赤珠
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投稿数
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弥生末 寒波襲いし 東京で 外出るために ダウンまた出し
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有休を 取りて机に ただ向かい 資格勉強 遅れ詰める春
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体調を 崩せし弥生の 我が身かな 資格勉強に 微かな不安
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缶スープ 春分空けに 皆消えし 冬は静かに 終わり告げるか
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卒業の 袴纏いし 女子見たり 学業成せぬ 我に眩しき
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目立つこと それだけの者 鉈襲い 春先に下る 天の誅撃
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弥生先 走る電車の 窓曇り 今夜雪降る 予感抱けり
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流暢を 地で生きたる もんた翁 在りしの語り 今も耳残り
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新宿の アルタ閉じたる 二月末 新宿もはや 昔消えにし
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爆風が 吹きすさびたる 二月中 吹き飛ばされる 我が身は歳か
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大寒波 ホットコーヒー 買いたるも 三分経てば 冷たくなりぬ
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資格取る ちゃぶ台広げ ノート書き 不思議と見ゆる うちの手出し
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会見を 夜中までやる 愚行かな 我見ゆるのは 吊るし上げのみ
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第八はフジテレビ 台場潮風 浴びた末 黄昏迎え 寒き冬来る
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占いを 受けて示せり 進路先 僅か晴れるか 寒空の迷い
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ひさびさに アキバを歩いて 驚きぬ 店がなくなり 建て替える冬
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夜六時 駅で待ちしは 試験帰り 手応えあるか 笑い顔浮かべ
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一・一七しんさいを ガキの我知るは 朝ラジオ 震度六は 今も忘れじ
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従兄見た 高速倒れ 家潰れ 神戸の地震 早三十年みそとせ
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冬極み 車窓に見ゆる 富士の山 国の若きに 気張れ語るか
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寒風が 肌刺さりたる 成年日 されど見ざるは 振袖袴
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日が明けて オートサロンは 現実夢 今我見れば 苦闘の身なり
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またも行く オートサロンに 電車にて いつか全日 見たき願いて
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西船で 四季島見たり 睦月の日 幕張向かうに 良き気分かな
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七草に 降りしきりし 初雨は 土砂降りなりて 帰りを阻む
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街濡らす 仕事初めは 雨予報 乾きし日々も 和らぐと見て
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巳の年が 始まる年始 電車中 やはり見ざるは 振袖のひと
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我若き 頃に試用で 切られし社 晦日で見たり 未だありきを
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古守り 返しの途中みちの 教会は 変わらぬまでも 活気失くせり
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古守り 洗礼受けたる 我が身には 不要なるもの 晦日も返し行く
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