tomatojapan
114
115
投稿数
1781

気まぐれに も一度アイコン 変えました

おもひよりはやきながれの事の端をすくわむとあむ言の葉のあみ
19
言の葉をこねて打ちたるみそひとの人恋うほどに涙のつなぐ
20
言の葉を白く裏切る已然形 ドグマは深き闇に潜めば
15
連休の中日のありてやさしけれカフェインレスにこころね休め
17
寄り過ぎた足もと少し戻り立つはかりの針の揺らぎおり
13
押し寿司の押し殺したる旨さかな型枠の内躊躇いの果て、
16
いろいろを色とりどりに彩るは「いいね」「いやね」の色違いらし
13
かの人のにほいとぞ思ふ松田山たがえし君の菜の花に似て
16
君とゆく桜の階段抜けて空 耳そばだてて 孫はまぼろし
9
「同意です」 昨日スシロー今日サイゼ 君とふたりのベスコングルメ
14
松田山花の盛りに花見ゆく小田急電車のゆらりを友に
17
田の雪は毘沙門天か野仏かやらずの雨に童心溶けて/折句
19
喉仏やはらかに刺す微炭酸 吐いた言葉と呑み込んだ嘘
15
隣人の訃報知らせるドアホンのひそやかに鳴り 春待つ夕べ
22
白内の手術を得れば明け暮れの皺のひとつの霽れに見えたり
18
理を超えて崩れ落ちたや 凛として 唯一無二なる宇宙の涯てで/折句
14
みそひとの呂律の波の荒ぶれば詠み手読み手の櫂の抜き差し
17
老爺ひとり峠を下る杣道の目に映りしは苫の煙か
13
かすみゆく久遠くおんの理想やしがらみの五重塔の遠き鐘の音/折句
15
まっすぐの「ま」のじがくるりまがるのがすきなこどもはこのゆびとまれ
17
Pの字のまっすぐな線やさしくて涙のしずく半分持ちて
16
入門書借りて積読する理由わけを詠めばそこにも短歌のひとつ
17
加湿器に耳澄ませれば春鳥の囀るように蒸気が撥ねる
20
『口』四つ五月蝿うるさかりしか此の度は私は屹度きっと『躁』だった由
13
老いたれば絆の揺らる夜もあり LINEグループかそけき誤爆
13
風ゆるみ人恋しくて水曜は宛先のない手紙を書く日
20
白球に朋らと遊ぶ春日かな 碧き層々 冠雪の峰
16
どれも愛 二刀流に歓喜わき 二人の金に涙止まらず
12
面倒も中くらいなりFBは既読スルーの圧の風よけ
13
ふた七日なぬかゆきくれてゆく梅の香に弄されて満つ夜半の月かも
14