もち
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高三男子です。

陽に透かし 手元に作る 七色や
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室外機 夏のランウェイ 演出す
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夕なれど ぬるきままなる グラウンド
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夏風が 揺らせぬ負い また一歩
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赤シート 透かせば消ゆる 文字と夕
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水滴の 落ちて色づく 木卓や
3
白紙なる 課題横目に 法師蝉
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火の玉や 落ちて弾けて 闇きたり
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白光に 集う羽虫 ののしれり
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線香の 煙を流す 朝の風
2
冷気満つ 箱に籠りて 夏を捨つ
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日暮ひぐらしや 暮れを引き寄す 声の陣
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空蝉の 透ける軽さに 身を重ね
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酔い満ちて 膝に伏せたる 単語帳
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舞台裏 足裏揺らす 重き音
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検索の 小窓片手に 語を拾う
4
遠く鳴る 夏の歓声 ひとり聞く
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一瞬の 冷風が裂く 夏の夕
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冷気刺す 筆記音だけ 満ちる部屋
4
祭り果て 闇に表情 隠しけり
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金床の 雲広がりて 遠雷か
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袖捲り 腕の日焼けの 夕景色
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朝蝉の アラーム消えて 二度寝かな
5
黒々と 酷暑が染める 日本地図
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時間かけ 出会う一冊 人のごと
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看とり得ぬ 骸への嫌悪 濁りけり
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夏休み せんせい宣誓となる 蝉の声
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れんじつの 熱風に蒸す ブロッコリー
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眼前を 透ける羽々 掠め飛ぶ
4
雨雲の 向こうに隠す 逢瀬かな
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