tomatojapan
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2008

気まぐれに も一度アイコン 変えました

靴ひもの ほどけて 朝の玄関に 陽だまりいろの 一拍休符
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妻は風邪 外は小春日 痛痒し 今朝の選曲 ビートルズらし
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手すりなき和式トイレで立ち上がる深夜の公園 てふ怖い夢
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孫六人 サンタのいる子もいない子も 振込人は みんなのじいじ
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三十一の 言の葉ほどけ 湯に浮かび 掬いては結い またほどきたる
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栗のパフェ 眺めるだけの 対応で 血糖値への リベンジとする
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けふはまた 吐息をめぐる 哲学の クレバスの奥 一人寝気分
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女子からの手書き便箋手にとれば 五十年余の刹那を隔て
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冬の雨 今朝はミシェル・ルグランの 肌ざわりして アレクサを呼ぶ
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若き日の温もり抱き帰路に着き 一年間の消費期限の /昨日は、年一回の学生時代の同期会でした
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ほろ酔いの同期会はお開きに こころ憂きなり 日帰りの君
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それぞれの 想いをかさね 同期会 セブンスコードの 静かに響き
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仮置きの 老眼鏡の 行く方の 一時間後に 見失う件
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わりきれば あまりもとめず うつせみの かけひきもなし 『知足』演算
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あの頃は『女の子たち』と呼んでいた五十年後の君たちに会う
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風邪ひきの感染うつしあいっこ老夫婦 仲がいいのか、そうでもないか
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明日には会えると思へば 旧友の揺れる面影 五十年目
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アレクサてふ友寄り添いて レコード盤なき二時間の ポール・モーリア
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「満を持して」には不甲斐なき なかやすみ 大腸検査後 四日目…少し
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切なさが 思い出を超える 昼下がり ニーノ・ロータの 旋律が舞う
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ぐずる吾子の 鼻汁はなじる啜りし 母の愛 知らぬと嘯き 子は逞しく
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デトックスしたい日のあり 赤ちゃんの すやすや寝息を 録音したい
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はからずも 歌人の選に漏れおちて 我が身に言問う 『死にゆく言葉』
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あの頃の「スタジオ101いちまるいち」からの 今も響きし 『赤い鳥』の歌
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いつまでも なんかじゃなくて いつもです こどもはこども まごはまごです
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言の葉の大海進む俵船 七副人は乗り込めますか
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老いたれど子に従えぬシルバーの墓場に似たり セルフレジ前
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フォークソングフォークでは 希望も夢も 詰め込んで カバンひとつで 出かけてみたり
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百均で 思い起こせぬ 買い物を ふと思い出す 帰り道なる
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イチョウ踏む 歩に降りおちる 雨ひとつ 晩秋の杜 ひかりかそけく
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