Utakata
登録
Login
サイトのご案内
葉舟
フォロー
18
フォロワー
18
投稿数
644
読売歌壇入選・読売俳壇入選。
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »
春の旬何だったっけとググる日にスーパー棚には輸入魚並ぶ
11
花屋にも春の色合い並ぶ時期少しお洒落をして出かけよう
8
パソコンのマウスを置いて立ち上がるコーヒーサーバーまでが遠くて
6
春の水両手に汲んで冷たさを確かめてみる野の小川から
13
流麗な詩文のような
女性
(
ヒト
)
がいて微かに香る花の色香が
8
サンダルをつっかけ歩くおっちゃんの背を見て走る天神の街
6
旅路にて霧雨の降る大通り楼閣の上鳳凰が乗り
11
キラキラとペットボトルが輝いてハードルの横並んだシューズ
9
入り浸る飲み屋の影にいる子猫そっと抱き上げ毛づくろいする
10
筆箱の消しゴムの先丸くなり受験の日々もあと一息か
7
一冬を越せば木蓮花開くそれまでの日々雪を踏みしめ
13
正しさは何と聞く友バーボンの小瓶をショットグラスに注ぐ
8
信じても信じなくてもこの恋は今生の下うたかたの夢
9
イヤホンの片耳外し嫌そうな顔して遠く見つめる君は
8
寂し気にたたずむ君の足元のショートブーツはブラウンカラー
7
沈む
魚
(
ウオ
)
浮かぶ泡とが交わって夕暮れがまたいつもの闇へ
7
色と色重なる街のクリスマス
硝子
(
ガラス
)
に映る二人の影が
9
氷張る小学校のプールには思い出という宝が沈む
13
粉雪の降り落ちる空足元の白い靴跡点々として
10
キラ星の如くデビューのアイドルも数年後には名前を忘れ
5
ありがちの言葉机に残されてあなたの居場所は遠い日の午後
12
コンビニのコリアンコスメ手に取ってラメのキラメキ見比べてみる
12
顔を上げ見回す周囲教室のテストの
最中
(
サナカ
)
と知りて驚く
8
心配のしすぎと友に言われても手の鳴る方へあなたはだあれ?
10
見ず知らず人の行き交う冬の街コートの襟を立てる夕方
9
あの日さえ離れてくれぬこの思い抱えて歩く枯野の草を
8
中3の夏に立ち寄る図書室の唐詩選から大河が流れ
11
足繁く通った店も今はなく会社帰りの独りコンビニ
9
散り咲いて香る風来る金木犀スニーカー底花踏みしめる
9
熱が出た我の額を冷やす母今は妻の手息子を拭う
9
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »