tomatojapan
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気まぐれに も一度アイコン 変えました

「一日に三万五千回ほどの後悔してる」と脳の囁く
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生ぬるき水道水を掌(て)に受けて仰ぎ見ている 秋の空らし
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ノンアルの ビール片手に 歌捻る 秋の夜長の 予行演習
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氵(さんずい)に京(みやこ)と書ける朝の来る 夏の名残りの 惜しくもなくて
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秋の陽の化粧ガラスを透り来て緩き目覚めの我を包めり
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ドジャースやカブス・パドレス愉しくて 隠れ続ける巨人(ジャイアンツ)ファン
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幼な子の波追う姿や今井浜 水着懐かし 若き日の君(つま)
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瞼閉じ秋の風音肌で聞く カーショー引退発表の朝
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うつせみの袖触れ合えど言葉なし 秋祭りの音(ね)遠く聞ゆる
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輪投げせよ グランドゴルフも始めよと 朋喧(かまびす)し 敬老の朝
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人類の月に降り立つあの頃のワクワク感に似た、株価かな
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古の朽ちぬとぞ思ふ縁なり 黒曜石はひかりて座(おわ)す/釈迦堂遺跡博物館にて
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既読スルー される側よりする側の こころを想い 哲学する夜
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老々の足音聞ゆ秋の日の慌ただしきかな金婚の旅
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見て見ぬのふりすらできず既読スルー ドリップ前のあざとき苦み
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悠久の富士の裾野の湯に浸かる たかが五十年(いそとせ) お裾分けにて
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金婚の祝い兼ねたる小旅行ふじやまビールにほろ酔う君は
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五十年丸めてポイと捨てるよに金婚旅行の部屋の屑入れ
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エアコンを神とぞ思う敷島の熱帯夜明く 彼岸花枯る
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幾度目の転生(よみがへり)かとふと思ふ  十六夜(いざよひ)月を追ふてみる夜
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コンテンポラリーと思う近頃は届く訃報のあの人この人
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路線図と妻の指図に導かれ 推しのショーまで あと二時間
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指先のおぼつかなくて 洗面の鏡に映る 忍ぶれど秋
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巡り来る春夏秋冬教えれば 「台風はどこ」 幼子の問う
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エアコンを神とも思う なれどなお あにはからんや熱風の出る
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ドリップの銘柄迷う アラカルトセットの楽し 秋来たる朝
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通信も広告も同じ俎板に 未読二日目女房のLINE
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ダスキンのモップ重たき雨の日は ポンデリングに滴(しずく)の揺れる
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夕間暮れ ソファにもたるる君ありて 夏の終わりのしどけなきかな
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気持ちじゃなく心が少し痛いのは風が運んだ過ぎし日の翳
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