もち
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高三男子です。

雨上がり 鼻で聴こえる ゲオスミン
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中休み 光に負けて 目を細む
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寝不足の 脳に酸素を 流し込む
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外見れば 空の蛇口の 壊れけり
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真珠めく 夏の武装で 光る頬
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涼風を 呼べばもれなく 虫も呼ぶ
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雨を飲み 昨日の色を 花捨てけり
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薄衣 夢で逢わんと つま結ぶ
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蚊をうつ手 血に染まらざる 嬉しさよ
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時経(ふ)れば 涙に変わる 降る雨か
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水無月の 無は無しじゃなく 助詞の「の」か
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長雨(ながめ)傘 心と違い 弾む雨
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みをつくし 描く私の 航海路
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振り返り 足跡のごと 並ぶ過去
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台風よ 心の靄(もや)も ふき払え
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寄り離れ 心の揺るる 前線や
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灯したる 蚊散らす煙 ただ青し
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初夏空に 浮かぶ白雲 リプルマーク
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麦の海 揺らして渡る 夕嵐
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日は長く 影も伸びゆき 我怠惰
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長袖を 捲った腕の 血潮みる 太陽を背に 透かしてみれば
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風切りて 進む私の 揺れし襟締
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時雨やら 空たち喚き 一涙
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日光や 青貫きて 目眩まし
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塗りつぶせ マークシートは 川のごと 黒の水面(みなも)を 走る夏
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窓開けて 入りゆく風 細切れの うつつの中に 夢を見る
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青育ち 幅員狭し 初夏の道
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見上げれば ただ青空の 眩しくて 心と同じ 味気ない夏
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ひとり居り 孤独といふ名の ガム食(は)めば 期待の割れて 風船のごと
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夕まぐれ ほのかに照る目 まぐれかな
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