赤珠
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盆なのに ここ数年は 大嵐 されど酷暑は 未だ続きて
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驚いた 巴里五輪など ついに見ず 我も感じた 嫌悪感かな
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空見上げ 入道雲を 見て思ふ 今は黒雲 ヤバさ含めり
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天赦日に 我買い求む totoBIG されど全敗 世は甘からず
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五十年 母が産みたる 長男は 音信途絶え 我も顔忘るる
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途中下車 あの女子ひと使いし 駅なりと 面影偲ぶ 盛夏の夕べ
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結石が 我を襲いて 苦しめり 盛夏の夜中 猫身を寄せり
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幼きに ヘタレと姉貴の 声聞きし 小原女史征く 盛夏の敬礼
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普段なら 雷鳴りて 明ける梅雨 雷雨轟き これで夏来る 
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リクエスト 初めて読まれ 我嬉しき 我が青春の 曲流る夏
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梅雨明けの 熱波立ち込む 外庭は 人は居らねど 青揚羽舞い
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梅雨明けて 空晴れ渡る 我が地元 されど三月みつきの 熱波と戦い
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グラビアの 女子の水着は 店で見ず あるのは色気 なきラッシュガード
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梅雨明けは 近し海の日 街見れば 薄着の少女 活きよく歩き
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ヨドバシに 買われし西武 本店は フロア建て替え 面影消ゆ夏
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後輩の 降りる駅にて 我見るも 制服変わりて 面影は薄し
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心外な 候補当たりて 母怒り 激昂見るも 老いを憐れむ
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夕立の 訪れをみて 空見上げ 雨少ないかと 気もむ梅雨時
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文月の 訪れあれど 外の気は 水気多きに 外居りわろし
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富士講を 横目眺めて 電車待ち 浴衣姿は 初夏の訪れか
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イケメンと 軽妙巧み 使い分け 松野のあんちゃん 身罷みまかり惜しむ
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もう止めよ 夢洲の夢 万博は 各国去りぬ 不様の夏に
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我が髪を 刈り上げし後 鏡見て 白髪多きを 嘆く初夏なり
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初恋の 人の消息 知らねども 異なる町にて 過ごし聞く夏
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教養が 死語になりゆく 我が国よ 初夏の憂いは 今続きたる
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肉球を 広げ安らぐ 白猫は 夏布団で 喉鳴らしたる
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晩春に 母と悪女の 声なじみ 増山女史は 仲間の元征き
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雨続き されど梅雨には まだ早く 今年も不穏か 我が国の気候そら
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文月ふみづきの 始まり告げる 雨の下 安田記念は いと難しき
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欧米は 皆したりと ぬかす者 郷に従え 忘れたる者よ
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