Utakata
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気まぐれに アイコン変えて 新年度
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出会いとも別れとも見ゆ
Y
字路に ヒマラヤスギの木漏れ日 ゆらり
17
「男はね照れがあるから言えない」を超えてみようか 古希も過ぎたし
17
子の歳を数えてみればなるほどと孫遠ざかる日々が腑に落ち
13
「老い」てふは嬉し哀しきアイテムか
三十一
(
さんじゅういち
)
の
字間旅行
(
じかんりょこう
)
の
11
微睡
(
まどろみ
)
の春めく光に誘われて外出てみれば頬に冬風
16
A
I
の「楽しかったです」の回答に
愛
(
a
i
)
を感じているかも…わたし
12
昭和てふ名残の朋の寄り添いし過ぎ(杉)たる日々の枝別る道/谷中の
Y
字路に寄せて
10
細き糸の紡ぎし春の絡まりて余寒に
老夫婦
(
ふたり
)
熱茶を啜る
16
寒空のオリオンが歌う静寂はふたりに注ぐシュプレヒコール
15
通院の妻に付き添う待合を静かに包む時のにこごり
22
通院の
老夫婦
(
ふたり
)
愉しき語らいは子らの幼き日々の思い出
15
おしんこの最後の一切れ譲り受け少し嬉しい
老夫婦
(
ふたり
)
の夕餉
26
手に入れし「ゆふすげ」の書影やさしくて棚のきざはし
高
(
たか
)
(貴)きに
御座
(
おわ
)
す
15
いつになく
K
A
L
D
I
(
カルディ
)
混む日を
訝
(
いぶか
)
れば
「分からないわ」と妻の
嘯
(
うそぶ
)
く
(
明日はバレンタインデーです
)
11
夕暮れにビーナスベルトを駆け上がり飛び石のごと蹴る
小望月
(
こもちづき
)
15
マズローの四段階目の欲求を知ってか知らずか好々爺なるひと
9
早咲きの桜の報せふたつみつ
南町
(
みなみちょう
)
なる地名を添えて
15
衣更着
(
きぬさらぎ
)
(如月)だのに一枚脱ぎすてて遊ぶ子らには
春隣
(
はるとなり
)
らし
23
十八年乗ったクラウン売却す 十八年の記憶を乗せて/思い出多き愛車とたった今、さよならしました
19
冬の日の障子戸透けてやはらかなほのぼの明る六畳一間/だったよな…
16
久々のラウンド半に
微睡
(
まどろみ
)
の
帰路
(
かえりじ
)
友の訃報が届く
16
字余りも字足らずもなく
三十一
(
みそひと
)
の心の隙間ピタッとはまり/滅多にないけど…
22
あの頃の青いひかりを閉じ込めて
煌
(
ひか
)
らずにいる 青いセロファン
16
建物の切れるごとある陽だまりが折り合いつけて街裏の春
19
街はもういちご大福さくら餅節句の匂い春の彩り
19
独寝
(
ひとりね
)
の痒い背中にアップルのペン先届く夜中二時
14
豆まきの翌朝神社に氏子いて福呼ぶ力士の看板仕舞う
15
腹の立つことありてよりの
鬱鬱
(
うつうつ
)
の
戯れ歌
(
うた
)
ひねる間に
茫乎
(
ぼんやり
)
となり
15
春立ちぬ 日こそよけれと寒波来て 滝行見れば鳥肌の立ち
17
オシャカフェってお釈迦様とは縁がないらしいとググって知る朝まだき
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