Utakata
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高三男子です。
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雨上がり 鼻で聴こえる ゲオスミン
2
中休み 光に負けて 目を細む
3
寝不足の 脳に酸素を 流し込む
2
外見れば 空の蛇口の 壊れけり
5
真珠めく 夏の武装で 光る頬
3
涼風を 呼べばもれなく 虫も呼ぶ
4
雨を飲み 昨日の色を 花捨てけり
3
薄衣 夢で逢わんと つま結ぶ
4
蚊をうつ手 血に染まらざる 嬉しさよ
3
時
経
(
ふ
)
れば 涙に変わる 降る雨か
3
水無月の 無は無しじゃなく 助詞の「の」か
4
長雨
(
ながめ
)
傘 心と違い 弾む雨
2
みをつくし 描く私の 航海路
2
振り返り 足跡のごと 並ぶ過去
4
台風よ 心の
靄
(
もや
)
も ふき払え
2
寄り離れ 心の揺るる 前線や
4
灯したる 蚊散らす煙 ただ青し
5
初夏空に 浮かぶ白雲 リプルマーク
2
麦の海 揺らして渡る 夕嵐
5
日は長く 影も伸びゆき 我怠惰
3
長袖を 捲った腕の 血潮みる 太陽を背に 透かしてみれば
5
風切りて 進む私の 揺れし襟締
2
時雨やら 空たち喚き 一涙
2
日光や 青貫きて 目眩まし
3
塗りつぶせ マークシートは 川のごと 黒の
水面
(
みなも
)
を 走る夏
4
窓開けて 入りゆく風 細切れの うつつの中に 夢を見る
7
青育ち 幅員狭し 初夏の道
5
見上げれば ただ青空の 眩しくて 心と同じ 味気ない夏
4
ひとり居り 孤独といふ名の ガム
食
(
は
)
めば 期待の割れて 風船のごと
12
夕まぐれ ほのかに照る目 まぐれかな
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