Utakata
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赤珠
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電車道 白く覆われ 朝出かけ 走りは牛歩 遅れやむなし
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都心
(
まち
)
の雪 一夜明ければ
氷化
(
こおりか
)
し 往く道阻み 悪しきとならん
2
ドカ雪で 職場残業 取りやめて 急ぎ帰れと 促す定時
6
東京に 数年ぶりの 大雪と 雷鳴とどろき 不穏を感ず
4
私立中 目下今頃 入試かな 我が身はもはや 遠き思い出
3
節分に 店に並びし 恵方巻 されど我が身は 糖尿で不可
2
不惑の身 不勉身に知り 買い求む 古文の講座 怠けを悔やみて
6
人の質 落ちるを知る わが身かな 残り人生 取り戻せるや
4
我が身恥ず 送別会の 周囲見て 我思う身に 未だなり得ず
3
大寒の 婚礼挙げる 二人かな 帝国ホテルの
階
(
きざはし
)
で写し
3
沢瀉の 御大二人の 御影見て
縁
(
えにし
)
感ずる 我が身が居たり
4
四十肩 若手と言われ 頑張るも 大寒訪れ 現実を知り
7
街中で スカート下の ジャージ履き 昔やらねど 今やむなしか
4
今日は見る 日本産の スポーツカー オートサロンの 帰りだろうか
2
道迷う オートサロンの 外人を 道案内し 心休まり
8
寒中の オートサロンは 人多し 日本人より 外人多し
3
街煙り 隣町起きし 大火事で ここまで来たり 睦月の災か
5
駅降りて 煙立ち込む 駅周り 何事なのか 盛冬の夜
3
舟歌に 雨降れ歌う 演歌姫 まだ歌い終えぬ 晦日の無念
8
駅前に 出来たる間近
楼閣
(
タワマン
)
を 寒波吹く中 見上げ見下げる
2
振袖の 女子見てみれば ギャルばかり 不良ばかりが 勝ち組なのか
2
振袖を 今年初見る 駅の中 元日でなく 成人の日に
5
七草も 粥は作らぬ 昨今で 今や作るは 明日のおかず
4
母猫の 医師より貰う 供え花 お礼と共に また涙溢れ
6
三が日 悪夢続くや 我が国は 地震激突 大火通り魔
6
不思議なり 元日今日と 晴れ着見ぬ 余裕あらずか 我が国の女子
5
また罰か 羽田で惨事 起こりたり 正月二日 次何来んや
2
初夢が 悪夢となりぬ 能登国 地揺れと津波 一夜眠れず
12
初詣 もはや行けぬと 我決める 洗礼者今日は 家に籠るや
5
元旦に 震度七揺れ 北陸で 我が国今も 罰下るのか
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