Utakata
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白菜の葉から葉へと紋白や ぬくき陽が差す午後の菜園
36
魂を売ってでも金欲しいけど腐ってるから誰も買わない
14
庭なずな白き小さき花なれど可憐に咲きぬ陽だまりの中
32
ひと様の花壇眺めて昼散歩陽に照らされし赤きマンリョウ
35
来し方の小さく見える日のありて 相模の湯屋は紅葉のなか
20
生かされて流れのままに赤い葉は
泡沫
(
Utakata
)
に棲み夢を浮かべる
31
麗
(
うら
)
らかに咲いて輝く花一輪ピンクの薔薇は影を照らして
17
悶々と闇に埋もれて眠る夜 地上の日々に星を求めて
16
霊園の前通るたび想うのは背中合わせの我が死なるかな/通勤時
28
兎に角も 『共時性』てふ幸運に 今日の一日 賭けてみようか
16
冬の田に降り来る鳥は姿変え孤高の鷺から白鳥の群れに
21
切なさが 思い出を超える 昼下がり ニーノ・ロータの 旋律が舞う
20
吾
(
あ
)
が慕ふ年長の友らおしなべて老ひの翳りを纏ひて寂し
24
白雪
(
しらゆき
)
の
積
(
つ
)
もる野山に 熊が立つ 銀世界にも
団栗
(
どんぐり
)
はなし
20
時は流れ止まったままの心など非情なまでに置き去りにする
31
還暦を過ぎれば
時間
(
とき
)
はどうどうと滝の如くに流れ落ち行く
38
年の瀬に
文
(
ふみ
)
のあてさきかぞへつつ 薄墨いろの
白菊
(
しらぎく
)
を見る
27
必ずや 新大阪で 立ち寄って たこ焼きうどん 勝負めしなり
29
のぞみにて 作りし資料 確認す 新幹線は 会議室ナリ
26
君ってさ 存在感が 薄いねと 我を一瞥 ふと笑う人
4
ハンマーで、思いっきり殴るみたいに 僕の頭を撫でてもいいよ?
6
昔からよく聴いてたよ!っていう嘘が プレイリストもぐちゃぐちゃにした
5
僕が好きと言うからには僕だけに赤裸々な心を覗かせて
8
お願いがふわりと消えるの知ってた? 今月末には死なせてください
7
消えたいと零す君にもたれてる 君が消えたら倒れてしまうよ
10
好きだ 嘘だ大嫌いだ いや好きだ 返事を待つ一分の間のこと
8
愛してる(まだ目を見ずに安っぽく 退屈そうに少し切なく)
6
綺麗な空を撮って送ろうかなと悩む あ、この花も綺麗だ
13
ミームネタの発祥をよく知らぬまま使う俺らのネットリテラシー
6
こわごわと投げた短歌にいいね付き
1
が
2
になり
2
が
3
になり
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