Utakata
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咲弥
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初心者です。宜しくお願い致します。
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懐かしい 万年筆で したためる 一文字ずつに 生き様
滲む
(
にじむ
)
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生きている いま生きてると 自覚する それ以上でも それ以下でもなく
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百合の花 威風堂々と 咲く朝や けふは記念日 育つ球根
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古代より 人の愚かさ 包み込み 魂宿す 縄文の杉
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空を舞う 鳥から学ぶ 幸せは 心を放ち 生きる姿勢
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風そよぎ 柳の枝は 折れずとも しなやかに吹け 心の隅に
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墓参り どんな息子に なったかな 想ひ涙す 夏の日の午後
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つまずいて 転んで立って また転ぶ 何回だって 起き上がってやれ
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終わらない 痛みはないと 腹括り 痛み苦しみ 今世限りと
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光差す 苔むす寺の せせらぎに トンボ止まりて 幕上がる夏
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陽を浴びて こぼれんばかり 笑み浮かぶ 庭の木々たち 踊りける猫
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矛と盾 絡まる糸を ほどくのは わずかな知恵と 果てしない愛
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世の中で 起きていること 知らぬ猫 ただひたすらに 主を癒やす
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人の世は 無常の風が 吹き渡り 初夏の草木が 愛おしく見え
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緑萌ゆ 土の香立てる 雨上がり 万物すべて 天より来たる
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幾度の 絶望乗り越え 行く先に 小さき希望を 見つけし夕べ
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怒りとは 自分自身を 焼き尽くす 深呼吸して 去る時を待つ
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地域猫 挨拶代わり 目を細め へこたれるなと 激励される
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武器を捨て 譲る気持ちを 持ち寄れば きっと世界は 愛で満ちてく
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言の葉は 心を映す 画となりて 彩を増し 人を仕上げる
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雨露に 光し草の まばゆさは 何を照らすか 暗き心に
7
遠かれど つながっている 空と海 健やかであれ 笑顔で祈る
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幾度も 季節は変はり 人は果て 変はらぬものは 無きものと知る
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磨き上げ 心の塵を 磨き上げ 元々おなじ 全て原石
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今は亡き 初恋の君 夢に出づ 嫉妬する我 目覚めて笑ふ
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空白み 動き出したる 朝の街 淹れたての珈琲 時を運びし
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道たずね 悪しき道でも 進むかは 我のみぞ知り 我決めるなり
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記憶とは 哀しみこそを 消すものと 深く想ゆる 優しさの末
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会いたさに 目覚める時刻 早過ぎて 濃い藍色の 夜は明けゆく
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夕闇に 季節動かす 気配がし 急ぎてけふを 振り返る夜
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