tomatojapan
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気まぐれに も一度アイコン 変えました

背を丸めスマホの画面覗きこむ 人類に充つ〈ダークエナジー〉
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モノクロのもの言わぬ人 西口は工事の音の耳になつかし
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階段の手すりの側(がわ)にそっと立ち老夫婦(ふたり)の息の落ち着くを待つ
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道すがらふたことみこと声交わす 少し早めに家を出た甲斐
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日高屋のかた焼きそばの大きくてほぼほぼディナーの出来上がりつつ/午後四時十五分
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今日は昼飯(ひる)抜いてもいいかと妻誘う 早めのディナー いざ日高屋へ
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六十年経ちし母校の最寄り駅 蕎麦屋 電気屋 時空の扉
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園庭に小さなシャベル残されて ちいさなちひさな思ひ出すくひ
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老夫婦(ふたり)して何事もなく秋は往き 〈新幹線に乗車〉の試練
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下の句で始まったやうな歌流れ 曇りガラスの雨は滴に/ルビーの指輪
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秋すすみ疼く奥歯よ 若き女医の細き指して 我を操り
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金秋や 腹回りだけが成長期 ズボンの裾の詰めの甘さよ
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繰り返す(リフレイン)転調コードのあざとくて 愛は愁いにフェードアウトして
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ひと知れずゆくへ尋ねむ ポイントの使えもせずに貯まりもせずに
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語るとも聞くともなしに秋の風そよとサウンドオブサイレンス
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泡沫を刺しては包むみそひとの 言の葉の粒 波と打ち寄せ/量子論⁉︎
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一年で一番気持ちのいい風とともに歩けば街の灯点る
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小舗石辿れば秋は校庭に 子らの影追ふ 日の昏れてなほ
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世を忍ぶ仮の姿の久しければしとどに濡れし雨の香具山
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青春をスタートにして六十年 遡上の鮭も俎上の鯉か
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廃屋に子ら置き去りしゴムボール 苔むしてなほ毬藻に似たる
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「いくらなら売れるものか」と母が問う 父の遺したテレホンカード/19870825ホールインワン記念
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絆されて夜の帷に繰り出せば暖簾のゆれて秋風嗤う/久しぶりに妻と
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いにしへの日(こ)読み寿ぐひと集ひ古墳祭りに神代をうたふ/武蔵府中熊野神社古墳祭り
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秋天にエレベーター塔のすくと立つ 路地裏にふと涼風の舞う
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妻ひとり敬老会へ出かけたり おいそれと行けぬ我は残りて
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亡き友の十八番(おはこ)歌えば朋たちの〈時の流れに…〉揺らめく夕べ
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ひ孫らの背に隠れつつ百歳の母歩みゆくみなしたがへて
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臭くなく不味くもなくて喜んでおかわりしたよ・脱脂粉乳/個人の感想です(あれれ)
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秋の陽のやわきひかりにさそわれて庭いじりする 妻の背まるく
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