Utakata
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tomatojapan
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足早に過ぎ行く秋に追いついて「郷土の森」は曼珠沙華まつり
7
温水の気遣いうれし 洗顔に急ぎ足なる秋のはじまる
10
コロナ癒え敬老祝うファミレスで味覚障害の現実を知る
12
ファミレスの窓越しに見ゆる渋滞に連休の夢膨らんでいて
6
疑心暗鬼。この鼻水は後遺症?それともただの風邪ひき始め?
7
癒えたはずなのにウイルス撒き散らす「可能性」がある、巣篭もり
10
日
(
とうか
)
11
やはらかな月の光に帆を張って海をゆく夢、コロナ五日目
13
「よっこらしょ」勢いつけて立ち上がる 発症
4
日、戻れ日常
11
コロナ罹患。五つの赤い風船やトワエモアなどじんわりと聴く
8
憂
(
う
)
きことのついに妻まで及びきて検査キットに
T
線現わる
9
四分六
(
しぶろく
)
でまだ秋の日の劣勢が夕には接戦タイブレークの
相
(
そう
)
3
旧人に通奏低音の響きあり
MS-DOS
(
エムエスドス
)
と
9801
(
きゅうはちまるいち
)
(
)
4
「
小丼
(
こどんぶり
)
とカレーうどんのセットです」食べきれないと今さら気づく
10
薄青
(
うすあお
)
の絵の具に白を載せるよな 名残りの夏に
綿雲
(
わたぐも
)
の浮く
(
)
10
思い出の
彼女
(
ひと
)
のすっぴん唐突にシニアモデルか
BS
通販
5
100
(
ひゃく
)
切ると人生しばらく明るくて家庭平和とゴルフの関係
2
台風の列島縦断予報円、スプーンのように曲がればいいのに
11
この頃は
3.5
(
さんてんご
)
季と呼ぶかしらん春秋短き四季彩のくにで
12
麦山の浮き橋に舞う赤とんぼ蝶にあらずば孤独なエフェクト
5
みずうみにひかりのドレープゆらりゆらり夏の終わりの風、今始まる
15
空が語る残る暑さの言い訳を
紺碧
(
あお
)
に免じて聞いておこうか
7
そう、まるで夏の残滓と秋の風「いいね」の重さ「いいね」の軽さ
5
ドリンクバー一杯だけでは元取れぬ三杯課す我、多分「標準」
7
その日から生きてる証し削り取る
四六時
(
しろくじ
)
中の
三十一
(
さんじゅういち
)
字
7
婦人科に
骨粗鬆症
(
こつそしょうしょう
)
の老夫ありて性差の隔たりほぼゼロとなる
7
年毎
(
としごと
)
に
170(cm)
(
ひゃくななじゅう
)
から縮んでく老いを上書き健康診断
15
空の青に短歌が生まれる予感あり妻とでかける健診の朝
7
バレッタと言うらし髪留め可愛くて七十路にして妻に初恋
9
三十一
(
みそひと
)
の
星屑
(
ほしくず
)
脳内ループして瞬きもせず夜へ沈澱
5
昨日より
胡瓜
(
きゅうり
)
の十円高きなり日照りの夏の行く方見えず
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