Utakata
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赤珠
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半袖を 皐月半ばに 纏いたる 酷暑の予感 また抱きつつ
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早十年 あの人見かけ 最後なる 目見えも途絶え 縁はなきしか
8
あの人が 撮りし写真は この時期の 神田祭に 臨む姿よ
10
子どもの日 乳母車にて 座りし子 見た目五歳の 拘束具なり
9
ただ悲し 三冠の君は
沙田
(
シャティン
)
にて 脚を砕きて 新緑に散る
5
馴染みある きんつばの店 移転して 故郷の影は また遠くなり
12
夢洲の 厠詰まりて ただ壊れ 万博の仕舞い 早くなりしか
5
メタンの気 夢に立ち込む
洲
(
しま
)
の中 中春の災 起きぬ願いて
8
万博を 四度行きたる 我が身なり されどこの度 行かぬと決めし
11
春嵐が 夢の
洲
(
しま
)
襲う 大勢に 万博
初日
(
はつび
)
ただ不吉のみ
11
卸したて 新たな生地を 纏う君 初心忘るな 願いし春に
9
新入の 生徒社員 希望満ち かく見る我は
窶
(
やつ
)
れ満つ春
7
卯月来る されど何ゆえ 夜寒き 寝間着毛布 未だ冬なり
12
弥生末 寒波襲いし 東京で 外出るために ダウンまた出し
14
有休を 取りて机に ただ向かい 資格勉強 遅れ詰める春
9
体調を 崩せし弥生の 我が身かな 資格勉強に 微かな不安
9
缶スープ 春分空けに 皆消えし 冬は静かに 終わり告げるか
8
卒業の 袴纏いし 女子見たり 学業成せぬ 我に眩しき
11
目立つこと それだけの者 鉈襲い 春先に下る 天の誅撃
6
弥生先 走る電車の 窓曇り 今夜雪降る 予感抱けり
11
流暢を 地で生きたる もんた翁 在りしの語り 今も耳残り
10
新宿の アルタ閉じたる 二月末 新宿もはや 昔消えにし
10
爆風が 吹きすさびたる 二月中 吹き飛ばされる 我が身は歳か
12
大寒波 ホットコーヒー 買いたるも 三分経てば 冷たくなりぬ
17
資格取る ちゃぶ台広げ ノート書き 不思議と見ゆる うちの
猫
(
こ
)
手出し
13
会見を 夜中までやる 愚行かな 我見ゆるのは 吊るし上げのみ
10
第八は
(
フジテレビ
)
台場潮風 浴びた末 黄昏迎え 寒き冬来る
9
占いを 受けて示せり 進路先 僅か晴れるか 寒空の迷い
6
ひさびさに アキバを歩いて 驚きぬ 店がなくなり 建て替える冬
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夜六時 駅で待ちしは 試験帰り 手応えあるか 笑い顔浮かべ
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