赤珠
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連休も 変わらぬ仕事 出でたるも 覚悟決めたり 今年が最後と
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ゲージツ家 天命知りて 別れ告げ 天へ離陸す クマさん見事
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戌の刻 残業終えて 帰る我 新歓客の 駅前惑い
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職場去る 難病やまい得りたる 先輩は 足挽くる春 涙零したり
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智歯おやしらず 遂に抜きたる 春さなか 続く痛痒つうよう されど変革かわり
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高校まなびやを 三十年みそとせも 我迷い 情けなくも 転職始める
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紋付を 着たる十二の 少年よ 卒業式で 着てよきものか
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小学校 卒業式の 卒袴 十二の稚女が 着たる違和感
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黒豹は 静かに休む 春の中 目覚め上がるは 天の土俵に
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999スリーナイン メーテルは今朝 乗り込みて 春の切符は 宇宙そらの果て行き
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卒袴 彼女は彼と 並び立ち これからを話す 弥生中
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伊朗イラン国 大師倒れり 戦起き ホルムズ閉まり 不安抱く春
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ガスコンロ ついに替えたる 春始め 古コンロ替え ねぎらいかけり
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三が日 ついぞ見ざるは 振袖の 美しきひと 今年もなのか
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風邪こじれ 正月迎え 調子出ず 悪しき思うも 引きこもるのみ
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東京に 聖夜前日クリスマスイブ 雨降るも 雪にならざり 悔しきかな
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中冬に ジャンボ翁往く 報せ聞き 天へと一打 ウェッジを打ちたり
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師走端 我聞きたるは ミポリンの 歌声耳に 一年過ぎ感ず
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資金繰り 危機と聞かされ 慌てたる 我が物売りて 手放す初冬
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サブカルを 梨園に広めし 亀蔵丈 一酸化炭素シビレガス襲い 惜しむ晩秋
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また一歳ひとつ 歳をとりたる 我が身かな 初冬の風に 節々痛む
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我ミスを 犯して今は げんなりと 木枯らし吹きて 日々悔いて居り
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夜八時 シーリング切れ 慌て買い ヤマダで買いて いと感謝せり
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また落ちる 資格の試験に 我嘆き 傾向まるで 成長せずと
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父逝きて 早一年が 経つ秋も 我繁忙と 機会合わざり
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猫舌の 我には厳し 温珈琲 冷やしが終わる 自販機見据え
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盛秋や 自販機の茶 ホットなり 冬の近づき 少し感ずる
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十一°C 今月端は 半袖も 下がる気温に ダウン出したり
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霜降の 前に気温が 下りたり キャメルの上着 駅で多々見る
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朝風が 冷たくなりし 神無月 半ば過ぎれば 寝間着も厚く
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