案山子
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令和七年七月に始めました。よろしくお願いします。
いつもありがとうございます ☺️
アイコンを、お風呂につかるカピバラにしてみました。冬なので・・(?)
また春になったらヤギにもどります。

春風と遊ぶわたあめつれもどす道中ぼくはきみに出会った
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あくび呑む授業じゃ見えるそのへんをうろついている時の神様
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そんな夜はひっくりかえったスリッパとお話するのさ。おもて向くまで
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うすよごれ てちてちホームをゆくきみよ何を見るよ地に近い世界に
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目薬をささんと上をみれば空 カラスよこぎる いっぱいに空
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明日こそ明日こそはとただ今日を見ないふりする今日この頃です
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ラムの焼きあがり待ちつつお隣の紳士はごきげん赤ワイン飲む/サイゼリヤにて
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炊きたての米に納豆、炒め物のせて醤油をまわし食う夜
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秋の海 光のあみがゆれうごく僕のはだしと一緒にうごく
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光のあみが足にやさしく絡みつく 初冬の海がゆびさきに沁む
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思ひ出をだいじに去らむわれわれと入れ替わりにホテルに入る家族
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さまざまな石鹸の香り交ざりあい籠もる夜更けの公衆浴場
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砂かぶり動かない ママの卵焼き ぼくひとりレジャーシートをたたむ
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傘の中滲む視界に出た本音雨は優しくかき消してゆく
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湯の川を揃ってゆったり魚たち群がるところが湯の湧くところ
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白鷺は細きあしして草を分けひょろ首伸ばし川面覗きぬ
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長いこと生きてる気がする 僕だけど。ばあちゃんと並び月を見ていた
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曇天の上は いつも満天の星空なのよと 微笑む君は
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おれ人間向いてないやバッタとか良いんじゃないのとどこぞの二人
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僕たちは 毎日せっせと 食べる 食べる 今日もせっせと 薪を、焚べる
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十五の夜 隣で眠る横顔の奥に 私と同級の母
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同クラは出ない 水泳決勝戦 大歓声に プールが割れる
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朱が夜に染まる境はビル群の狭間 ちょうど僕の真上に
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追憶の君は幼さ残ってるまた同じ星を数えられたら
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夕焼けの沁みた空気の手触りと色と香りは時間を止める
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電車内 揺れにしたがいシンクロす 朝に 眠い おじさんおばさん
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いま僕に また明日と言う太陽は 別の誰かに おはようと言う
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おっちゃんの こってりラーメン大盛りに ニンニクマシマシ 失恋の味
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それぞれの 朝を迎えて 支度をし ベルで着席している不思議
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ドン!と咲く花火が 僕には弾け飛び 光る血肉に 見えたあの夜
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