Utakata
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気まぐれに アイコン変えて 新年度
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「古き佳き」と「新しき良き」の振れ幅にノスタルジーのけふも
彷徨
(
さまよ
)
い
18
避暑というよりも避湿度なのかしらん回遊魚のごと
廻
(
めぐ
)
るモールの
13
三人の残余の人生刻みおり。古時計ほど堅牢にして
8
隔週のゴルフの予定すべからく暑さのためにキャンセルとする
10
猛暑日を
華麗
(
かれい
)
に過ごす「
過冷
(
かれい
)
却ショッピングモール」は今盛りなり
9
薔薇一輪背の高さに開きおり夏本番の行方覗かむ
12
突然の
主人
(
あるじ
)
の病い八ヶ月、再起の願い「本日休業」
12
猛暑日の七夕祭りの短冊に書けぬ「も少し入院させて」
12
採血の針先三度逡巡す歳得て細る我が身と血管
17
病室のベッドに横臥したりして
短歌
(
うた
)
詠む今日は
七月六日
(
サラダ記念日
)
14
うたかたはうたのみつなぐ
ぐ
(
(具)
)
にあらずやさしさをあむ
あみ
(
(ネット)
)
のうみなる
10
五回目のステント手術無事終わり命の残高いくばくか増え
31
入院の前夜に覚ゆ 若き日の 君の移り香 今さらにして
14
大胆に言わせてもらえば昭和とは「せんだみつおがウケてた時代」
8
日盛りに選挙演説
聴衆
(
きくひと
)
の
凡
(
おおよ
)
そにしてすぐれて優しき
8
古の歌人の反故紙覗きたし 没歌ならむ呻吟のあと
13
若者の声のデシベル高くって なんだかこちらが赤面してる
11
今日からは一日五千歩課すはずが首腰背中が朝から痛い
12
停めたはずのエアコンなおも呻いてる深夜のまちの承認欲求
8
プロフィール立志伝中の人よりも蹴散らかされた人の愛しき
7
古希すぎて
角
(
かど
)
取れ丸くなり損ねトゲトゲ
角
(
つの
)
のウイルスに似て
17
推しメンのワンマンライブがある街へオッカケの
妻
(
つま
)
付帯する
夫
(
つま
)
14
冷房が強すぎるのも問題で新宿までに凍てつく
夫婦
(
ふたり
)
/京王線特急にて
12
あの子もそうこの子もそうと重ねてる、小さき孫ら…今は昔の
10
肌寒き雨ふる夏至のファミレスにパンケーキなどシェアする
老夫婦
(
ふたり
)
18
薄壁にもたれてハモニカ吹く
亡父
(
ちち
)
の古賀メロディに電灯ゆれて
10
芸人の大喜利に見るおちゃらけに四句結句をまかせてみたい
9
A
I
で作られし
短歌
(
たんか
)
読む我は
A
I
の
短歌
(
うた
)
詠まんと
足掻
(
あが
)
く
8
初孫の初バイトなるレジ打ちに不要不急の品持ちて並ぶ
39
夏風邪がずるずるずると咳残し孫来るはずの父の日払う
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