もち
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高三男子です。

夜揺られ 欠伸(あくび)が増えて 宵(よい)酔いか
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夕日越し 色づく葉々の ステンドグラス
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朝一番 霜を払えば 笑む赤手(せきしゅ)
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枯葉達(彼は立ち) 冬模様に きがえゆく(行く)
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満天の星 言うことは無き 満点だ
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寒空で 擦る手と手は 橙めく 毎日食らふ 温州や
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色褪せた 手摺が語る 人の営み 冬の冷たさ
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木々の葉々 真っ赤に染まって 散って逃げ 冬に照れたやつらめ
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金木犀 落ちれば 移り変わる香 「可憐さ」までも 土に溶けゆく
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紅葉の 赤紙吹雪 浴びる我 気分だけなら アーティスト
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りっとうや 蹄(ひづめ)の音冴え 冬はじめ 〈馬の街 滋賀県栗東(りっとう)市〉
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どっちつかずで曖昧な わたしビーナスベルト 一色(ひといろ)まであと少し
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山際に 欠けを残した 月覗き 胸の奥 静かに猶予う(いざよう) 十六夜よ
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涙溜め 瞬きすれば 冷雨降る
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秋の道 蜻蛉避け行く 不規則に
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赤葉落つ 頭上の葉々は 秋の冠(かんむり)
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身の回り 同心円に 物を置く チューネンの孤立国、ここに
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袖通し 人の温もり 思い出で 幻想そこに 抱きつつあり
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袖の内 覗き溢るる どんぐりか 落ちて割れたり 秋の展開
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布団内 秋めく朝夜(あさよ) 依(より)と快
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夏冬の ソーシャルディスタンス どこへやら 二月(ふたつき)は空けよ 秋が云ふ
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一桁気温見てもなお 夏に残りし我の身よ
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冷雨降り 夜寒深まり 風吹けり
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金木犀 可憐な香と花 陶酔す 乱れし秋の目的地
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しほかぜが 吹きすさびたる 海辺街 暮れ茜と錆び看板
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かごのなか かきりんごいも だんしょくいちば
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秋支度 まだ早いかと 収納す そこは晩夏の色
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列島は 東西秋夏 気圧戦
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月見上げ 照らされし顔 おめかしか
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雨音と ペトリコール 風に乗り 嗅聴視触 全解放
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