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気まぐれに アイコン変えて 新年度
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「一年後」遠くを見るよに聞いた日が昨日のような診察の朝
25
老人会
L
I
N
E
へようこそ 胸躍るウェルカムスタンプどれにしようか
14
来し方の波凪ぐほどの
短歌
(
うた
)
なればあざとき破調のラップに
嬉
(
あそ
)
ばん
15
好々爺と思いし人の眉しかめ棘吐き生きぬ この泡沫を
10
天空に 冨士の頂見上げれば 笑顔の君の 地は芝桜
12
霧雲の緞帳開き富士立ちぬ そちこち聞ゆ
外
(
と
)
つ国の「嗚呼」
12
新緑の語り部たるや藤の花 フジ色差し色読点のごと
14
アウトオブバウンズなりし崖下の白きボールは骸の如く
11
ものわすれ どこか響きのやさしくて こころの霧へ はじめの一歩
16
ドタキャンにホッとするのはあれれれれ 老いたればこその生きてきた知恵
11
トランプも老害と思うニュースなり 診察待ちの壁掛けテレビ
17
友人の実家でスタバオープンと
L
I
N
E
にて知る ドトール派の吾
8
いつのまに一枚になりし表札の二世帯住宅夕陽に照りて
23
矍鑠
(
かくしゃく
)
は褒め言葉なるや 老人の 知らぬが仏の老害なるや
8
日影の説明受ける けれどなお釈然とせず 条例の
陥穽
(
あな
)
7
居酒屋の常連客の顔見知り みたいな感じ うたかたの人
17
見渡せば圧縮された春の日が解凍するや同時多発と
13
萌え出る若葉の色に染まり行く桜のくにの谷・山・里が
11
青空に
桜
(
はな
)
舞う里の鯉のぼり 萌黄若葉の風の色聴く
20
舞い上がる桜の行く手さえぎるはまだ咲き残る桜の花で
14
春の陽に
妻
(
きみ
)
と子らとに桜散る とある日の夢 幾たび目か見る
12
ワセリンの量の少なき百均のハンドクリーム繰り返し塗る
15
苛立てる妻の我が身に覚えなし 夜来の風雨 ツツジの落花
11
もしここでフォークソング歌ったら白けるだろなぁ老人カラオケ
15
花開き花散りてなお花時雨 春は狂気の伴奏曲か
14
ひらひらり散り行く花に何思う 青空ぽつんと雲ひとついて
15
願わくは十年
後
(
のち
)
のその
桜
(
はな
)
も今の
桜
(
はな
)
とぞ想わん
妻
(
きみ
)
と
19
鳥の声 風の囁き 花の色 心の波動 春を取り込む
11
とりわけて
妻
(
きみ
)
と
漫
(
そぞ
)
ろの愉しけれ 桜舞い散りハナミズキ咲く
15
菜の花と桜が今年は待ってるよ 岸辺の早咲きチューリップたち
11
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