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気まぐれに アイコン変えて 新年度
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気がつけば駆け出していたあの頃の無闇に明き三日月の夜
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母のもつ手提げ手に取り歩みゆく 振り返り見ゆ ちひさきたましひ
15
一葉ごと おもい至らず 秋なれば 落ちて重なり おもいの届く/おもい…思い…重い
14
ひとピースはめ込む場所の見つからず 振り仰ぐ空の高さよ
15
いつになく雑草少なき清掃日 暑かりし夏 霜月に想う
18
ひだまりを揺らして赤ちゃん泣く声を やさしく包み ファミレスの笑み
18
半世紀ぶりに重力働いて 母との暮らし 三体問題
14
削ぎたれば掬いきれなき葉もあらむ 秋の
静寂
(
しじま
)
を
揺蕩
(
たゆた
)
う歌の
17
ひとなみに『元カノ』などと呼んでみる ただ懐かしき 幼馴染を/改
18
光陰の陥穽となりぬ歌研ぎの宵と思へば東雲の空
18
やすやすとその手に乗ってしまったか のようならむ
三十一文字
(
みそひと
)
の闇
14
渋滞の三台前に杖つきてみち渡るひと ふと我と思ふ
17
いまはむかし『松茸』とかいう山里の秋のにほいを味わいし日々
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太陽に少し近いか ひなたぼこ 屋上駐車に冬のぬくもり/改
16
五十五年前の合唱脈動す
円盤
(
レコード
)
音源 高三の春/改
17
国の府の秋の錦や大欅 幼な子見守り 七五三かな
21
晩秋に流るる青春 Spotify S&Gやフォークルを聴く
13
「全米は泣かなくていい」 母の泣く 二歳のひ孫 白寿を祝う
14
気分良く 奢った理由を 並べれど 妻に一蹴 されるのがオチ
18
今日までは今年の温み連れており 明日から冷えぬニッポンの冬
18
小春日の白寿の母の耳元に 旅立ちし朋の笑い声届く
21
金婚の 呼んで 頼んで 金出して 来ていただいて 祝いの宴
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今朝もまたルーティンひとつ崩れゆく 生きづらさ的ルーティンの翳
17
今ならば見送り人の多けれど 年ごと細るや 参集の列
17
スマホてふ諸刃の剣振りたれば
鎬
(
しのぎ
)
にあそぶ日(火)のまた愉し
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鈍色の空重ね着をするように赤黄緑の秋 置き土産/改
17
山型の山の分だけ残しおり 朝のひかりに 『超熟』のパン/改
17
折り返しの 階段降りて 一休み 踊り場あたりに ぬるめのお風呂
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オンキョーとビクター アナログ接続す 70年代 ブルートゥースで
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挨拶を交わす笑顔のうれしくて 思い出せない名前の君の
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