Utakata
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tomatojapan
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半世紀前に通いし学食の薄きカレーは健在なるや
15
風薫る季節装う花の名を妻に言問う…はて、何度目か?
16
譲られた優先席に腰下ろし「なんだかなぁ」と
七十二歳
(
ななじゅうに
)
の春
24
手術終え「生かされた意味」問うてみる、「好きに生きろ」と
A
I
応
(
こた
)
う/だよね…
17
君といるこの日この時嬉しくて部屋の灯りはこのままで行く/明日は手術
22
久しぶり長男と会う距離感を掴み損ねて春風が
咲
(
わら
)
う /もっと顔出せよ…
19
お祭りの手伝いする人
数多
(
あまた
)
いてみこしに乗らぬ人の尊さ
28
移りゆく
季節
(
とき
)
映す樹の
下陰
(
したかげ
)
に祭り太鼓の音忍びきて
18
我が母の友人知己のみな逝きてひとり残さる命ぞ悲し
19
躑躅花匂う盛りを過ぎてなお人の盛りを根津にまつ神
10
躑躅咲くあの寺この路地数あれど我は小庭の一木愛す
15
日暮れまでモッコウバラの手入れするモッコウバラ色スカートの
女
(
ひと
)
11
瓶コーラ昔懐かし王冠を遠巻きにして小六の孫
8
台本のとおりにしゃべって拍手して滞りなく、総会終了
11
大谷の二打席を見てふたたびのベッドに戻る、夜明け前にて/いまだ
M
L
B
の開始時間がわからない…
5
君はもう好きになりかけてるらしい 十六の春、始まりは…恋
9
悲しみを集めて流る涙川桜の花の薄白の散る
14
緒が切れて盆に還らぬ覆水を知らぬふりしてこっそり覗き
14
「老いたるはなおうるわし」と
彼
(
か
)
の人の
言の葉
(
ことのは
)
が舞う、桜散る朝
17
今月は経過観察二つ三つ一喜一憂引き分け一つ
17
三本の冠動脈に四つ目のステント
入
(
い
)
るや
七十二歳
(
ななじゅうに
)
、春/連休明けに予定
12
いつの間にか街はみどり初夏の風 妻推し活へお洒落などして
17
徒然
(
つれづれ
)
に花は盛りを過ぎにしを
白髪
(
しらが
)
も
好
(
よ
)
けれ七十路の
君
(
ひと
)
20
お約束のサイゼのドリンク三杯目
満腹幸福
(
おなかいっぱい
)
…
春陽麗和
(
はるのひうらら
)
10
おぼろ月ひとり呑む酒あおる酒
肴
(
アテ
)
はおぼろの君がおもかげ
20
春風
(
しゅんぷう
)
や霊峰の弧滑り来て湯けむり散らす鳴沢の宿
17
悠久の奈良の都は春のなか 風おだやかに 花あでやかに
14
さくらちるちるちるみちるしあわせのきいろいぼうしにえがおがみちる
(
桜散るチルチルミチル幸せの黄色い帽子に笑顔が満ちる
)
11
花の香のちょっと憂鬱 こんな日はカーペンターズと
S
&
G
(
エスアンドジー
)
10
咲く前も咲いてる時も散る時も 見ていて欲しい 桜のように
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