Utakata
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tomatojapan
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2008
気まぐれに も一度アイコン 変えました
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九歳の年上の人語らえば九年先のタイムトリップ
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孫送り届けてうつろ帰宅せば 忘れピクミン 輝きて在り
15
十一時、サンドイッチを食べながら「お昼ご飯は何」と聞く孫
20
駆け込めど 片手にスマホ 残る手で 用足せますか 駅中トイレ
14
のど飴の個別包装剥けなくて咳こだまする映画館 闇
22
初春のカラオケ始め誘われて「さもありなん」といそいそ出向く
19
大福をひと食みしては茶をすする
老夫婦
(
ふたり
)
の春の可も不可もなし
24
かざしたりふれたりしたり六畳の四人よりそう火鉢なつかし
20
十年をひと昔とする傲慢を知らず始めしふた昔前
19
ない袖は振れず なおさら触れもせで <詩的飛躍>の 得難きにほい
14
「いいね」などなかった時代が良かったね 少し寂しき。サラダ食みつつ
22
どんよりと こころの風邪は 深まりて 切先にぶき 言の葉の罪
18
掛け違う 言の葉の海 沈み込む 澱を
弄
(
まさぐ
)
る 歌を
拗
(
こじ
)
らす
16
君の言う「なんかばっかり」 ナイフです 短歌ばっかり あいすみません
12
妻が言う「一人になったら二度寝する」 「了解です」と三顧の礼す
19
温もりの汁粉に集う笑みと笑み 健やか願う 年の始めに
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曇天の寒き冬日に歩をすすむ サロン始めの甘き汁粉へ
16
せがまれて 孫に譲りし iPad 笑顔が嬉し なれども寂し
18
初売りのプラン乗り換え 「ご褒美」の値引きされたか 分からぬままに
15
新春の 初ららぽーと おかわりのコーヒーうれし ミスドで
老夫婦
(
ふたり
)
17
朝霜や 香り立ちなむ珈琲の こころの襞を伸ばすフィルター
15
じんわりと 民生が歌う トリビュート 私は今日まで生きてみました
19
初春の 何事もなし こんなにも 空 青くって たからとおもふ
19
ようやっと
老夫婦
(
ふたり
)
きりの正月に すき焼きなどをつついてみている
22
祖父母とは海老で釣らるる鯛なれば腕によりかけ美味しく召しませ
20
またひとつ歳を重ねて背伸びせば逝きし友らの見た景色らし
20
孫からの いたわりを聞く われ ふとす 齢かさねし 正月の朝
16
七十四の誕生日迎える正月の居間に流るるアビーロード
16
今年から『界隈』などを使い出す老妻のいて、あたふたとする
20
鳳
(
おおとり
)
の囀り
光陰
(
とき
)
は潔し 見ずともよしの 吉野の花か
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