赤珠
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国揺らし またも肥後の地 襲いたり 麻生やしへの 神罰なのか
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また黄雲 隅田の花火に 不安なり 見られじの我 されど気を病み
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豪雨予報 よりによりての 花火の日 隅田川行く 人の無事祈す
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不気味なる 黄雲現る 梅雨明けに もたらされしは 豪雨すさまじ
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もう死ぬと 告げるユーモア 残したり 五郎教授の 盛夏の旅立ち
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我が生は 八つで消えてる はずなのに 何故天は 今も生かしたるや
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設備士の 試験また落ち 心折れ テキスト捨てて 諦める夏
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面影は あの人に似るか 制服の 美少女見かけ 悔い思う梅雨
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ありがとう 天に招かれ 旅に往く 後梅雨に聞く ヨイトマケの唄
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ガッツあり チャンプとなりし 破天荒 迷言残して 梅雨に還りぬ
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水無月を 迎えて背中 震えたる 値上げ見据えて 次職探さんと
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ダービーは 苦労人勝つ またしても 加え二冠と 秋に夢見る
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春暮れに 道化師ピエロ掴みし 樫女王 鞍上やねの女子にも 誉れもたらし
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若菜摘み 最盛さかりの頃に 悲報聞く 声のわかなの 早き身摘み
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連休も 変わらぬ仕事 出でたるも 覚悟決めたり 今年が最後と
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ゲージツ家 天命知りて 別れ告げ 天へ離陸す クマさん見事
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戌の刻 残業終えて 帰る我 新歓客の 駅前惑い
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職場去る 難病やまい得りたる 先輩は 足挽くる春 涙零したり
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智歯おやしらず 遂に抜きたる 春さなか 続く痛痒つうよう されど変革かわり
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高校まなびやを 三十年みそとせも 我迷い 情けなくも 転職始める
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紋付を 着たる十二の 少年よ 卒業式で 着てよきものか
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小学校 卒業式の 卒袴 十二の稚女が 着たる違和感
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黒豹は 静かに休む 春の中 目覚め上がるは 天の土俵に
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999スリーナイン メーテルは今朝 乗り込みて 春の切符は 宇宙そらの果て行き
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卒袴 彼女は彼と 並び立ち これからを話す 弥生中
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伊朗イラン国 大師倒れり 戦起き ホルムズ閉まり 不安抱く春
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ガスコンロ ついに替えたる 春始め 古コンロ替え ねぎらいかけり
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三が日 ついぞ見ざるは 振袖の 美しきひと 今年もなのか
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風邪こじれ 正月迎え 調子出ず 悪しき思うも 引きこもるのみ
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東京に 聖夜前日クリスマスイブ 雨降るも 雪にならざり 悔しきかな
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