Utakata
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葉舟
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俳句も作っています。読売歌壇入選。
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歩いては気づいて結ぶ靴紐をふと見上げれば桜並木が
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紋白も揚羽も飛べば美しくどんな花など取り合わせれば
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海辺にて遠くを見据え船を見る父とは違う道を進みて
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ああ春かもう春かなど繰り言を言わないでよと君に叱られ
3
公園の水道からの跳ね上がる水しぶきで濡れ急ぎハンカチ
2
若さとは愚かさなどと言うけども弾ける思いはあの頃にだけ
5
ああ君の爽やかさに影潜む
理由
(
ワケ
)
美しさの奥言えぬ悲しさ
3
みつ豆をそろそろ食べたい時節には一緒に食べたい友も欲しくて
9
松山のホトトギスなど気にしつつ短歌を作る吟行の道
3
水しぶき公園にある噴水の爽やかさに見るかつての我ら
4
別れの日いきなりかよと友に言うもう旅立ちの列車出る頃
5
いちじくの実がなりすぎてジャムにする共に食する相手も居ずに
10
飛び立ちて異境を彷徨う時期もあり今
故郷
(
フルサト
)
に家族を持てり
10
蜃気楼船が朧に浮かびおり夢幻の景が空一面に
6
烏瓜花開くのは夏盛りその頃にはもうこの地にも慣れ
6
いみじくもやりこなしたる大舞台勘三郎の隈取り映える
4
春雷の下で雨粒浴びながら手拭い探すポケットの中
6
身綺麗な娘に惹かれたのは遠き日か孤独な老いを虚しく過ごす
2
米一つ育てる手間は同じでも腹に入らぬこの値段では
4
生き様が正直だった母親を思い出しつつ自棄酒浴びる
3
誑
(
タブラ
)
かすのが当然の世の中に信じられるか我とはいえど
2
跳び箱を跳べぬと泣きべそかく娘運動音痴の父を恨めよ
7
これ以上我慢はできず恋愛のフリをするのは貴方となんて
1
カマキリの子らわらわらと溢れ出て草むらの中四方へと散る
4
せめぎ合う横綱相撲かもう少し踏ん張り効かせ挑めよ小兵
7
釣り人が川で釣り竿振る季節光の
煌
(
キラ
)
めき川面を揺れる
8
惨めだと思っていたのは自分だけ次の彼女が現れるまで
4
催事場各地の駅弁取り揃え売り子の声も張りを帯びたり
9
雷鳴の轟く季節ももう時期か夏雲の下雨を避けつつ
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珍しい熱帯魚らを水槽の奥に眺める水族館で
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