晴天の
下
(
もと
)
33
人待ちの カフェでひと息 非日常 雨上がりゆえ 木の
香
(
か
)
立ち込め
27
カタツムリ 墓石の隅に 隠れ居り 淋しくないね 春の日の午後
30
夕涼み そんな言葉が ピタリくる 真夏日の春 ラベンダー揺れ
25
曇天を 蹴飛ばすように 堂々と 空に向かひて ハナミズキ咲く
27
窓を開け 朝の空気を 吸ひ込みて 静かに過去の 扉閉めゆく
30
卯月
半
(
なか
)
行きつ戻りつ 春の来る 昼は夏日に 吹く風
温
(
ぬる
)
く
29
雨のあと 新芽の先が 陽を受けて 眠りから覚め 伸びをしている
28
寺好きの 仲間とカフェで 花が咲く 弘法大師 驚きたるや
22
気がつけば うたた寝をする 春の宵 心の温度 人肌になり
37
散り際の
潔
(
いさぎよ
)
さまで 美しく 悠然と立つ 桜の雄姿
37
吾子眠る 空を見上げる 命日は 悲しみよりも 感謝が増えて
36
一本の 雑草でさえ 愛おしく 五感を使い 春に呼吸す
25
目に緑 鮮やかなるや 新緑の 葉々をまとひて 古木笑ひぬ
24
列島を 縦断しての 桜旅 車窓から見る
大山
(
だいせん
)
の雪
32
買い物の 手提げ袋に 舞う桜 今年も愛でた 毎年思ふ
23
本棚を 整理してみた それだけで 風の通りも 変わる春の日
32
渡り鳥 小さき翼 携えて 大空を飛ぶ
逞
(
たくま
)
しさ見ゆ
27
ユキヤナギ 真白き雪が 降るように 桜の下に 満開の花
25
さらさらと 木々のささやく 音がして 思い出詰まる 弥生過ぎゆく
25
気が付けば 桜満開 春の陽が 優しく注ぐ 引越し日和
28
様々に 桜咲いた日 散った日も 喜怒哀楽を 生き抜いてこそ
23
« 最初
‹ 前
…
6
7
8
9
10
11
12
13
14
…
次 ›
最後 »