晴れてても天気急変の可能性 白スニーカー履くに履けない
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蘭奢待らんじゃたい 臨終りんじゅうまでに 聞きたしと  英雄の夢 われ伽羅きゃら
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空青し されど予報は 雷雨なり 秋分の空 我には分からじ
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嬉し朝 猛暑に耐えたか ようやくに ツンと顔出し彼岸花咲く
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同じ車両 向かいの席のあの彼に今日は会えない 土曜出勤
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小夜時雨さよしぐれ すずしき空気 残す朝  そら少しずつ 高くなりゆく 
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ひとりでは あるけぬみちも あしあとが かさなりたるは きぼうへのみち
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今朝方けさがたの もやが掛かりし 山のは  心のさまに 少し似ている
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テレビ前 後ろで手を組む父と息子は おんなじかたち やっぱり親子 \ 世界陸上観戦
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金曜の 最終のぞみは バーのよう ビール片手に パソコン作業す
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大空に 貴女と浮かぶ 夢の時 罪も翼も 風まかせにて
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朝イチの 打ち合わせ前 立ち食いの 出汁が染み込む 秋の空気に
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高きそら 蒼色あおいろが 海原わだつみと  一つになりて 秋は来たりぬ
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元同期 四人で過ごす 千葉ランチ 過ぎし時間を 埋める和の味
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長月の ついに行なう 大神輿 もはや合わせよ 夏祭りとや
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生田の地 試験行なう 丘の上 初秋の風は 我をたすくか
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眠れずに静かに外す敷きパッド次の次かな温かいのは
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くるみ割り人形を舞うバレリーナのトゥシューズかな青空の雲
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真っ暗な見えない檻の中にいて出口を探す「明」を求めて
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すがらの 篠突しのつく雨が 手を引いて  夏の残りを 連れてゆくかな
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君のこと振り回しちゃってばっかりだでもしょうがない女の子だし
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AIも「やめな」っていう男の子 でも好奇心私を殺す
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釣ってから放置するとか酷くない?私の惹きかた心得すぎです
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誰にでもいいならあたしにしちゃいなよって言いたいのにマジ無理無理無理無理
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帰り道 秋の夕焼け 美しく 疲れた体 少し軽やか
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一夜明けニトリへ息子と行ったこと夢かまことか母に訊ねる
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散歩する柴犬さんと飼い主さん笑っちゃうほど顔がそっくり
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心地良い 風が窓から 入る朝 紫式部 実る庭先
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箪笥の角通りがかりの一瞬に打った小指に死も覚悟する
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多様性という決めつけ。個性という檻。人は凝り固まっている
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