tomatojapan
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気まぐれに も一度アイコン 変えました

霧雲の緞帳開き富士立ちぬ そちこち聞ゆつ国の「嗚呼」
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新緑の語り部たるや藤の花 フジ色差し色読点のごと
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アウトオブバウンズなりし崖下の白きボールは骸の如く
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ものわすれ どこか響きのやさしくて こころの霧へ はじめの一歩
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ドタキャンにホッとするのはあれれれれ 老いたればこその生きてきた知恵
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トランプも老害と思うニュースなり 診察待ちの壁掛けテレビ
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友人の実家でスタバオープンと LINEにて知る ドトール派の吾
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いつのまに一枚になりし表札の二世帯住宅夕陽に照りて
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矍鑠かくしゃくは褒め言葉なるや 老人の 知らぬが仏の老害なるや
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日影の説明受ける けれどなお釈然とせず 条例の陥穽あな
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居酒屋の常連客の顔見知り みたいな感じ うたかたの人
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見渡せば圧縮された春の日が解凍するや同時多発と
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萌え出る若葉の色に染まり行く桜のくにの谷・山・里が
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青空にはな舞う里の鯉のぼり 萌黄若葉の風の色聴く
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舞い上がる桜の行く手さえぎるはまだ咲き残る桜の花で
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春の陽にきみと子らとに桜散る とある日の夢 幾たび目か見る
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ワセリンの量の少なき百均のハンドクリーム繰り返し塗る
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苛立てる妻の我が身に覚えなし 夜来の風雨 ツツジの落花
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もしここでフォークソング歌ったら白けるだろなぁ老人カラオケ
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花開き花散りてなお花時雨 春は狂気の伴奏曲か
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ひらひらり散り行く花に何思う 青空ぽつんと雲ひとついて
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願わくは十年のちのそのはなも今のはなとぞ想わんきみ
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鳥の声 風の囁き 花の色 心の波動 春を取り込む
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とりわけてきみそぞろの愉しけれ 桜舞い散りハナミズキ咲く
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菜の花と桜が今年は待ってるよ 岸辺の早咲きチューリップたち
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大げんかした日のことを語り合ふ夜の静寂しじまに友てふえにし
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花吹雪浴びて門出の破顔かな ちひさき宝は真白きページ
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二匹でも孤独と言うや我が金魚 四十五センチ小さき宇宙で
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呑むごとに奥から壊れていくような気怠けだる気付きづき「老い」てふイノチ
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「余ってる酒がないか」と尋ねられ手ぶらで行けぬ宵待ちの花見
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