Utakata
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赤珠
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連休も 変わらぬ仕事 出でたるも 覚悟決めたり 今年が最後と
12
ゲージツ家 天命知りて 別れ告げ 天へ離陸す クマさん見事
14
戌の刻 残業終えて 帰る我 新歓客の 駅前惑い
11
職場去る
難病
(
やまい
)
得りたる 先輩は 足挽くる春 涙零したり
12
智歯
(
おやしらず
)
遂に抜きたる 春さなか 続く
痛痒
(
つうよう
)
されど
変革
(
かわり
)
か
8
高校
(
まなびや
)
を
卒
(
で
)
て
三十年
(
みそとせ
)
も 我迷い 情けなくも 転職始める
7
紋付を 着たる十二の 少年よ 卒業式で 着てよきものか
10
小学校 卒業式の 卒袴 十二の稚女が 着たる違和感
12
黒豹は 静かに休む 春の中 目覚め上がるは 天の土俵に
9
999
(
スリーナイン
)
メーテルは今朝 乗り込みて 春の切符は
宇宙
(
そら
)
の果て行き
15
卒袴 彼女は彼と 並び立ち これからを話す 弥生中
9
伊朗
(
イラン
)
国 大師倒れり 戦起き ホルムズ閉まり 不安抱く春
15
ガスコンロ ついに替えたる 春始め 古コンロ替え ねぎらいかけり
13
三が日 ついぞ見ざるは 振袖の 美しき
女
(
ひと
)
今年もなのか
6
風邪こじれ 正月迎え 調子出ず 悪しき思うも 引きこもるのみ
10
東京に
聖夜前日
(
クリスマスイブ
)
雨降るも 雪にならざり 悔しきかな
9
中冬に ジャンボ翁往く 報せ聞き 天へと一打 ウェッジを打ちたり
8
師走端 我聞きたるは ミポリンの 歌声耳に 一年過ぎ感ず
8
資金繰り 危機と聞かされ 慌てたる 我が物売りて 手放す初冬
6
サブカルを 梨園に広めし 亀蔵丈
一酸化炭素
(
シビレガス
)
襲い 惜しむ晩秋
9
また
一歳
(
ひとつ
)
歳をとりたる 我が身かな 初冬の風に 節々痛む
17
我ミスを 犯して今は げんなりと 木枯らし吹きて 日々悔いて居り
12
夜八時 シーリング切れ 慌て買い ヤマダで買いて いと感謝せり
7
また落ちる 資格の試験に 我嘆き 傾向まるで 成長せずと
8
父逝きて 早一年が 経つ秋も 我繁忙と 機会合わざり
13
猫舌の 我には厳し 温珈琲 冷やしが終わる 自販機見据え
10
盛秋や 自販機の茶 ホットなり 冬の近づき 少し感ずる
9
十一°C 今月端は 半袖も 下がる気温に ダウン出したり
13
霜降の 前に気温が 下りたり キャメルの上着 駅で多々見る
11
朝風が 冷たくなりし 神無月 半ば過ぎれば 寝間着も厚く
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