Utakata
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葉舟
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読売歌壇入選・読売俳壇入選。
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皮膚の下紅く破れる屈辱か火のような血が湧き上がりたり
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飛び去りしあの影どんな鳥影か気持ちは既にあの人離れ
5
水流れ小川の
飛沫
(
シブキ
)
陽の光二人の影が水面に跳ねる
5
連ドラのヒロインの顔影差して演技か気持ちの中身知りたし
4
ラブレター燃やす火の粉が舞い落ちる
嗚呼
(
アア
)
空想の中の別れか
5
返されし君へと宛てた手紙には取り繕いの気持ち綴られ
10
流水の音の聞こえる小川にて二三歩進んで木の葉見つける
6
ゴリアテという名を聞きし教会のステンドグラス十字架と影
10
銀紙をめくってかじるチョコレート甘い恋など忘れてしまえ
6
染み付いた想い出はもう闇の中ただ蝉の声まばらに響き
9
君に似たアルゴリズムに恋をして今日もそそくさ部屋へと急ぐ
7
ドラム缶転がる脇の道端に咲くタンポポの散りゆくを見る
14
蛍飛ぶ尻の光は何事か嗚呼亡き祖父の今わの言葉
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愕然となる盛り返す気になるもそう簡単に物事行かず
4
旅路にて見える稲穂の揺れる波車窓の眺めも遠くの果てに
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草藪に見つけた蝉の脱け殻はまだ合唱が聞こえる前に
5
紫陽花の花がもうすぐ咲く季節長靴無くて靴にスプレー
6
缶蹴りの空き缶取っておく係あの頃クラスの誰だったかな
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何でなの人間味など無いじゃないもっと貴方の
表情
(
カオ
)
が見たくて
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さらし巻き
褌
(
フンドシ
)
締めた男衆火祭り花火の筒が踊りて
7
びっくりポンあさが来た観て気に入って独り呟く聴こえぬように
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そろそろか揺れる青田の水の上滑るあめんぼ風吹く季節
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興福寺阿修羅の顔のそれぞれが毎朝ながめる鏡の吾の顔
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河沿いの立入禁止の立て札に可愛いアヒルの親子描かれ
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シャリの酢の色が赤くて味が濃くどこの産地か大将に聞く
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茶室での掛け軸眺め禅語読む濃茶の味が舌に残りて
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尻拭いしたくてしてる訳じゃない君の輝き信じてたから
5
たまたまに人生で会う人々の想い出の影積み重なりて
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モニターの文字の言葉の友情も
AI
相手じゃ興醒めがして
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ただ独りそう言う君に挨拶をする町の人もう気づきなよ
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