Utakata
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気まぐれに も一度アイコン 変えました
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十八の桜匂いし君想ふ 十八の孫 春の麗へ
15
花見すれば「今この時に」とどこぞより叱りの声のあるやなきかは
12
亡父
(
ちち
)
遺す『原野』に春は訪れて山桜咲く 些末を知らず
14
春休み サイゼに響く子らの声 耳に美味しきボンゴレ踊る
15
したいことあふれぬようにしまう箱さがしておりぬ…はなはさかりに
15
美酒なれば春の灯りに寿ぎの影揺れはじむ
間集
(
まつ
)
りの宴
14
二人して久しぶりだね カラオケのマイク握れば 隅っこに春
18
一歩ずつ踏み出す足にいのち載せ幼な子笑むや 春の
階
(
きざはし
)
23
桜木にそぼ降る雨の染み入りて薄墨さえも春のはじかみ
21
貼り紙に「子の卒業」と書き まちの接骨院は 春の休診
22
枝ぶりの構図瞼に 老木は枯損木となりて久しき
17
『ちゃいるど』てふ歯科医院にかかりし子のそのまた子の 旅立ちの春
12
花ながれ枝たゆたえば古の栄華ぞ散りぬ楼門の風
17
枝垂るるは逆巻きに立つ
炎
(
ほむら
)
かな 武蔵の国の東郷寺、春
16
霊園の名前ついたる駅に降り枝垂れ桜の寺へと下る
21
桜
(
はな
)
咲けどまだ浅き春昏れゆけば戸口に立ちてにほひぞ知りぬ
18
ホーと鳴きケキョと続かぬ春時雨 軒の端伝う 彼のひとは来ず
20
青春てふ季節巡りて立つ
孫
(
きみ
)
の頬に冷たき風のそよ吹く
15
フロアーの春めいてひかり弾みおり エスカレーター降りてユニクロ
18
じーちゃんとハイタッチすると孫が言いウインド下げる息子の背中
22
フォークルとトワ・エ・モアと赤い鳥 プレイリストはこれだけでいい
16
春分ける四温の風のふうわりと臆病一枚脱ぎ捨ててみる
24
六人の孫順繰りにせし積み木 崩るるままに七
度
(
たび
)
のなく
18
階段を駆け上がる音タントンタン 孫の背に乗り 春は音連れ
19
たそがれに仁王立ちする鉄塔が
宇宙
(
そら
)
からの光線銃を受け
17
慎重に針落としては聴いていたフォークルを今
i
P
h
o
n
e
で聞く
20
寝違えた背中に湿布貼り終える 明日十時の孫を待つ朝
21
剃り残しあるわと君は手を伸ばし指先頬にさわと触れたり
22
まほろばの春の国ゆくこどもらに二輪三輪
桜
(
はな
)
の寄り添う
20
残る日を数えて暮らすかの人もその人もまた 生きてきたひと
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