Utakata
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tomatojapan
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2010
気まぐれに も一度アイコン 変えました
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今日もまた 踊り場のない階段で 踊り疲れて うずくまる君
13
ガチャ回すちひさき孫の手に見入り彼岸に思う親ガチャの縁
15
一口で飲み干すもよし 人生の飲み残しだし 終活なんて
15
高圧線が五線譜のごと切り分けてエレベーター塔は青空に立つ
16
居酒屋の話題にことかく暇のなし 病気・病院・惚け・薬・墓
10
「異国か」と見まごうばかりの物価高
外面
(
そとづら
)
優し「円」の
内面
(
うちづら
)
9
二年ぶり会う友不意の老け顔にタイムラグにて「やあ」・「おう」・「しばらく」
14
さりとてと 苦しみぬけて 楽するは まだ機にあらず 次の花待つ/さ・く・ら・ま・つ
10
逝きし人の顔薄るるを
理
(
ことわり
)
と知らば
春陽
(
はるひ
)
の我にやさしき
17
震災が人のこころを炙り出す
宴酣
(
えんたけなわ
)
の選挙を踊る
8
いつのまに主語なき災禍の人々に及ばざりしか八十年は
16
「サクラサク」知らせの続く春の日の 朧の空はサヨナラの色
19
「思い出」のジャンルを軽く超えてくるフラッシュバックの哀しき凄み
15
腰痛の妻に付き添う通院の帰り
路
(
じ
)
付き添い交代になり
11
そちこちで鼻水啜る音のする京王線の電車は春へ
12
佐々木朗希
(
ローキ
)
からザッピングにてトランプへ思いは揺れる
我
(
われ
)
地球市民
13
春の歌を捻り損ねて日の暮れて寒の戻りの燗冷まし呑む
16
ボケてみる ツッコミ入れる オチつける こころの薄紙 一枚剥げる
16
孫たちの入学・進学重なって祝いの春は 老後の余震/物入りだとかで支出は先に
13
四年目の金魚すくすく育ちおり 祭りの夜の記憶の薄れ
17
君の
短歌
(
うた
)
の
囀
(
さえず
)
るがごとやさしければ春ほころびて
鵯
(
ひよどり
)
の舞う
16
飲みきれぬ水割り
妻
(
きみ
)
が手伝って もうほろ酔いの、まだ七時半
12
スイッチの
⎜
(たていち)◯(まる)がわからない どっちが
O
N
なの どっちが
O
F
F
なの
8
足形に脱げたソックス
出
(
いで
)
よ、春 梅ほころんで 我ねころんで
15
「おきざり」を「おにぎり」と読み間違えて悲しみさえも可笑しみになり
13
出会いとも別れとも見ゆ
Y
字路に ヒマラヤスギの木漏れ日 ゆらり
16
「男はね照れがあるから言えない」を超えてみようか 古希も過ぎたし
15
子の歳を数えてみればなるほどと孫遠ざかる日々が腑に落ち
12
「老い」てふは嬉し哀しきアイテムか
三十一
(
さんじゅういち
)
の
字間旅行
(
じかんりょこう
)
の
10
微睡
(
まどろみ
)
の春めく光に誘われて外出てみれば頬に冬風
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