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「ヤバい」とか「エモい」で括る感情に名を付けたがる
僕
(
ヒト
)
だっている
17
別れ行く人々がいる 今宵だけ流す涙を許してください
17
見下ろした夜景の粒のそれぞれが いろんな形の生きる営み
22
旅立ちに大さじ1の祝福と小さじ1の淋しさを添えます
31
花会式 十種の
造花
(
はな
)
が咲き誇る 心の春もきっと、もうすぐ
12
僕以外抜けた高2のクラス
L
I
N
E
二度と既読が付かぬ吹き出し
14
枝先の蕾は皆にジロジロと 覗かれ 照れて赤が差す頃
13
衛星が送った写メの春風の 軌跡を可視化している黄砂
12
いつだって 桜が散りゆく速度すら すぐ追い越して 遠ざかってく
7
巡り会いやがて仲間となった人 胸張って行け新たな地へと
10
泣いた日にこっそり目尻に刻んでた 喜怒哀楽の涙の轍
10
明日から巣立つあなたの行く道が 優しい風で満たされますよう
15
いつだって自分に騙され生きている 作り笑顔の
A
P
R
I
L
F
O
O
L
12
故郷を離れて見ても桜とは 懐かしくまた甘酸っぱい樹
8
自治体に聞けば教えてくれますか?正しい恋の処分の仕方
17
十六年一緒に暮らしてようやくに分かってきたかも 犬語なるもの
16
桜花贈る言葉を探す僕 涙しか出ぬぽろりぽろりと
8
春爛漫君と見上げる桜花 今宵花より君に酔います
7
春の夜に貴女に夢をみせられた ゆらり妖しく咲く桜人
7
コートからひらりと舞った花びらが 僕に小さく春を知らせた
12
水玉を勝手に傘に描き出す 花びら連れたあたたかい雨
11
いつもより時の流れがゆっくりな 千鳥ヶ淵を花と歩こう
11
美しいのは散るからと知りつつも 春以外にも見せたい桜
6
喫茶店トーストの上溶けるバター
B
G
M
はパブロ・カザルス
7
「学校前」小学生はバス停を早押しクイズで駆け降りてゆく
8
強風に折れた大枝ぶら下がるそれでも生きる花を咲かせて
18
咲く花も 美しいけど 風に舞う 花の姿は 薄紅の雪
27
春霞華と同じ色の空美しいまま散りゆく桜
6
春なのか?陽炎の立つ駅 独り 乗り遅れてた春色の汽車
8
環八に舞い降りてきた天の河 僕も川面の光となりゆく
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