tomatojapan
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気まぐれに も一度アイコン 変えました

消しきれず ゴミ箱の底へ重なりぬ 唾棄した歌の 朽ち果てるまで
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一日に三万五千生まるてふ「判断」の渦へ投げたし『推敲』
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空っぽの袋に入れるもの探し 赤ちゃんからのライフワークで
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覆水の盆に還れば二打罰もありがたきかな賽の白杭
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親切な「おすすめです」の一言に隠れた住所はヒルズあたりか
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女房の皿に取りおく餃子二個 二個分だけは春日に免じ
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にぎやかな孫らの声の届かぬに春一番吹くふたりの今日は
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春一番、幼き子らと戯れた記憶の土つぶ舞う広場跡
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われもまた輪のなかにいてちひさき手にぎればかへすちひさきいのち
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温もりに薄手の靴下はきかえて春を歩けば沈丁花咲く
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ようやくにカフェインハイの醒めたれば静寂しじまに疼く消去デリート念慮
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推敲の堂々巡りの木阿弥に螺子とは知らず一歩進みぬ
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おもひよりはやきながれの事の端をすくわむとあむ言の葉のあみ
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言の葉をこねて打ちたるみそひとの人恋うほどに涙のつなぐ
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言の葉を白く裏切る已然形 ドグマは深き闇に潜めば
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連休の中日のありてやさしけれカフェインレスにこころね休め
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寄り過ぎた足もと少し戻り立つはかりの針の揺らぎおり/改
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押し寿司の押し殺したる旨さかな型枠の内躊躇いの果て、
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いろいろを色とりどりに彩るは「いいね」「いやね」の色違いらし
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かの人のにほいとぞ思ふ松田山たがえし君の菜の花に似て
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君とゆく桜の階段抜けて空 耳そばだてて 孫はまぼろし
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「同意です」 昨日スシロー今日サイゼ 君とふたりのベスコングルメ
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松田山花の盛りに花見ゆく小田急電車のゆらりを友に
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田の雪は毘沙門天か野仏かやらずの雨に童心溶けて/折句
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喉仏やはらかに刺す微炭酸 吐いた言葉と呑み込んだ嘘
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隣人の訃報知らせるドアホンのひそやかに鳴り 春待つ夕べ
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白内の手術を得れば明け暮れの皺のひとつの霽れに見えたり
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理を超えて崩れ落ちたや 凛として 唯一無二なる宇宙の涯てで/折句
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みそひとの呂律の波の荒ぶれば詠み手読み手の櫂の抜き差し
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老爺ひとり峠を下る杣道の目に映りしは苫の煙か
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