Utakata
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赤珠
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電車待ち 跨線橋下 熱波避け 待ちても来ざる 苛立ち覚え
8
空梅雨も 空見上げれば 雲黒し 梅雨は未だに 明けてはおらず
10
今年初 東の
京
(
みやこ
)
に 熱波襲いし 未だ水無月 盛夏を憂う
11
空白く 我が周りに 纏わりし 湿り気感ず 梅雨入り前に
10
天よ何故 ミスターの召し 遅れたる 氏の晩年は 身体動けじ
8
薫風は 長嶋翁を 天に呼び ディマジオやメイズ さぞ待ちたるや
7
苦労人 ダービー勝ちて 涙落ち 重傷の苦 報われたるか
7
占いを 見て感ずる 我が未来 闇夜の中で 綱渡るごとし
7
試験前 仕上げ行う 我が身には 不眠と焦り
春終
(
しゅんしゅう
)
惑う
4
春終わり ぐずつく空を 見上げたる 今年の梅雨は いささか早し
10
皐月下 三十度なる 昼下がり 軒下借りて 踏切を待つ
13
半袖を 皐月半ばに 纏いたる 酷暑の予感 また抱きつつ
14
早十年 あの人見かけ 最後なる 目見えも途絶え 縁はなきしか
8
あの人が 撮りし写真は この時期の 神田祭に 臨む姿よ
10
子どもの日 乳母車にて 座りし子 見た目五歳の 拘束具なり
9
ただ悲し 三冠の君は
沙田
(
シャティン
)
にて 脚を砕きて 新緑に散る
5
馴染みある きんつばの店 移転して 故郷の影は また遠くなり
12
夢洲の 厠詰まりて ただ壊れ 万博の仕舞い 早くなりしか
5
メタンの気 夢に立ち込む
洲
(
しま
)
の中 中春の災 起きぬ願いて
8
万博を 四度行きたる 我が身なり されどこの度 行かぬと決めし
11
春嵐が 夢の
洲
(
しま
)
襲う 大勢に 万博
初日
(
はつび
)
ただ不吉のみ
11
卸したて 新たな生地を 纏う君 初心忘るな 願いし春に
9
新入の 生徒社員 希望満ち かく見る我は
窶
(
やつ
)
れ満つ春
7
卯月来る されど何ゆえ 夜寒き 寝間着毛布 未だ冬なり
12
弥生末 寒波襲いし 東京で 外出るために ダウンまた出し
14
有休を 取りて机に ただ向かい 資格勉強 遅れ詰める春
9
体調を 崩せし弥生の 我が身かな 資格勉強に 微かな不安
9
缶スープ 春分空けに 皆消えし 冬は静かに 終わり告げるか
8
卒業の 袴纏いし 女子見たり 学業成せぬ 我に眩しき
11
目立つこと それだけの者 鉈襲い 春先に下る 天の誅撃
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