赤珠
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463
我ミスを 犯して今は げんなりと 木枯らし吹きて 日々悔いて居り
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夜八時 シーリング切れ 慌て買い ヤマダで買いて いと感謝せり
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また落ちる 資格の試験に 我嘆き 傾向まるで 成長せずと
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父逝きて 早一年が 経つ秋も 我繁忙と 機会合わざり
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猫舌の 我には厳し 温珈琲 冷やしが終わる 自販機見据え
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盛秋や 自販機の茶 ホットなり 冬の近づき 少し感ずる
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十一°C 今月端は 半袖も 下がる気温に ダウン出したり
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霜降の 前に気温が 下りたり キャメルの上着 駅で多々見る
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朝風が 冷たくなりし 神無月 半ば過ぎれば 寝間着も厚く
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八丈に 台風あらし襲いし 神無月 盛秋の気は 十日ずれたる
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中秋は 雲厚き中 狭間見ゆ 満月みつきを見上げ 我が希望のぞみ願ふ
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またしても 凱旋門に 馬挑み 返り討ちなる ロンシャンの秋
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院政の 予感抱きし 新総裁 秋の早苗の 背に麻生え
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生田の地 試験行なう 丘の上 初秋の風は 我をたすくか
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長月の ついに行なう 大神輿 もはや合わせよ 夏祭りとや
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空青し されど予報は 雷雨なり 秋分の空 我には分からじ
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秋雷や 川崎の馬場 ぬかるみて 人も足場を また取られたり
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また行けず 行くと決めてた 大磯に 幾度夏来て 共行く者なし
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涼風が 朝夕吹きし 長月に されど酷暑は 未だ腰据え
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長月の 嵐吹き荒れ 東京も 我は金策 集めに惑い
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いつでもと 夢持て歌う 幸夫翁 長月の朝 往くを惜しむ
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八月も 残り三日なる 炎天下 最後に海を 見に行きたるや
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愛おぼを 最初にカバーす 二代目よ 智ちゃん奪う 癌恨む夏
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不合格 狭き門なり 火の設備士 されどならねば  我が家の危機よ
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半纏を 脱いで家路に 帰りゆく 夏祭り終え 白ダボ揺れて
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行きつけの 麺屋月末 閉める也 あわてて入る 夏の哀しき
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夏祭り よりによっての 嵐中あらしなか 早き空晴れ 我願いたり
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楼閣タワマンが できて久しの 盆踊り 嵐の神の 諌めなりしか
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プールなく 涼みもなきし 我が母校 今も悔いたる あの校通いを
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夏祭り 準備そなえ始める 月曜日 宗派違いの 我が身を惜しむ
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