tomatojapan
117
117
投稿数
2150

気まぐれに も一度アイコン 変えました

よい時雨 駅トイレ待つ若者と 見るともなしに 肩のふれつつ
13
旅の雨ながめせしまに辿りゆく 忘れ路のはて 憧れのきみ
15
投稿は小さな出版かも知れぬ 三十一文字ごとの小説
17
こんなにも死んだ親父に似てきたか…カラオケ動画の吾亦紅我もこうなる
22
三十一みそひとは方舟なるや 宙翔けて 煇りては消え 何処にか生く
17
ぽつねんと印つけたる再会の日が無造作に昨日となれり
22
鉢植えに水やる妻に声をかけメディカルスキャンに送る朝くる
15
初めてのパートナーとなる人の来し方測る フェアウェイとラフ
13
妻の持つ買い物袋へ手を伸ばす さりげなきよう 剥ぎ取るよう
21
ポッカリと穴空いたよな心地して カップのライン 朧に揺れる/ひとりゴルフにて
15
五年ぶり ひとりゴルフに臨みたり 一人二人と引き算のごと
15
日の暮れて自治会に灯の影のびる…公倍数から公約数へ
14
毎日が小さい「あっ」の繰り返し 大きな「アッ!」になりませぬように
17
気がつけば シャワートイレの二度づかい 括約筋の活躍ならず
12
一年がタイムラプスに流れゆく つゆの干ぬ間か 祭りが終わる
12
言い間違い聞き間違いにうろ覚え 鳥辺の舫 ふうわりぶらり
15
躊躇いにすこ〜し蠢くワクワクを我は希望と名づけてはゐる
14
少しずつ齟齬しながらも疎通して 母なる妻と 母なる母と
15
AIの虚実情報見抜けずに 数時間の徒労に終わり
12
人生の丸抱えをば 諦める 見上げればくう 下弦の月の
16
鎮まりて祭りのあとに集う人 落ち葉掃く音広場を渡る
16
けふこそは つまなりしひとははなりき ははなるひとはつまなりしやも
13
目覚ましの「起動せず」をタップして、珈琲淹れて、近頃の朝
13
所在なし 気の抜けきらぬ炭酸の くぐもる苦み飲み込んでみる
13
遅咲きも花なればなお芳しき 俯けど華 初夏の日の差す
13
言の葉の朽ちる頃にて三十一みそひとの金石文に刻んでしまおか
8
後ろ髪引かれる前に引く人の前髪あたり撫でてやりたし
18
デジャブからフラッシュバックの道すがら 駅前に寄る 緑のけやき
12
素の材に加減乗除せぬひとの 旨み染み入り 照れとはにかみ
15
「子とまちの弥栄ならむ」 ことづけを 畏みもまをす まつりの神に/まつり☀︎まつりごと
10