tomatojapan
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気まぐれに も一度アイコン 変えました

春なかば うす紫の朧夜に 時の篝火 言の葉揺らし
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仄白きソメイヨシノの二、三輪 早咲き桜の紅き喧騒
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ひれ酒の旨味に酔いし晦日月オレンジジュースの朋の相伴
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墓仕舞うおのこかいな休めるは仏法僧か 裏高尾、春
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苔むせど隣の墓や仕舞いなり 更地に白き砂利石ひそり
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梅残る彼岸の墓に香焚けば此岸のにほいの風に吹かるる
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(多分だけど)インスピレーションなき我の歌の五、六分語呂合わせなり
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滅びから生まるへはるか離るるを春陽のはるはふんわり触れて
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抜歯済む 痺れの残る歯痒さがロイヤルミルクティーに ほつれる
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バスゆれて赤ちゃんゆれて我ゆれて たからの時の ゆるやかにゆけ
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怠慢のくらしの涯や花ちらし奥歯のひとつ疼く春ゆく
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木蓮かコブシの花か迷いつつ自転車を漕ぐ鈴懸の道
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孫らとの焼き肉愉し夢うつつ朝の目覚めの口惜しきかな
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はだか木に鈴懸の実の風に揺れコシノヒガンは一分の芽吹き
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金魚二匹カーテン透けて陽に泳ぐWBC終戦の午後
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こんなにも愛しさ募る春だとは思いもせずや 袴の凛々し
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マップには溢れるほどのPの文字 ハンドル切ればポイ活通りへ
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小用を二回に減らす暖気ありそぞろの春に暁を待つ
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沈丁花、柑橘の香と言う我にただ微笑みて君は首ふる
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きらら降る 孫卒業に四代の笑みほころんで 春すすみゆく
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アレクサが流し続ける今さらにシティポップは時を洗練みがけり
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子を抱いてコーヒーゼリーに笑みし妻の 刹那と思う 五十年など
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卒業の袴姿を見せにくる孫に時間を合わせる前夜
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久方の光の鈍きふつかよい 悪心おしんというらし AIに聞く
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金色のひかりをまとい妻と行く春たそがれて まちの割烹 
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春陽の庭の片隅しみじみと想い咲きかな菊の一輪
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待つよりも永い時過ぎ邂逅の みそひとみっけ 夢かくれんぼ
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夜に沈む部屋にプラスの網ゆれる『短歌』『テミス』に『ひらやすみ』して
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AIの歌に微睡む春の舟ゆらり傾く淡き島影
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ゆく人のうつつに惑う子らの声にぎやかなりや春の波立つ
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