Utakata
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tomatojapan
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2010
気まぐれに も一度アイコン 変えました
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霧雲の緞帳開き富士立ちぬ そちこち聞ゆ
外
(
と
)
つ国の「嗚呼」
11
新緑の語り部たるや藤の花 フジ色差し色読点のごと
12
アウトオブバウンズなりし崖下の白きボールは骸の如く
9
ものわすれ どこか響きのやさしくて こころの霧へ はじめの一歩
14
ドタキャンにホッとするのはあれれれれ 老いたればこその生きてきた知恵
10
トランプも老害と思うニュースなり 診察待ちの壁掛けテレビ
15
友人の実家でスタバオープンと
L
I
N
E
にて知る ドトール派の吾
7
いつのまに一枚になりし表札の二世帯住宅夕陽に照りて
21
矍鑠
(
かくしゃく
)
は褒め言葉なるや 老人の 知らぬが仏の老害なるや
8
日影の説明受ける けれどなお釈然とせず 条例の
陥穽
(
あな
)
6
居酒屋の常連客の顔見知り みたいな感じ うたかたの人
15
見渡せば圧縮された春の日が解凍するや同時多発と
12
萌え出る若葉の色に染まり行く桜のくにの谷・山・里が
11
青空に
桜
(
はな
)
舞う里の鯉のぼり 萌黄若葉の風の色聴く
17
舞い上がる桜の行く手さえぎるはまだ咲き残る桜の花で
13
春の陽に
妻
(
きみ
)
と子らとに桜散る とある日の夢 幾たび目か見る
10
ワセリンの量の少なき百均のハンドクリーム繰り返し塗る
14
苛立てる妻の我が身に覚えなし 夜来の風雨 ツツジの落花
10
もしここでフォークソング歌ったら白けるだろなぁ老人カラオケ
14
花開き花散りてなお花時雨 春は狂気の伴奏曲か
13
ひらひらり散り行く花に何思う 青空ぽつんと雲ひとついて
14
願わくは十年
後
(
のち
)
のその
桜
(
はな
)
も今の
桜
(
はな
)
とぞ想わん
妻
(
きみ
)
と
18
鳥の声 風の囁き 花の色 心の波動 春を取り込む
9
とりわけて
妻
(
きみ
)
と
漫
(
そぞ
)
ろの愉しけれ 桜舞い散りハナミズキ咲く
13
菜の花と桜が今年は待ってるよ 岸辺の早咲きチューリップたち
9
大げんかした日のことを語り合ふ夜の
静寂
(
しじま
)
に友てふ
縁
(
えにし
)
15
花吹雪浴びて門出の破顔かな ちひさき宝は真白きページ
14
二匹でも孤独と言うや我が金魚 四十五センチ小さき宇宙で
14
呑むごとに奥から壊れていくような
気怠
(
けだる
)
き
気付
(
きづ
)
き「老い」てふイノチ
7
「余ってる酒がないか」と尋ねられ手ぶらで行けぬ宵待ちの花見
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