階段を駆け上がってたねあの頃はよろける老犬と今朝もお散歩
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反感が消えて肯定するようにまた新しい発見もあり
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冗談はかなり露骨でぎょっとする不満の色を隠しきれない
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大切な 人を次々 送りだす なごりの雪を みながらブギウギ
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おけいこの卒業ソングに包まれて 白もくれんのつぼみふくらむ
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ひとりいて不安のゆれる君の目に 淡紅色のさくらそう映え
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あの日々は良かったと思う昭和の世その清流に遡上する夢
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春風と陽と雲の間飛ぶ雪は冬の花びら散るかの如く
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卒業と入学のの春風は、こぶしの白い花を揺らして
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花韮のちいさき花はかぜにゆれ みつばち一匹弧を描きとびゆく
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ガンセンターシルバーの群に少女いる うつむく母を夕陽の映す
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恋する火細くなる今しみじみとあきらめと言う老いのようです
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返信の文字で聞こえる言い回し確かな貴方の言葉と思う
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春嵐も過ぎゆき晴れの門出かな 澄むよに青い空よ続けよ 
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我が子との繋がり途絶えこの先の何を目指して生きてゆくのか
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つくしく指先染めて老い二人雨音続くすごもりのとき
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雪ほどけ自転車を漕ぐ緩い坂秋から春で解けた脚力
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「ぬばたまの」が夜の枕詞なら私の場合は「きらりらの」にして
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けがれ水海月なしただよふくににありて稼働炉つぎつぎと廃炉のひかり
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癲狂院しづまらず木の鞭撓へり一頭の青年剥き出して肋骨
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フィッシュ・アンド・チップス嫌ひ。曇日の牢屋町・縹染の血の警邏
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漆月海遊館につづき辺獄牢をさす白蜉蝣帷子より躑躅
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コロナ禍はマスク買えずに作ったな今パンストで髪の毛結ぶ
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障害と聞こえ悪くもその裏の「秀でた才能」見てはくれぬか
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母が逝き 父が見ている 寂しげに うらやましそう 祖父母の喧嘩 /息子作
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黄水仙 ムスカリの青 西国の 国旗を思い 平和を願う
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絶対的現存在の把握を期して必然死偶然の死ならず・石牢
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血の衾よりあれて父母の胎を憎しむ聖霊の目
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シオン 無辜の羊に刺青あり豫死登録‐罰・死蘇生録
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十年も経てば君らの叙情など時代のコードもろともに死ぬ2024年現在のドレスコードでお送りしています。
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