tomatojapan
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気まぐれに も一度アイコン 変えました

僕だけが知ってる世界は僕だけが知らない世界と言えると気づく/老いた(オールド)らし
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春がいい あの頃も今も過ぎてゆき すこし酔ったり 小椋佳聴く
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「だから何」女子アナ微笑むフィルターはより恐ろしき「ですから何か」
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なお貧す豪奢に遠きリノベーション浴衣羽織れば気分は夏日/折句
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乙女らがマスタング駆るエンドロールガラス越しにはいいオトコたち/折句
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悪態の限りを重ねいま死んだとってもうまい林檎の毒だ/折句
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孫からの半日待ちし「明日行くよ」 LINEを見れば頬は緩みぬ
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早咲きの梅にメジロの二羽遊ぶ 列車の音の近づくもなお
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こんな日は染み込んでいく恋歌のまったき透けて前川清
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雪消しの雨しとやかに休日の午後 『駅』を聴く 布施明にて
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詠んでいく自信はあなたに譲ります 悔やむことなき空蝉の泡
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君と僕詠みきれぬまま返却日『あなたとわたしの短歌教室』
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日和よしやってみなはれ背にかかるやさしいはずの春の雨
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眠りさめ 桜並木のやっぱりは雨降る朝を知っていたよう
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孫来るを指折りて待つ直前にインフル奪う 爺婆の糧
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吐く息の白きの見えず夕暮れにゆるやかに春迎えにいくや
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ビル影の日に日に際の目立ちゆく春告草のやさしきにほい
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おだやかな三寒四温の道すがら赤マグナムをひとり飲む女(ひと)
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敷マットぐるりテープで止めてみる 妻褒めていて…空の青さよ
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今日までの閉店セールご自由に空の青さにかなしみ添えて
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ゆらゆらと湯面を揺らす時の波宅配便は置き配にして
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逝きし人より託されし 会計のくすみ色したページをめくる
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晩冬の気だるき宵は徒然にソファ撫でるよなレットイットビー
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瓶の蓋開けられないと知った日の妻が見る目の光線の縒れ
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東京は雪が拭った空の青彩度がひとつ上がったらしい
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「なんとかの小足」なるらし我なればひとつ靴にて君と歩まん
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「抱き」枕夢の回廊たゆたえば「おんぶ」枕にひと休みして
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カリスマの成るを見ている民草の ああ、独国のあの頃の轍/『期待を抱き』つつ戒めとして
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覚えたいと思えどややむずかしいカラビヤウ多様体という語
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耳たぶの冷たさをなで身をすくむ 君乗るバスを待つ停留所
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