「行って来ます」出勤する息子を見送れば ほのかに漂ういつもの香り
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名の知れた地元企業が身売りする栄枯盛衰いつの時代も
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十字架草と呼べば清らか ドクダミは 「自己犠牲」の花言葉持ち \咲弥様へ
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皐月咲き競い合うかにアナベルも紫陽花開き花盛りなり
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通院の日取り決まらずもどかしく送りの息子伺うばかり
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メンタルはアップできずにダウンのみ こんな美しい春というのに
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木々のにいつしか苔はむしりけり黄色い花を静かに咲かせ
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幸せな寝落ちを今夜 途切れたる 返信をまた慈しみ居り
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眠気冴え 余韻の冷めぬ 短夜みじかよは 君の返信 ただ嬉しくて
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衰えていく身を抱え 懸命に生き延び 傍にいてくれる愛犬きみ
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我を越え三児の母となったは ネイルでおしゃれ 嗚呼まぶしいかな
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杖をつき 前行く老人 カートには 花束一つ ゆっくり揺れる
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すれちがう バスの運転手さんたちの 挨拶 見たくて いつもこの席
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雨後の風 マスクを取りて 吸い込めば お日様の香と 濡れた土の香
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ありし日を偲びアルバムめくりつつ一人でいるもそれなりの日々
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やられたね! 鳥も知ってる美味うまいもの 今朝は食べよう完熟ビワを
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春草しゅんそう息衝いきづいた その地に芽吹く 狗尾草エノコログサが 夏はすぐそこ/狗尾草=ねこじゃらし(^^)
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初夏はつなつに小さき白き南天の花風に揺る庭の片隅
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朝焼けに色とりどりの雲光る4時起きもまた夏至なら楽し
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白鷺の飛び行く空は梅雨曇りハルジオン咲く通院の道
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右頬を 小風こかぜがなぞる度 よぎる あの葉盛りの 夏のさよなら/r 
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見上げると夜空の月が微笑ほほえんで 今頃君も笑っているね
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雨のカフェ 貴女と過ごした 4年前 貴女の顔を 直視できずに
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見事なり! すっぽり実だけを食べてった 庭は一面ビワの皮、皮
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登りきれば そこが楽園 かといえば わからぬままに 必死に登る
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雨が降り 晴れの日よりも嬉しそう そんな紫陽花 元気をくれる
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紫陽花は色とりどりに咲き誇り、深き思いで散らず枯れゆく
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十六年キミと続けたごみ拾い キミのおかげよ もう立てぬ老犬キミ
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パスケース 最初に渡した プレゼント 長く使われ 貴女に感謝
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文字だけの隙間を埋めるハグとキス直に会わねば充電出来ず
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