tomatojapan
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投稿数
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老人性惚けと鬱と認知症、ゴルフ場へと舞台を移し
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過ぎた日の家族の景色懐かしき町中華とふラーメンすする
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老人の便りのないは頼りなし 風の噂の入院 を聞く
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ひんやりと水道水に秋は来ぬ 急ぎ足にて帳尻合わせ
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彼岸にて超星スーパースターの輝いて此岸は歓喜の大谷グレートバレー
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性懲りも無くこの期に及んでこの暑さ 字余りするほど残残残暑
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野球には興味がないと思ってた ごめんなさいね喜ぶ妻よ/大谷翔平、おめでとう
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日の暮れて 人恋しさにスマホとる 友へかけよか ウタカタしよか
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中秋の そらに名月 ぽっかりと 和らに陽光ひかり 照りかへしおり
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老人の来し方やさしくつつむよに ポン・デ・リングのふんわりとして
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積乱になりそこねたる積雲が蒼天襲う 長月の風
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年寄りが他人ひとの話を聞かないのは「聞こえてないから」byバイチコちゃん
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付き添いの嫁の途中下車知らず慇懃有礼助手席の母
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西陽うけ少し伸びたる影を踏み友待つ街のバルへと急ぐ
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今日の日は昭和九十九年の九月九日、明日繰り上がり
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あのころがぐーぐるふぉとでよみがえる このごろよりもあきいろのせて
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目の前に思いもかけずコメありて手を伸ばしけりパブロフの犬
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晩夏なり 甲斐の遊び日の落ちて ゴルフ仲間は車中にねむ
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国民的大女優になる予感 寅子の沙莉 気配りの人
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三ヶ月ぶりのゴルフの前の夜は遠足前の子どもに還り
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瞳孔を開く目薬落とされて秋の日差しの眩き家路/ついに眼科もデビュー
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台風夜雲間を抜けて蕎麦屋寄席 二ツ目落語に真打ちの酒
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我が短歌たんか そこそこなのか そこまでは 上手うまくはないか カラオケ並みか
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主治医なる 我より数齢若き人 体調戻らず退職と聞く
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人混みに思わず取りし老妻の 思いの外の柔らかき手
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通院と通院の間に検査受く 寿命を探る 今を生きなむ
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日本の新たなノーマル上書きす 猛暑に地震台風動かず
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左下を丸めた手書きの「2」の文字が読めないらしいファミレスバイト
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それはそれアルアルだとは思うけどテレビのリモコン エアコン消せぬ
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コメあると信じてはいるがそれとなく陳列棚の空疎に視線
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