tomatojapan
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気まぐれに アイコン変えて 新年度

腰骨のあたりにホカロン心地よし タオル差し込み じわりと伝導
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妻曰く「探し方が下手」らしい よく言うなって…お前を見つけた
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腰痛にイエローカードの響きあり 一昨日の落ち葉掃きなど/改
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賀状仕舞い いつを節目と 惑いつつ 今年もプリント PCだより(頼り・便り)
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皺ひとつ もうふたつみつ 重ねきし 君へのおもひ 日ごと愛しく
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沈黙に溢れるばかりの愛ありて 口の端ついた 言の葉の罪
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ドリンクバー ブラックコーヒー三杯目 血糖コスパの 二兎を追いつつ
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二十年あまり前より観ざるよし 見知らぬ『紅白』 なれど年越す
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枯れ葉さえ 舞わぬ一日 小雨降る 寒気沁み入り 柚子湯を想う
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本年の孫の訪問昨日まで ふたり静かに 残余の人生くらし
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ほろ酔いの君に珈琲淹れたくて 少し速まる二人の家路
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数年に一、二度口に出してみる 妻への感謝 おそらくは「愛」
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孫たちの回転寿司の空き皿が タワーのごとく ジジババ照らす
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妻と行く買い物先を失念す そろりと探る 『遠回り』話法
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孫登場 雑事さておく重力は 相対論的 時空のゆがみ
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自治会に汗かく面々生き生きと 老いへの歩み 半歩ほど停め
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宅配を 捉えてみれば 甥子から 嬉しさ七分 肩透かし三分
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くつろぎの土曜の午後を どれほどの人が夢みん 地球という星
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珈琲の蒸らす時間の惜しかりし 浮かぶフレーズ 歌へドリップ
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忘却の 淵に沈まる 夢のごと 幼き子らと 泣き笑いし日々
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記憶なく 履歴もなくて 宅配の 配達予告に 疑心暗鬼す
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加湿器の 水の分だけ 飲み込んで 渇きを癒やすか 冬籠りびと
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旧友とメールやり取り そつなくも AI作のコピペが映える
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「宵越しの金など持たぬ」と格好つけ 年越せそうな ポイント漁る
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筋肉痛 輝きの日々を 通知リマインド 三日前なり 解散ゴルフ
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二十年 輝き終える パーパット カップインの音 清しくも消え
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選択の答え合わせはほぼ終章 浸かってみようか 冷めたお湯でも
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花の手いれ 始めしきみに ひかりさし やすけきときや 歌の生まるる
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QRコードでなんとか注文す 久方ぶりの老人会など
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冬の風邪 長引くきみの 横顔に 憂いのあとの またひとつふえ
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