tomatojapan
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気まぐれに も一度アイコン 変えました

問われれば「夏の残りのソーメンでいいんじゃないか」と記念日の夜
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「半ドン」のドンのもとなる子午儀かな ドイツ生まれのレプソルドていふ/三鷹国立天文台にて
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大願は成就せぬから大願で などともろもろ対岸で聞く
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妻が宣る 「三杯目までは義務として 四杯目からは権利として」
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『永久』の思いの外の短きを 嘆く間もなく歯に間(あいだ)でき
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まるまるの五十一年経過せり。どんよりとして、何事もなき。/明日五十一回目の結婚記念日
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羊羹を柵に切り立て並べたやう 甲州街道府中の街は/すっかりマンション街
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ひさかたの光に夏の残滓揺れ 携帯扇の風吹きつけてみる
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温水のほどよきぬるみ頬なでて青が空から届く、十月
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いくたびの池塘秋草めぐりせば 深月に映る君が面影
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我々が死んだら 「誰が面倒を見るのか不安」 と百歳の母/ちょっとブラック
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AIに嘘教えられ限度来て 他のAIに助けてもらい/結果オーライでした
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ぽくぽくと木魚奏でる和讃かな 十三回忌は長雨に染む
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「5分違う 出発時間が早すぎる」 妻の指摘に なぜうろたえる
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ころころと転がり続けて ああ、だのに やっぱり苔生す七十余年
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「打つ・打たぬ」迷うは「いいね」の慣(なら)ひにて 賭場に入りたる凌ぎのモラル
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「メレンゲ」が喉まで出かかり「マシュマロ」と言ってしまった老人の舌/『ふわふわ』の脳内変換
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邪な心抱きてあらましを縦に置いたり 老いたる人の
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来し方を察(はか)りあぐねん仲秋の雲間に隠る望月の頃
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点々のアスファルトの黒集(つな)がって ピカチュウの傘黄色を点ける
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年末の大掃除まで打ち合わす 九月最後の役員会に
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「三日目は抜こう」と決意したものの 夕暮れ迫る決断の時
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二十ほどカラオケストック書き出して『機械』操作はお任せでヨロ
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レ点付け「生まれて愛(AI)に成りけり」と読めぬものかとAIに聞く/生成AI
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取説を弓手(ゆんで)に馬手(めて)に螺子(ねじ)回す ひと仕事終ふ 茶柱の立つ
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いまさらに空にぽっかり鰯雲 戦さ知らずに七十路のゆく/「戦争は知らない」に寄せて
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出会う人出会わぬ人の交差〈面〉 点々として ひとの営み
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背伸びして屈みもすなるみそひとの 長月中(なか)は茫と過ぎゆき
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鉄塔に十三夜月囚われて 見あげる我を見おろしてゐる
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秋天に描き加えたし鰯雲 子どものやうな ピカソのやうな
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