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夕飯に向けて横になる容量の少ない我が身の充電にあて
22
土手に咲く知らない草の写真とり調べて楽し皐月の空に
13
幸せで散らかった部屋に春の風 ぬるい麦茶と午睡見学
6
すれすれに水田に姿映すごと飛ぶ子ツバメに来る夏思ふ
39
思い出は春の小雨にうながされぽろりぽろりとつたいこぼれる
38
待ち侘びて運ぶ編み針ゆるやかに カーテン越しに雨の音聞く
16
足元にまとわりついて来る猫を部屋に残してリハビリ散歩
17
適当で済まぬ地獄を抜けた今、何故テキトーに過ごせぬのだろう
34
変わらないけやきの木陰一に好き枝の広がりも透ける感じも
23
やみくもに剪定をせし紫陽花は今年も小さき花芽膨らます
13
すれちがう バスの運転手さんたちの 挨拶 見たくて いつもこの席
62
顔の価値決める権利はきみにない己の価値は己で決める
18
ブスなんだ、と空気や態度で気づくときなにかが折れる音が聞こえる
8
日常に突如降り来る厄介も ひょいと抜けたし吹く風に乗せ
41
雨の降るひとりの部屋は寒寒と雨音を聴く静けさもよし
11
招かれた酒場に寄りてカウンター落ち着いて呑むひととき愉し
11
加熱して
辛
(
から
)
みが飛ぶのをいいことに
期近
(
きぢか
)
わさびをうどんで煮込む
22
土曜の午後バイクにまたがり風を受けコーヒー店で文庫本読む
9
あっさりが心守れる距離と云う 見出しに同意す休日の朝
48
蝋燭の 灯りをそっと 包むよに 心の灯りを 灯しませんか
39
まあいっか どうにかなるを呟けば心や緩み
吾
(
あ
)
を楽にする
34
本当か天は二物を与えずとたった一つもくれないくせに
33
息を吸う君の酸素や帰る家 今でもそこにいられているか
9
晴れで無く雨でも無しの
曖昧
(
あいまい
)
などっちつかずの空も梅雨らし
21
吾の歩く傍ら風のごとく過ぐ登校急ぐ自転車の子等
13
今日も又一人の散歩
他人
(
ひと
)
の
畑
(
はた
)
ナスにピーマントマト花咲く
13
暑い時半解凍で
勧
(
すす
)
めんと三連プリン
凍
(
こお
)
らして置く /暑さが来ます
24
経験を したのに同じ 傘の下 護られるはずの いのち 時雨て
41
ヒカキンにキャメルクラッチ決めた時 セイキンにもダメージが行ってる
5
いつになく暑がる事に疲れても今日は夏至の日ほんの入り口
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