Utakata
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案山子
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令和七年七月に始めました。高校生です。よろしくお願いします。
投稿頻度は低めです。ふらっと来ては消えます
読んでくださりありがとうございます。🐐
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草木、人、街の動きが鈍る刻 夕暮れの質量を纏って
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君がスキップすればリュックのストラップ子ヤギも後ろでタップダンス
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一本の大筆走らせた雲は風の形を憶えていたり
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ひやきゅうりかじるサツキとメイのマネいまだにしてる十六の夏
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親のおらぬ蝶ははらひらふわと飛ぶ 花びらにそう教わったから
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白タオル息を吸いこみ嗅ぐ 深く まだ登別の硫黄が香る
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水筒にライムソルトをしのばせてひとりライム畑をふくむ
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散り散りに走ってにげた粒の跡ヒヤリつめたい液体窒素
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七日ぶり登校すれば蝉は鳴き近所のイヌは夏服になり/修学旅行明け
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まっすぐな君の前では建前も嘘の濁りも剥がれ落ちゆく
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飛行機が事故らぬようにと短冊をかける修学旅行の前に
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柄もなく恋バナはしゃぎすぎた友 寝癖ひっつけ朝に歯軋り
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見ようとも見えぬ瞬き眼の端に 彼方のひかり六等星よ
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Golden slumbers にくるまれて浮かぶ 胸から泡立つ ゆるく
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蔦の這うひかりに鏡うもれいる うちに眠れる人おだやかに
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「かわいいね。」白にほんのり乙女色にじみひろがる梅の花たち
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春風と遊ぶわたあめつれもどす道中ぼくはきみに出会った
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あくび呑む授業じゃ見えるそのへんをうろついている時の神様
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そんな夜はひっくりかえったスリッパとお話するのさ。おもて向くまで
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うすよごれ てちてちホームをゆくきみよ何を見るよ地に近い世界に
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目薬をささんと上をみれば空、カラスよこぎる いっぱいに空
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明日こそ明日こそはとただ今日を見ないふりする今日この頃です
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ラムの焼きあがり待ちつつお隣の紳士はごきげん赤ワイン飲む/サイゼリヤにて
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炊きたての米に納豆、炒め物のせて醤油をまわし食う夜
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秋の海 光のあみがゆれうごく僕のはだしと一緒にうごく
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光のあみが足にやさしく絡みつく 初冬の海がゆびさきに沁む
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思ひ出をだいじに去らむわれわれと入れ替わりにホテルに入る家族
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さまざまな石鹸の香り交ざりあい籠もる夜更けの公衆浴場
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砂かぶり動かない ママの卵焼き ぼくひとりレジャーシートをたたむ
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傘の中滲む視界に出た弱音雨は優しくかき消してゆく
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