Utakata
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tomatojapan
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こちらから見える景色とそちらから見ている景色は
パラレルらしい
(
(交わらないって)
)
6
富士を背に屹然として花一輪 天の川なる銀河の外れ
11
突然のハニの「青い珊瑚礁」 記憶の澱み掻き回してる
9
エアコンのスイッチオフのタイミング 捕まえきれずに二日目の朝
16
三十一
(
みそひと
)
を探しあぐねて
終日
(
ひもすがら
)
豆大福の塩味うれし
12
炎天も楽しげなるや 聞こえくる水遊びする子らの賑やか
19
「
湿暑
(
しっしょ
)
にて
身体
(
しんたい
)
極まり」いやマジで
出処進退
(
しゅっしょしんたい
)
考えどきか
9
昨日よりも更に酷暑対策を猛暑日地点200地点超え/今日の天気予報の見出しです
9
生きることに専念すると決めました39度のあの日のあの時
13
君までの距離の半分のその半分
茫
(
ぼう
)
と見ている 今日も猛暑日
9
「じーちゃん」と呼ばれてひさしき吾なれど自治会若手のペーペーにして/もうすぐ盆踊り
15
オチのある話をなぞる君がいて関東梅雨明け
令和六年
(
れいろく
)
の夏
6
倍速で韓流ドラマ見るような時間軸の縮まりし夏
12
微睡んで孫と戯る夢うつら 大谷翔平スリーランで覚め
9
初七日の経読む声の凛として白紫の花の海逝く
14
妻亡くし杯献げる旧友へ「かける言葉」が宙に彷徨う
20
「老化かな」「いや老化でしょ」 飲み会は記憶払底
宿酔い
(
ふつかよい
)
付き
7
摂生と不摂生の境い目をとうに不健康が追い抜いている
12
「古き佳き」と「新しき良き」の振れ幅にノスタルジーのけふも
彷徨
(
さまよ
)
い
17
避暑というよりも避湿度なのかしらん回遊魚のごと
廻
(
めぐ
)
るモールの
13
三人の残余の人生刻みおり。古時計ほど堅牢にして
7
隔週のゴルフの予定すべからく暑さのためにキャンセルとする
9
猛暑日を
華麗
(
かれい
)
に過ごす「
過冷
(
かれい
)
却ショッピングモール」は今盛りなり
9
薔薇一輪背の高さに開きおり夏本番の行方覗かむ
10
突然の
主人
(
あるじ
)
の病い八ヶ月、再起の願い「本日休業」
11
猛暑日の七夕祭りの短冊に書けぬ「も少し入院させて」
11
採血の針先三度逡巡す歳得て細る我が身と血管
16
病室のベッドに横臥したりして
短歌
(
うた
)
詠む今日は
七月六日
(
サラダ記念日
)
13
うたかたはうたのみつなぐ
ぐ
(
(具)
)
にあらずやさしさをあむ
あみ
(
(ネット)
)
のうみなる
10
五回目のステント手術無事終わり命の残高いくばくか増え
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