tomatojapan
126
123
投稿数
2313

気まぐれに も一度アイコン 変えました

降る雨の夏つき崩してや鎮魂歌 二十五年の 9・11 
12
週明けの真夏日を待つ 長袖の重ね着してや 残暑長月
10
洗面の水の冷たき長月の寝床のぬくみ 朝は彷徨ひ
12
腹割いて覗けるものなら見てみたい 使い遺した残滓の 何か
12
しゃかりきに守るほどの幸じゃなく戦ふまでの不幸でもなく
15
同期せぬスマホに苛立つ妻なれば ジョリパ飲みへと誘ってみたり
10
右膝にじわり寄りくるその証し 残りわずかな〈前期〉の終わり
14
けふもまたあーだこーだと言いながら なんだかんだでまだ生きている
8
淡々と詠えば短歌の愉しけれ たんたんたぬきの釜で喫茶去/「ぶんぶくちゃがま」がなつかしい
11
子離れも孫離れをも済みたればカラオケ参る 秋は夕暮れ
20
しまう前の風鈴に携帯扇あてる 夏の静かなさよならの声
20
うたかたのうかびたゆたふひとのよにおもひとどかばあきらめのつく
10
幾重にもふみ渡らせて古道かな 熊野に雨の蕭々と降る/ふみ(踏み・文)
12
久しくもひとり飯などなかりせば 妄想多し いつものサイゼ
10
グループで自分をネタにボケるのは結構勇気のあるピエロです
14
ヴォーグションてふIKEAのタオル大きくて小さな幸に包まれている
11
疼く歯と蠢く腹と霞む目になほも煌めく命のしずく
10
たまさかのであひといふなのさだめかなよりてえにしのはてとなるやも
14
一度だけタイムスリップするならばためらいなしに◯◯時代/結句を躊躇ってしまった…
8
どんぶりを持ち上げて飲むラーメンの底のスープは星ひとつ増し
15
外は雨 そろそろ作ってみてもいい 青春真ん中 『プレイリストD』
7
秋なればため息ひとつこぼれたり 来し方のいろ うすき気のして
16
プルトップシュバっと開かるノンアルをひとくちふたくちみくちまで知らず
8
側に来て「待つの、老化?(松の廊下)」と訊く君に 「充電中(殿中)」と応ふる我は
14
韓ドラの時空の歪みにはまりつつ なお「そのあと」へ 重力レンズ
8
階段が二足歩行と識る朝を ゴルフ疲れと一笑に付す
9
それぞれに 流れた時の眩しくて 秋雨の日の『プレイリストC』
10
瓢箪から駒出たか甘き夢 目覚めてみれば苦き残り香
8
老人が未来を生きる 子どもらは過去を生きてる 僕らの現在(いま)の
15
逝きしひとの声聞こへしか 夢うつつ S&G流る秋の入り口
10