夏好きの我も凹んだこの暑さ 冬が来ればこれまた恋し
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風呂上がり 外で自転車 漕ぐだけで 髪が乾いた ドライヤーかな
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早起きの一日 長く持て余し カフェイン抜きの珈琲重ぬ
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あらかじめ 己の自尊心プライド 捨てとけば 何をされても 傷つかなかった
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教室に 居ても馴染まぬ 私には Utakataここがホントの 居場所と思ふ
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てくてくと 歩くカラスの 一匹に ちいさな影が ついて来ている
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魂の 入れ物ひとつ ぼんやりと  駅のベンチで 電車 見送り
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憂鬱が 肺の底から 押し寄せる。 苦しくなって ため息を吐く。
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爪剥げて傷の癒えない指先で 月面地図の海をなぞった
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氷山に幾万年の陽は照りて 温き水 いま 海へと還る
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新しい家族のカタチ始まりぬ 午前五時前 母の転倒
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涼求めくすのきの下見上げれば繁る木の間にまほろばの蒼
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困ったら椎名林檎を聴くうちは死んでもきっと冷笑される
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ふとつけた テレビに映るウルトラマン 哀しきヒーローゼットンに散る
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自分など死んでしまえと思いつつ 生きてた頃の何故なぜ最盛期 /いと度し難し 我が身の上よ
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シクラメン居心地いいのか十ヶ月 次々現わる小さなつぼみ \ 11月からずっと咲いています
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ありがとね 君に届けと 空あおぐ 出逢えたあの夏 サヨナラの夏
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大合唱 玄関開ければコオロギが 秋も近しか猛暑日の夜
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夕間暮れ ソファにもたるる君ありて 夏の終わりのしどけなきかな
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切られてもひこばえ生んで頑張った 切り株いよいよ根こそぎされる \ 昨年、桜30本伐採されました
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八割方 となりの屋根の 三角の 窓枠からの 月がまぶしい
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チチチチチ 朝一番の台所 何処にいるのか ここにも秋が
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幾度目の転生よみがへりかとふと思ふ  十六夜いざよひ月を追ふてみる夜
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満面の笑顔でミスドのドーナッツ たまにはいいネ ママひとりじめ
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杓文字しゃもじとは ※光りお米を掬う 道具なり 木から白プラ 今は透明
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幼子おさなごが きし多彩な 抽象画  値千金あたいせんきん 我が家の家宝
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あのねママ今度の先生変なのよだってちっともエッチじゃないの
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担任がイケメンなので化粧にも気合いが入る授業参観
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参観に来てもいいけど先生を誘惑するのやめてよねママ
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参観に来てもいいけど先生にチップあげるのやめてよねパパ
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