Utakata
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tomatojapan
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気まぐれに アイコン変えて 新年度
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子や孫を
御祖
(
みおや
)
につなぐ縁なれば 寄りみちもよし 夢追うもよし
15
蝋石で描いた 零戦・紫電改 幼き日々の 陽は沈みゆき
12
「貸本」の アトムと28号と ちかいの魔球 紫電改のタカ/ちょっと思い出したのでメモしときます
10
乳飲み子の 仕草ひとつの 愛しくて 声あげ泣けば なおも愛しき/改
11
風止んで肌にじっとり夏の残 凪に躊躇う秋待ちの雲
14
エレベーター 一階降りるは 罪なのか 背に棘刺さる 無言の圧よ
15
フェンス際 彼岸花咲く 点々と もたれもせずに 紅き独立
16
一瞬を 切り取り放つ 言の葉に 迷い戸惑う 事の
端
(
は
)
の
端
(
はし
)
14
石を這う蜥蜴や 虹色毒々し
首
(
こうべ
)
を垂れる 彼岸中日
14
差し出され 握り捻って みはしたが 埒も開かずに 返す瓶蓋
17
「一日に三万五千回ほどの後悔してる」と脳の囁く
11
生ぬるき水道水を
掌
(
て
)
に受けて仰ぎ見ている 秋の空らし
15
ノンアルの ビール片手に 歌捻る 秋の夜長の 予行演習
17
氵
(
さんずい
)
に
京
(
みやこ
)
と書ける朝の来る 夏の名残りの 惜しくもなくて
13
秋の陽の化粧ガラスを透り来て緩き目覚めの我を包めり
18
ドジャースやカブス・パドレス愉しくて 隠れ続ける
巨人
(
ジャイアンツ
)
ファン
11
幼な子の波追う姿や今井浜 水着懐かし 若き日の
君
(
つま
)
13
瞼閉じ秋の風音肌で聞く カーショー引退発表の朝
10
うつせみの袖触れ合えど言葉なし 秋祭りの
音
(
ね
)
遠く聞ゆる
12
輪投げせよ グランドゴルフも始めよと 朋
喧
(
かまびす
)
し 敬老の朝
17
人類の月に降り立つあの頃のワクワク感に似た、株価かな
11
古の朽ちぬとぞ思ふ縁なり 黒曜石はひかりて
座
(
おわ
)
す/釈迦堂遺跡博物館にて/改
15
既読スルー される側よりする側の こころを想い 哲学する夜
15
老々の足音聞ゆ秋の日の慌ただしきかな金婚の旅/改
18
見て見ぬのふりすらできず既読スルー ドリップ前のあざとき苦み
14
悠久の富士の裾野の湯に浸かる たかが
五十年
(
いそとせ
)
お裾分けにて
15
金婚の祝い兼ねたる小旅行ふじやまビールにほろ酔う君は
20
五十年丸めてポイと捨てるよに金婚旅行の部屋の屑入れ
18
エアコンを神とぞ思う敷島の熱帯夜明く 彼岸花枯る
13
幾度目の
転生
(
よみがへり
)
かとふと思ふ
十六夜
(
いざよひ
)
月を追ふてみる夜
16
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