日の出前 徐々に濃くなる朝霧に 山と林と 村も消えゆく
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晴れる日も二十度超えも有るからと肌着七分を今日もためらう
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中央のタビビトノキの丈高く誰かを待つや北の地に生き
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心なし淋しい夜もある秋は素直に腕に巻き込まれたい
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品位の低さをさらけ出す国会議員のヤジ 国民の落胆
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ビル壁に映る秋空だけを見て七日が過ぎる 媼ひとりで
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三度目の 金木犀が 香っても 下書きのまま フォルダの中
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誰からも忘れ去られてここにいる そんな行く末を願ふものたち
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ぎの水が日々にちにち冷えてゆき吸水時間長くしてゆく
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年一回同じ毛糸をいて編む度毎たびごと針も棒も痩せこけ
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願望か 狂いなのかな 糸はまだ 切れていないの 風ささめくから
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幹事役面倒だなとボヤきつつ いきいきと店探し うきうきと
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歌の宿命とはおもふ有明の月蝕旅館から仇敵の余名出づ
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ナミビア沙漠われゆかねども紺靑の美靑年など泛べ塩湖に
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今年また一昨年編んだ糸を解く徐々にニットは小さく変わる
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雨上がり柔き陽の差す朝の庭ゼフィランサスの白、風に揺れ
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獅子王候外交談話贖へる署名の火箭の取引一覧
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列王に名を遺すてふみづからの榮代の後までいくさせむ
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影もなく夏日真夏日姿消し はやトナカイがウォーミングアップ
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「光あれ。すると光があった。」マジ? お金あれ。「いや、そういうのじゃない。」
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葬儀屋のネオンサインは煌々と大河の様な国道の脇
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君の寝顔はこの世の哀も知らぬよう このまま目覚めぬほうが幸せ?
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大病をせし弟よや健やかに暮らしておるか案じて祈る
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この街を自分の街と思えても別れは来ると今日が囁く
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永遠を 誓い続ける 銅像が 酸性雨により 願いを叶える
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木犀の香る坂道一歩づつ杖を頼りに空仰ぎつつ
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名月を丸く見たくて度の強い眼鏡欲しくなる十三夜かな
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赤味噌の味噌汁味が決まらずに 四半世紀も過ぎてしまった💦
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国会のテレビ中継見入りつつ行方を案ずまつりごとかな
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すぐそこを街の熊アーバンベアーが散歩する法律と言う命綱つけ
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