Utakata
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気まぐれに アイコン変えて 新年度
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うつせみの袖触れ合えど言葉なし 秋祭りの
音
(
ね
)
遠く聞ゆる
9
輪投げせよ グランドゴルフも始めよと 朋
喧
(
かまびす
)
し 敬老の朝
14
人類の月に降り立つあの頃のワクワク感に似た、株価かな
10
古の朽ちぬとぞ思ふ縁なり 黒曜石はひかりて
座
(
おわ
)
す/釈迦堂遺跡博物館にて/改
14
既読スルー される側よりする側の こころを想い 哲学する夜
13
老々の足音聞ゆ秋の日の慌ただしきかな金婚の旅/改
17
見て見ぬのふりすらできず既読スルー ドリップ前のあざとき苦み
13
悠久の富士の裾野の湯に浸かる たかが
五十年
(
いそとせ
)
お裾分けにて
14
金婚の祝い兼ねたる小旅行ふじやまビールにほろ酔う君は
19
五十年丸めてポイと捨てるよに金婚旅行の部屋の屑入れ
17
エアコンを神とぞ思う敷島の熱帯夜明く 彼岸花枯る
12
幾度目の
転生
(
よみがへり
)
かとふと思ふ
十六夜
(
いざよひ
)
月を追ふてみる夜
15
コンテンポラリーと思う近頃は届く訃報のあの人この人
10
路線図と妻の指図に導かれ 推しのショーまで あと二時間
16
指先のおぼつかなくて 洗面の鏡に映る 忍ぶれど秋
13
巡り来る春夏秋冬教えれば 「台風はどこ」 幼子の問う
13
エアコンを神とも思う なれどなお あにはからんや熱風の出る
11
ドリップの銘柄迷う アラカルトセットの楽し 秋来たる朝
14
通信も広告も同じ俎板に 未読二日目女房の
L
I
N
E
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ダスキンのモップ重たき雨の日は ポンデリングに
滴
(
しずく
)
の揺れる/改
9
夕間暮れ ソファにもたるる君ありて 夏の終わりのしどけなきかな
12
気持ちじゃなく心が少し痛いのは風が運んだ過ぎし日の翳
15
「タラレバ」を
A
I
動画で実現す 「クソリプ」返る あたふたとする
11
すれ違い マスクと老化の合わせ技 漂う視線の行く方知らず
11
ファミレスのスープのわかめが逃げて行く 追いかければなお溶き玉子まで
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サスペンスと
S
F
好きの君だから 「うたかた」のこと知らせずにいる
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ジリジリと焼かれるサンマの気が知れる 路上の我の処暑は名ばかり
19
子や孫の面影重ぬ縁日の 君もいつしか母に戻りつ
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抗わぬ生き方覚えし我なれど エアコンは点ける 許せよ、酷暑
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介護への道ゆるやかに歩む日々 枯れ葉と若葉の交わる木陰
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