総選挙開票前に当選者出口調査は禁止にすべき
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風止みて零下の夜はしんしんと白さ静けき雪灯りの街
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作詞家になりたい人は手を上げて「ハーイ英明エレジーばかり」
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世界には馴染めぬ神の遣いかと錯覚してもきみは人間(の、はず)
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覚えたいと思えどややむずかしいカラビヤウ多様体という語
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生真面目で、誤解されがちなきみだからきみなんだよと それでどうか、と
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ありあけの月かたぶきていづれゆく道に涅槃の雪降らせつゝ
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「真夜中のチュッ」とラインをくれる仲「好き」と言われたことはないのに
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星もなく 息を潜める 半宵の 街は浅雪 レフ板に浮く
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一本の線の違いなだけなのに、こんなに違う「辛さつら」「幸せ」
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前よりも 減りゆく近所のお付き合い 気楽でもあり寂しくもあり
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大敗をきした昨日はもう過去だオジサンじゃない気持ちは二十歳
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冬枯れの 梅の枝先綻びて ひと雨ごとに薄き紅をさす 
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妻と子の夕餉をきいて餃子焼き独りよがりは蓋をして蒸す
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ぼくたちは一本道を突きすすむ令和時代にもう「もし」はない
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ぼくたちは悲しきASIAN BOYかな ほら、女神さま銃を構えて
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きれい事ばかりを聴いて日はのぼり轢死者みたいな残雪をふむ
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都合のよい民意ばかりが宙をとび忖度政治ははじまっており
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本音にて遊んで暮らして 説明できない気持ちで走りたいだけ
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泣かないと決めてたことに逆転のいいねは嬉し涙OK
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「過ぎたるは及ばざるが如し」とふ 今こそ襟を正せよ宰相
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ベランダに積もりぬ粉雪を払ひ 柵より舞ふ風花かざはな美し
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文句あるなら選挙行けベランダの垂れた氷柱は親指のよう
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先人の通った道は通らない 白き通りに足跡遺し
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若者よ 戦争に行け 老人は高みの見物 そうなのか? さあ?
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円安で 物価はどこまで上がるやら ビールあきらめ チューハイにする
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「なんとかの小足」なるらし我なればひとつ靴にて君と歩まん
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冴ゆる朝 隣家の屋根の雨樋あまどいに 連なりぬ氷柱つらら 雪の名残
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解け残る雪 冴ゆる朝 ベランダで かじかみぬ手をりつ 物干し
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仇討ちゲスに萎えちゃうB級感 悪にも気高き野望を求め
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