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気まぐれに アイコン変えて 新年度
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おもねらず生きるしあわせあればこそ おもいやりなど褒められもして
15
これからの五十年も話そうか 金婚祝うふたりの復路
23
懐かしき秋刀魚の美味は大人びて 苦かりしワタ えも言われずして
16
老夫婦
(
ふたり
)
して暖簾をくぐり卓囲む 金婚式の真似事をする
18
フレイルの予防とやらにノせられて 五分のお試し 三日の腰痛
14
赤い実をついばむカラス眺めればその我見つめ首かしげたり
16
映えるらし スマホに収む曼珠沙華 五十万本 武蔵の
府
(
くに
)
の/府中市郷土の森博物館にて
14
二人して記憶の持ち場擦り合わす 短かき我と やや長き妻
13
ポイントてふ神の無くなる月前に駆け込む我も彼も人の子
15
だのに今 大きく息を吸い込んだ 生きてく意味はわからぬままに
16
生き暮れて ペダルの軽き下り坂 なるほど 関東平野は海へ
20
すすむ秋 戻る夏日の 名残惜し 冷めゆくモカの 残り香に似て
20
白寿なる母を見舞う病室に我を気遣う「ごめんね」しきり
26
やはらかに 野の曼珠沙華 照らしおり 穏やかな日に 秋のはじまる/改
16
秋の日の倍々速で暮れ落ちて 短歌がひとつ 影に溶けゆく/改
18
J
P
も シャンパンファイトに 酔いしれて
L
A
D
の 準構成員
8
子や孫を
御祖
(
みおや
)
につなぐ縁なれば 寄りみちもよし 夢追うもよし
15
蝋石で描いた 零戦・紫電改 幼き日々の 陽は沈みゆき
12
「貸本」の アトムと28号と ちかいの魔球 紫電改のタカ/ちょっと思い出したのでメモしときます
10
乳飲み子の 仕草ひとつの 愛しくて 声あげ泣けば なおも愛しき/改
11
風止んで肌にじっとり夏の残 凪に躊躇う秋待ちの雲
14
エレベーター 一階降りるは 罪なのか 背に棘刺さる 無言の圧よ
15
フェンス際 彼岸花咲く 点々と もたれもせずに 紅き独立
16
一瞬を 切り取り放つ 言の葉に 迷い戸惑う 事の
端
(
は
)
の
端
(
はし
)
14
石を這う蜥蜴や 虹色毒々し
首
(
こうべ
)
を垂れる 彼岸中日
14
差し出され 握り捻って みはしたが 埒も開かずに 返す瓶蓋
17
「一日に三万五千回ほどの後悔してる」と脳の囁く
11
生ぬるき水道水を
掌
(
て
)
に受けて仰ぎ見ている 秋の空らし
15
ノンアルの ビール片手に 歌捻る 秋の夜長の 予行演習
17
氵
(
さんずい
)
に
京
(
みやこ
)
と書ける朝の来る 夏の名残りの 惜しくもなくて
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