もち
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高三男子です。

溜め込んだ 想い放てば 空ひらく 桜溢るる 弥生の暮れよ
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あの気持ち 花開かせる 初恋夜 桜前線 喉へと向かう
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我が胸の 期待の蕾 初桜
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皆見上げ 心模様も 薄紅に
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菜の花や 真宵まよい飲み干す 黄の波に
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玄関先で 靴揃え 来たる春への 足並み揃え
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今はなき 人の温もり 聞くチャイム
5
山笑い 頬を染めゆく 桃色や
6
可惜夜あたらよに あたらぬ予感 我あたらしむ
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ハルノヒの かい放感は 開と解
3
春愁の 鍵穴回し さようなら
4
春潮や 濁りて心 定まらぬ
5
土筆らと 春の行進 並ぶ我
5
目覚むれば 頬撫でゆけり 春風や
4
突っ伏して 筆の進まぬ 目借時めかりどき
5
啓蟄の 天道虫や はねひらく
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夕霞 影に蕩ける 山の端
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静寂に 低き声聞く 猫の恋
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春一番 背中押されて 道開く
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春浅し 道を彩る 赤き梅
5
沈丁花 不意に知らせて  春かおり 遥か居り
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雨水きて 春の入口 半歩待つ
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湯気越しに 眺む離れかれや まるで夢
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自転車の サドルに付いた 春の粉 払い始まる 朝一日ひとひ
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甘さ消え 冷めた酸味の 一言目
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雪道に 残す営み 増ゆる朝
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あの思い出は 風邪シロップのよう 苦みに甘み残す
4
目覚むれば 草花たちに 粉砂糖
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指し示す アプリの針は 南南東
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豆撒いて 鬼は払えど 影のこる
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