すがらの 篠突しのつく雨が 手を引いて  夏の残りを 連れてゆくかな
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君のこと振り回しちゃってばっかりだでもしょうがない女の子だし
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AIも「やめな」っていう男の子 でも好奇心私を殺す
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釣ってから放置するとか酷くない?私の惹きかた心得すぎです
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誰にでもいいならあたしにしちゃいなよって言いたいのにマジ無理無理無理無理
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一夜明けニトリへ息子と行ったこと夢かまことか母に訊ねる
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散歩する柴犬さんと飼い主さん笑っちゃうほど顔がそっくり
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多様性という決めつけ。個性という檻。人は凝り固まっている
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院政の 予感抱きし 新総裁 秋の早苗の 背に麻生え
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またしても 凱旋門に 馬挑み 返り討ちなる ロンシャンの秋
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朝焼けは 静かにあけて まだ眠る 街並みをそっと 優しくつつむ  
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窓側の席がほんとに寒すぎて セーター忘れたあたしが憎い
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お団子の髪をほどいて暖をとる 雀の涙もゼロよりはまし
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の色が からだいだい しゅへ変わる  秋の深みが かきうつりて
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中秋月ちゅうしゅうづき 真円形しんえんけいとは 限らない  けしところに 風流ふうりゅう
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世の中は 諸行無常なりて かくあれば 急いては成らず ただ清きあれ
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行き合いの空へ届かん吾亦紅負けずに伸びゆけクレオメの群れ
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八丈に 台風あらし襲いし 神無月 盛秋の気は 十日ずれたる
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色なき風 金木犀キンモクセイの を乗せて  鼻腔びくうから 秋が始まる
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異常気象と 言えどこよみに さからわず  君とのあいだに 秋風が吹く 
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朝風が 冷たくなりし 神無月 半ば過ぎれば 寝間着も厚く
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文豪の用紙のマス目踏み越えて万年筆は縦につらつら
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秋桜コスモス 鮮やかに咲く 優雅なり 前を行く君 嫋やかに咲く
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雪虫のふわふわと舞う秋日和近くの山から冠雪便り
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独身の息子の部屋はラディカルで ゴキブリも棲みコウモリも棲む
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健やかに新しい朝与えられ 一期一会の命を生きる
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あの道の グラジオラスより 白きシャツ   君の視線の ただ 眩しくて
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秋麗ら 母の写真と 話す日の 多くなりけり 彼岸花萌ゆ
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霧雨を坊主頭が感知して 冷えた空気の訪れを知る
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ひたすらに眠ることと食べること 愛しさ増して 我が家の老犬 \ もうすぐ17歳
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