tomatojapan
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気まぐれに も一度アイコン 変えました

午後六時二十分なり ほろ酔いの老夫婦(ふたり)の帰り路 秋風ひとつ
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ノンカフェインコーヒーくゆらせ短歌(うた)詠めば ほぼほぼ睡りのお題は『冬眠』
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腕を組み脚投げ出して微睡めば 霜月夏日 オーマミーブルー/アレクサが流すポールモーリア
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七ならべ 遊び方を忘れたよ 初恋の子だって思い出せない
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返却日間ぢかになって開いてる 流星群かよ『短歌ください』
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ランチ後妻と分かれてデパートのひとり旅する 珈琲愉し/妻も多分楽しい
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泡沫の出会ひと思ふ空蝉の〈出(いで)〉でたればこそ縁(えにし)に〈会(あ)〉ひて
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マッチ箱に『H』くり抜き軸を立てシフトチェンジを練習する母/とっくに免許は返納してますが、百歳の母の昭和三十年代の思い出
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冬隣り遅き昼餉の徒然に中間選挙のニュースの届く
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川霧の立ち昇りたる荒川に 立ち去り難く 水鳥一羽
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百歳の祝いの席の二時間の翌日(よくひ)の診療待ちの二時間
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スーパーの床に描かるケンケンパ 幼き子の背へママの手が添い
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午後九時にバイト上がりの孫を待つ 欅並木に秋雨の降る
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つい昨日「よさこい」踊ったおばちゃんはロックオンする「年末第九」
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心なし心もとなき天下市 セーター羽織り国立の街
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知れば外覗いてみたり 霜月の肌寒きかな 楓蔦黄
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クドカンの論理破綻にダメ出すも素知らぬ顔の妻にいなさる
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三時だし 今日も一日終わりだし 思うその日の 何事もなし
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みそひとも練り直されば疲れたり 一日二日三日と寝たり
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巣篭もりて日の昏れゆけば紅薄く化粧のにほいの風に移ろふ
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熱は出ず風邪のようなる倦怠感 多分サイバー攻撃のせい/いやいや昨日のコロナワクチン接種でしょ
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ルーティンも人の名前も出てこない 私はサイバー攻撃された…
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背徳のp i no一粒の喉越しがつるり奈落へ 至福や、微熱
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えいままよ かけ違えボタンが多くって 一番大きな君に謝る/終活一歩目
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近頃は午前0時が越えられぬ 〈シンデレラ〉的体力の壁
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めづらしきセンチュリーてふ車過ぐ 烏丸七条 ホームレスゐて
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古都はいま雨(あめ)なればこそ天(あま)と海(うみ) 空海と知る 東寺に來たり
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阿修羅像 むすびたまひし口もとに寄り添われてや 秋雨のそそぐ
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青空に今年二度目の紅ゆるく ハナミズキは葉の朽ちてゆく
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何ひとつまともにできぬ日のありて 洗心 古刹 円い月浮く
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