Utakata
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赤珠
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紋付を 着たる十二の 少年よ 卒業式で 着てよきものか
9
小学校 卒業式の 卒袴 十二の稚女が 着たる違和感
10
黒豹は 静かに休む 春の中 目覚め上がるは 天の土俵に
9
999
(
スリーナイン
)
メーテルは今朝 乗り込みて 春の切符は
宇宙
(
そら
)
の果て行き
15
卒袴 彼女は彼と 並び立ち これからを話す 弥生中
9
伊朗
(
イラン
)
国 大師倒れり 戦起き ホルムズ閉まり 不安抱く春
15
ガスコンロ ついに替えたる 春始め 古コンロ替え ねぎらいかけり
13
三が日 ついぞ見ざるは 振袖の 美しき
女
(
ひと
)
今年もなのか
7
風邪こじれ 正月迎え 調子出ず 悪しき思うも 引きこもるのみ
11
東京に
聖夜前日
(
クリスマスイブ
)
雨降るも 雪にならざり 悔しきかな
10
中冬に ジャンボ翁往く 報せ聞き 天へと一打 ウェッジを打ちたり
9
師走端 我聞きたるは ミポリンの 歌声耳に 一年過ぎ感ず
10
資金繰り 危機と聞かされ 慌てたる 我が物売りて 手放す初冬
8
サブカルを 梨園に広めし 亀蔵丈
一酸化炭素
(
シビレガス
)
襲い 惜しむ晩秋
9
また
一歳
(
ひとつ
)
歳をとりたる 我が身かな 初冬の風に 節々痛む
18
我ミスを 犯して今は げんなりと 木枯らし吹きて 日々悔いて居り
13
夜八時 シーリング切れ 慌て買い ヤマダで買いて いと感謝せり
8
また落ちる 資格の試験に 我嘆き 傾向まるで 成長せずと
9
父逝きて 早一年が 経つ秋も 我繁忙と 機会合わざり
15
猫舌の 我には厳し 温珈琲 冷やしが終わる 自販機見据え
11
盛秋や 自販機の茶 ホットなり 冬の近づき 少し感ずる
10
十一°C 今月端は 半袖も 下がる気温に ダウン出したり
14
霜降の 前に気温が 下りたり キャメルの上着 駅で多々見る
13
朝風が 冷たくなりし 神無月 半ば過ぎれば 寝間着も厚く
17
八丈に
台風
(
あらし
)
襲いし 神無月 盛秋の気は 十日ずれたる
9
中秋は 雲厚き中 狭間見ゆ
満月
(
みつき
)
を見上げ 我が
希望
(
のぞみ
)
願ふ
12
またしても 凱旋門に 馬挑み 返り討ちなる ロンシャンの秋
9
院政の 予感抱きし 新総裁 秋の早苗の 背に麻生え
15
生田の地 試験行なう 丘の上 初秋の風は 我を
援
(
たす
)
くか
11
長月の
終
(
つい
)
に行なう 大神輿 もはや合わせよ 夏祭りとや
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