Utakata
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tomatojapan
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寒空にほっこりしたい日
居酒屋
(
行きつけ
)
を失って知る
生業
(
なりわい
)
の
性
(
さが
)
13
幼子の
小杵
(
こぎね
)
持つ手の可愛らし掛け声合わせ餅
搗
(
つ
)
けば笑み
17
おんぶの子のめずらしきかな、ユニクロに母なるひとの若く煌めき
18
いつもどおり妻の叱咤で始まりし君は転ばぬ先の先の杖
18
ふくらんだ家族の数のいずれまたひとりにしぼむ 刹那にふたり
21
正月のゴミ出して知る
三賀日
(
さんがにち
)
、人生
×
(
かける
)
幸せの数
14
喜多郎や
E
n
y
a
(
エンヤ
)
の流るリビングにモカのドリップ薫る正月
18
うららかな初春の
短歌
(
うた
)
届きたり 雪の重さのわれ知らぬだに
20
小寒の鈍色の空
競
(
せ
)
るように
纏
(
まとい
)
は揺れる 御影の鳥居
14
ビクターとオンキョー配線し直してブルートゥースでフォークルを聴く
11
禁断の果実喰むよう 真夜中に のど飴舐める 龍角散の
14
年賀状来ずに悲しき来てもなお空しき思ひ年毎に増し
23
「そろそろ」か「まだこれから」か振り向けばもはや朧の七
度
(
たび
)
の辰
20
「あけましてたんじょうびおめでとう」てふ孫いて嬉し正月三日
20
初恋の歌聴く初春 ゆるやかに時流れゆく、村下孝蔵。
15
珈琲の苦さの美味し新年の何事もなき二日目の朝
31
インフルの直撃くらい元旦に集いし顔は十五分の二
13
暮れなれば
終
(
つい
)
の旅路のひそやかに
空蝉
(
うつせみ
)
のごと月は
朔
(
ついたち
)
19
やはらかなひかりのとどく
小晦日
(
こつごもり
)
幸あまねくと門飾るひと
20
アレクサで舟木一夫と布施明 花咲く乙女の青春を聴く
13
ふたりして四十九回目の暮れの
忙
(
せわ
)
しくもなし 有明の月
18
N
短歌テキスト買ってみたけれど モチベが下がる 上手のたくさん
16
忘年会中止の連絡忙しく インフル・コロナ・マイコプラズマ
21
クリスマスイルミ瞬く街角の年越しするや
銀杏
(
いちょう
)
の黄色
16
ほかほかの白いご飯が美味しそう
爺婆
(
ふたり
)
のイブに塩辛を買う
23
あの頃の万分の一の「まっすぐ」を願ってみようか、クリスマスだし
11
二歳児の魔境に入るや
強面
(
こわもて
)
の
爺
(
じいじい
)
にても歯がたちませぬ
16
年の瀬の落ち葉言の葉掃き集め一緒に
焚
(
く
)
べたい寒き日暮れは
22
待ちに待った孫の来訪嬉しくて柚子湯忘れるサンタが
爺婆
(
ふたり
)
20
舞いもせずぽつりと落ちる葉のありて我が身重ぬる
冬至
(
ふゆはじめ
)
かな
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