赤珠
61
35
投稿数
507
小学校 卒業式の 卒袴 十二の稚女が 着たる違和感
11
黒豹は 静かに休む 春の中 目覚め上がるは 天の土俵に
8
999スリーナイン メーテルは今朝 乗り込みて 春の切符は 宇宙そらの果て行き
14
卒袴 彼女は彼と 並び立ち これからを話す 弥生中
9
伊朗イラン国 大師倒れり 戦起き ホルムズ閉まり 不安抱く春
14
ガスコンロ ついに替えたる 春始め 古コンロ替え ねぎらいかけり
13
三が日 ついぞ見ざるは 振袖の 美しきひと 今年もなのか
6
風邪こじれ 正月迎え 調子出ず 悪しき思うも 引きこもるのみ
9
東京に 聖夜前日クリスマスイブ 雨降るも 雪にならざり 悔しきかな
8
中冬に ジャンボ翁往く 報せ聞き 天へと一打 ウェッジを打ちたり
8
師走端 我聞きたるは ミポリンの 歌声耳に 一年過ぎ感ず
8
資金繰り 危機と聞かされ 慌てたる 我が物売りて 手放す初冬
6
サブカルを 梨園に広めし 亀蔵丈 一酸化炭素シビレガス襲い 惜しむ晩秋
8
また一歳ひとつ 歳をとりたる 我が身かな 初冬の風に 節々痛む
16
我ミスを 犯して今は げんなりと 木枯らし吹きて 日々悔いて居り
11
夜八時 シーリング切れ 慌て買い ヤマダで買いて いと感謝せり
7
また落ちる 資格の試験に 我嘆き 傾向まるで 成長せずと
7
父逝きて 早一年が 経つ秋も 我繁忙と 機会合わざり
12
猫舌の 我には厳し 温珈琲 冷やしが終わる 自販機見据え
10
盛秋や 自販機の茶 ホットなり 冬の近づき 少し感ずる
9
十一°C 今月端は 半袖も 下がる気温に ダウン出したり
12
霜降の 前に気温が 下りたり キャメルの上着 駅で多々見る
11
朝風が 冷たくなりし 神無月 半ば過ぎれば 寝間着も厚く
14
八丈に 台風あらし襲いし 神無月 盛秋の気は 十日ずれたる
9
中秋は 雲厚き中 狭間見ゆ 満月みつきを見上げ 我が希望のぞみ願ふ
8
またしても 凱旋門に 馬挑み 返り討ちなる ロンシャンの秋
8
院政の 予感抱きし 新総裁 秋の早苗の 背に麻生え
12
生田の地 試験行なう 丘の上 初秋の風は 我をたすくか
9
長月の ついに行なう 大神輿 もはや合わせよ 夏祭りとや
9
空青し されど予報は 雷雨なり 秋分の空 我には分からじ
8