tomatojapan
126
123
投稿数
2313

気まぐれに も一度アイコン 変えました

ひ孫見ず逝きし父の姿(かたち)なり 息子の背中 桃の節句に
21
咳込めず喉の道筋がらついて素麺啜るは苦行と覚ゆ
16
雛の前マラカス振って飛び跳ねて…忘れた孫は、大学生に
15
しまわずに外しおいたる上っ張り 羽織ればぬくき寒戻る朝
17
オチのないショート動画の「いいね」だね、空回りする風車なんて
14
ゴミ箱を空にするたび明け暮れの息・風・温度・足跡かすみ
14
月影の蒼きひかりに君ゆらぎ指先まどう 春は彷徨ひ
19
銭湯の帰りに覗く玩具屋に子の笑顔置き 四十年(よそとせ)の前
19
つた絡む桜の古木塀越しに そっと春待つ 工場(こうば)はうらら
16
二日ほど急ぎ足なる衣更着や 一枚外し弥生の朝(あした)
17
プレイリスト遮って入るCMもBGMにて Youtubeの春
11
あの人のつらいが私にリンクして恋から愛に愛からツレに
13
やさしくてやはらかな君を詠みたくてやさしく歩くやはらかな春
14
当面は「ら抜き言葉」に慣れようか 『生きる言葉』に生かされており
17
寿命と言う次世代託す理(ことはり)を我もまた問う、いや蛍光灯に
17
戯れ歌のこころの襞に添い寝する iPhone Macの絆のひかり
17
十五度がまあるくかこむ朝の息 春眠だものまた目をつむろ
17
見た目ほど若くはないとつぶやきつシルバーシートの遠き夕暮れ
19
空腹を束の間埋めし珈琲の夫婦喧嘩へ 『風桶』理論
16
ターコイズブルーの髪の女(ひと)笑めばマリアの如き 居酒屋の春
16
カフェインの摂取過多らし熱唱に「禁珈琲」のお叱りの件
16
あやうさの静寂にひそむ春隣 AIといふ君の歌きく
16
一瞬に聞き惚る歌声 聴き込めばAIといふ なお愛おしく
11
赤黄青 きららに透ける琥珀糖 帰れぬ春の 幾たびか過ぎ
13
赤黄青 きららに透ける琥珀糖 母への想い 口にくゆらせ
13
赤黄青 きららに透ける琥珀糖 幼き日々を 手のひらに置く
19
女房より六年長き付き合いの友と酌む酒 梅のほろ酔う
17
ランチやめ定休増やし抗うはまちの割烹 浦霞酌む
18
待合いの温き眠りに聞き逃す眼科呼ぶ声、耳鼻科もありや
18
アスファルト化粧直しの雨上がり北風戻る通院の朝
22