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気まぐれに アイコン変えて 新年度
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連れションの響き懐かし停車場の公共トイレのクラス会の夜
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風呂上がり 換気忘れを妻責める 怒り 呆れて やがて 頷き
15
よちよちの幼子たちとカゴ乗る子 今朝も嬉しき 天使の散歩
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大谷のホームラン見つめ朝珈琲 癒されてます 日本の老後
12
かの人の回向を終えて夏祭りポスター貼る手に水無月の風
15
『国宝』のカメラワークの美しき 喜久雄の紅の引くは艶けき
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歌詠みも歌詠まぬ人も 武蔵野に虹の掛かりて 驟雨は過ぎぬ
15
毎日の朝迎えてのルーティンはまずはルーティン思い出すとか
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いつになくシニアの多き『国宝』の開場時間の十分早まる
11
てにをはの ぎこちなさげな
三十一
(
みそひと
)
の 心のゆらぎ 見えて 隠れて
15
生きる日はフラッシュバックの重なりて 窓打つ雨の メトロノームよ
19
老いなれば 耳元近くのヒソヒソは 秘密の話 されど大声
19
立ち回る先々に置く百均の老眼鏡の有り難きかな
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風流る 季節が変わる 人が逝く 花菖蒲散る 紫陽花の咲く
20
「老いたれど血気盛ん」と怒る君 製造中止の白熱電球
17
白熱の電球揺れる部屋恋し
L
E
D
の冷たき
絆
(
ほだ
)
し
14
上の句に何を置いてもいい朝よ 大谷翔平二十六号
14
古希過ぎぬ煩悩多き悪童も白寿の母の露払いにして
17
訊くけれど 「こちらのドアが開きます」 の「こちら」はどちら こっちじゃないの?
11
後期前 冥土の土産の嵩張れば 腹膨るるほどの我儘と知る
13
ニッポンのエアコンの風集めたり 梅雨空北に押し上げて、夏至
15
五十年を行きつ戻りつ酌み交わす酒は愉しきタイムマシンに
18
「いいよね」のあざとき言葉の切先を柔らに包む「いいかも」の
衣
(
きぬ
)
15
青年の背中を押し吹く風ふたつみつよつあれば告れたあの夜
12
マルクスを語る貴女は輝いて 高一の夏 ノンポリの夏
12
太閤の夢叶いしかドローンてふ花火の映えて万博の空
14
駅メロの残るホームに佇めば 往きしモノ・コト 逝きし人・時
12
旧友の縁の取り持つ「北とぴあ」 孫の合唱
L
I
N
E
に響く
11
備蓄米千九百円なるを見る 枯れたはずの情熱のダッシュ
16
長嶋に幾たびともなく重ねてた生きてく挫折のそのたびごとに
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